練習日誌・スペイン体験談

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2006年1月8日 (日) 2年3ヶ月ぶりの日本

　12月27日から1月5日にかけて、久しぶりに日本に戻っていました。実家の福島に戻ったのは27日の夜8時頃で、しばらくしてから寝たので翌日は時差ぼけはありませんでした。実家の家族は元気で、祖父は病院に入っているものの思ったよりしっかりしていました。帰省していない弟とも電話で話しました。今回は色々な人と会いましたが、掲示板に来ていただいている人では、29日によこうちさんと久しぶりにお話しすることが出来ました。この日はサイさんとkicoeさんともお会いする予定でしたが、あいにく都合でよこうちさんと二人だけで飲みに行きました。新宿で待ち合わせたのですが、南口が一つしかないと私が勘違いしていたせいで1時間ほど遅れて合流。やはり東京の規模はマドリッドよりはるかに大きいです。それでもスペインでの話を中心に、楽しい時間を過ごすことが出来ましたね。1月4日には成田に出る直前に実家の友人から電話があり、ぎりぎり顔を合わせることが出来ましたが、彼は私がスポーツをしている姿を知らないため、陸上や野球をしていることについて驚いていました。他にも父方の叔父叔母、そしていとことも久しぶりに電話で元気でやっている事を伝えることが出来ました。

　さて、久しぶりに日本に戻ってきて感じたのは、街中がスペインに比べ非常に整然としているということです。余計なものが無いというのでしょうか、改めて日本の環境の良さに気付いた訳です。また今回日本のインターネットカフェを初めて利用しましたが、各コーナーが完全に仕切られており、非常にゆったりとした空間であることに驚きましたね。どのネットカフェもそうなのでしょうか。スペインでは机にパソコンが横並びに置いてあるだけなので、当然ながら隣の画面も丸見えです。やはりプライバシーを過度に意識する日本人の国民性が、ここにもはっきり表れているような気がします。30分で300円というのはスペインよりずっと割高ですが、あの環境でコーヒーやジュースが飲み放題ということを考えれば、その位になるのかなと思います。

　食べ物も、スペインには無い缶コーヒーやカップラーメンといったものを久しぶりに沢山味わい、太ったかなと思いましたが、毎日街中を歩き回っていたせいか体重は全く変わりませんでした。写真も何枚か写したので、また公開したいと思います。とにかく家族や友人に近況を直接伝えることが出来て、楽しい10日間を過ごせたと思います。

2005年12月29日 (木) 初の日本からの体験談レポート

　27日の昼ごろに日本に戻ってきました。出発時には1時間半も寝坊するハプニングがありましたが、結果的には予定通りの帰途でした。実家の方は、あいにく母と祖母が祖父の介護疲れのせいで食事を作れる状態ではないのですが、カップラーメンでも久しぶりになるのでそんなに問題ではありません。今日の夜はネット陸上仲間のよこうちさん達とお会いし、明日以降も色々な知り合いと会う予定でいます。
　久しぶりに日本に戻った感想ですが、日本は駅や街が小ぎれいですね。合理的に整然としている感じで、マドリッドとの違いが大きく分かります。とにかく、あと1週間は日本での生活を楽しんでいきたいと思います。

2005年12月24日 (土) スペインの誕生日パーティー

　23日に34歳になりました。スポーツ界ではベテランの域ですが、私自身は陸上選手としてはまだまだこれからという意識が強いので、老け込んだ感覚というものはありません。
　さて誕生日というと、他の人からプレゼントを貰い自分は何もしなくてもいいというのが日本での感覚ですが、スペインはじめヨーロッパでは逆になります。つまり自分でケーキや飲み物を用意して、友達を招待するという形を取ります。学位審査会の後の小パーティーでも同じ形式ですが、私はマドリッドに来た当初は知りませんでした。よって来た直後の誕生日の日には何も持っていかなかった訳で、当然研究室でのパーティーもありませんでした。これは日本とヨーロッパの考え方での大きな違いの一つで、「祝ってもらうんだから自分はお客様」という発想はヨーロッパにはないようです。例え友達同士であっても自分から積極的に招待する、これはヨーロッパ人の自己アピールの強さと何か関係していそうですね。

2005年12月18日 (日) 3週間ぶりにランニング

　今日のマドリッドはかなり暖かい陽気だったので、久しぶりに自転車用バンクを走りました。軽くジョギングでもと思いましたが、折角なのでやや追い込んだペースの3000m走を実施しました。走るのは11月末から3週間ぶりで、15分を切るのがやっとかなという思いとは裏腹に13分26秒の好タイム。かなり苦しい走りだったもののキロ4分30秒を切るペースで驚いています。最初の400mが1分41秒、その後もほぼ1分48秒ペースを維持するという内容でした。実はマドリッドに着てからは、このペースでトラックや平地を走ることはなく、10キロで42分台を出した時も起伏のあるロードコースの4キロが最高キロ4分30秒ペースだったと思います。それでも現状でこの状態ということは、1月以降の冬練による強化で2月の1500mや3000mはかなり期待できそうです。
　ただ久しぶりに走ったせいか、今日のペースでも負担が大きく終了後は太腿がピクピクいっていました。出来れば来週もう一度走っておいて、涙の冬練に備えたいと思います。

2005年12月16日 (金) 暖かい生活が戻った

　3回連続でガス給湯器の話になりますが、水曜日に新しい機器が取り付けられ完全に暖かい元の生活が戻ってきました。夏場なら多少シャワーの出が悪くても問題なかったのですが、この時期ですから私達もイライラしていました。まあ私がミスをして壊したこともあるので、管理人から説明書をよく読むようにと言われました。何はともあれ10日ぶりに復活しましたが、古い方の給湯器の残骸がまだ残っており、シルビアが「洗濯物を干す場所がない」とブーブー言っていました。私としては、ちょっとどかせておけば何の問題もないとは思うんですが。
　ちなみに新しい給湯器は日本円で約17万円。勿論全て管理人の支払いです。もし私達が払う事になったら、3人でマドリッドの変を起こして潔く刑に服したいと思います。

2005年12月10日 (土) 再び玉砕したガス給湯器

　月曜の夜に修理して正常に稼動していた給湯器ですが、火曜日の夜中に突然ゴゴーという音を立てたかと思うと機械の下から熱湯が噴出しました。私とシルビアが慌てて機械をストップし、幸い大きな事故にはなりませんでした。実はこの直前にシルビアが「ガスの知識がないのに修理したので、本当に大丈夫かどうか不安だ」と言っていた矢先に起こった出来事で、噴出した熱湯を処理しながらシルビアは文句を言っていました。しかしこんな状態になるとは私も思っておらず、これ以上自分たちでは解決出来ないという事で、翌日専門の技術者を呼ぶことにしました。

　点検してもらった結果、機械自体が古くて熱湯を十分に作れないので交換する必要がある事が分かりました。そして給湯器を使う際、必ず守らなければならない事があると気付きました。それは、暖房を使う時には家の中の暖房の70％は開けておかないといけないということです。現在私達は8台の暖房を持っているので6台は常時開けておくということですが、電流と同じで例えば1台しか開いていないとそこにだけ熱湯が集中するため給湯器に異常な水圧がかかります。実際火曜の夜は2台しか暖房は開いておらず、加えて給湯器が古いとあって水圧に耐えられず熱湯が飛び出したと考えられます。よく考えれば当然の事ですが、暖房の開閉によって配給される水量も調節されると思っていたので私は気付きませんでした。来週に取り替えてもらうまでは、管理人に買ってもらった小さな温風器で代用することになりました。

　さて火曜日から水曜にかけての間、あいにく管理人がマドリッドにいなかったためガス会社や業者への連絡はほとんど私がやりました。他の女の子に頼んでも良かったのですが、私が修理した直後に壊れたという事もあって、私が引き受けることにしました。今回は10月に買った携帯電話が大いに役立ちましたね。というか携帯がなければ死んでいました。水曜日も連絡がスムーズに取れたおかげで、昼間のうちに給湯器は復活。電話がよく聞き取れない事もあったものの、最終的には解決したので問題なしですね。

2005年12月6日 (火) 気合で修理したガス給湯器

　先週土曜日の午後から、共同部屋の給湯器が故障して暖房とシャワーが使えない状態が続いていました。機械が異常な騒音を立てるのでモーター部の故障かと思われ、とにかく管理人に電話したところ月曜には修理に人が来るということ。とりあえず日曜日は我慢して翌日に期待していましたが、結局昨晩は修理の人は来ませんでした。再び怒りの電話を管理人に入れたところ、何回か連絡を入れているのに通じないと無責任な事を言っていました。すでに夜の9時でしかも火曜日は祝日なので、早くても修理に来るのは水曜になってしまいます。他の女の子も困っておりもうこれ以上は待てないということで、私が給湯器の中を見てみることにしました。
　
　ガスの出口部分はそれ程汚れておらず、騒音はやはりモーター部分からのようですが、外すのは大変でどうしようかと色々といじっていました。しばらくして温水管の部分に付いているツマミを開いてみると、シューという音がしました。以前からこのツマミがあるのは知っていましたが、何のためかは分かりませんでした。ただガス管のツマミでないことは配管構造から明らかなので、このツマミを開けたまま点火してみると、何と以前の騒音は消え正常に稼動し始めました。結局原因は温水管に何かが詰まっていたためモーターが異常回転していた騒音だったようで、ツマミを開いたことで流れ去ったと思われます。そういう訳で、ガス器具の中など一度も触ったことのない私が30分ほどで修理してしまい、依頼していた人はお役御免ということになりました。一見複雑そうな構造ですが、配管を調べて色々と試してみればあっさり解決するものなんですね。

　こうして2日振りに暖かいアパート生活が戻ってきました。

2005年12月3日 (土) 自己意識の違い

　以前にもこのコーナーで書きましたが、スペインに限らず諸外国では日本の科学技術に対する評価は非常に高く、日本は何でも世界一というような風潮すらあります。確かに技術の高さは世界指折りですが、私も2年間色々な国の人と話をしてきて、これは日本人とは違うなと強く感じることがあります。それは自分が何をしたいか、あるいはどうありたいかということに対する目的意識の高さです。
　スペインでは、大学の学生は勿論仕事をしている若い人でも目的意識がはっきりしており、自らの言葉として表現します。授業をさぼったり授業中に漫画を読んだりすることは絶対無いそうですが、これはまさに目的意識の違いの現れでしょう。日本ではそういう姿勢は「かっこつけ」というような見方をされ、変な人間とか自己中心的ということで片付けられる場合が多いように思います。私もそういう環境の中で育ってきて、特に学生時代はのんべんだらりと過ごして来ましたから、いざ自分の目的意識を表現しようとするとうわべだけのものになってしまい、最終的には壁に当たります。日本ではコネや人間関係などで何とか事がうまく運んでも、海外ではやっぱり通用しないということを痛感しています。それも「何でもやります」というアピールではなく「こういう事が出来て、こういう事がしたい」というあくまで自分自身を前面に押し出すものです。この場合相手が興味を持ってくれなければそれで終わり、という考えもありますが、それなら興味を持ってくれるところを探すという位でないとだめなのでしょう。スペイン人学生の就職活動の様子などを聞いていると、それが良く分かります。

2005年11月30日 (水) カットしにくいアジア人の髪質

　日曜日に散髪に行ったのですが、従業員が私の髪は非常にカットしにくいと言っていました。理由は髪が前向きに生えているためまとまりにくいからだそうで、アジア人特有の髪質だという事です。
　そう言えば、私が初めて髪型に気を遣うようになったのは髪を伸ばし始めた高校生になってからですが（中学時代男子は強制的に坊主頭）、整髪料を付けても前髪が時間と供に額に垂れて来て、なかなか前髪をバシッと立たせることが出来なかったのを覚えています。もう15年前以上になりますが、皆さんも当時の流行の髪型を覚えていらっしゃいますか？髪の薄くなった現在でも前髪を上げて額を出していますが、徐々に垂れて来てしまいます。スペイン人でも髪の薄い人が割と多いですが、言われてみれば髪の生え方は私とは違うようです。そういう訳で従業員が違和感を感じたのだと思います。
　なおカットしにくいのはあくまで髪質のせいであって、ハゲているからでは決してないということをお断りしておきます。

2005年11月26日 (土) 今シーズンのスプリント練習は終了

　今日の練習で、年内中のスプリント系の練習は終了です。今日は手袋が必要な位の冷たい風が吹き付けるコンディションで、800mペースの300mと9割ペース位の200mを走るにとどめました。タイムは51秒5と31秒7で、300mは前半向い風の中やや突っ込んだ走りとなり後半消耗しました。200mはぎこちない動きながらも追い風に助けられたタイム。今日の天候でも入念にアップを行えばより速いペースでの練習も出来たと思うのですが、気持ちが今一つで遅いペースのインターバルに変更しました。
　スペインは現在ロードレース真っ盛りですが、私は1月からの冬練期間中もロードには出場しないつもりです。前にも書いたように、2月のマドリッド選手権で1500m5分切りを目指したいので、それを念頭に置いて1月のメニューを考えて行きたいです。

2005年11月23日 (水) ある最低野郎の詩

　今日はスペインに滞在しているという最低野郎についてお話したいと思います。スペイン語で乾杯を表す「チンチン」という言葉が日本の放送禁止用語ということは、スペインではかなりの人が知っています。これを聞いたある日本人は、調子に乗って女性の場合はどう言うかも教えているということです。実はこの不滅の放送禁止用語は、スペイン語では「片腕のない人」を意味しますが、特に差別的なニュアンスはないそうです。
　また蝶の事をスペイン語では「マリポサ」と言いますが、ある日本人が日本語では「ちょうちょ」と言うんだと教えたところ、それはスペイン語では不滅の放送禁止用語になるという事。それを色々な人、特に若い女の子に教えて一緒に連呼（日本語の方）しているそうで、これまで度々死刑判決を受けてきました。しかしそれに臆することなく、今日まで伝道に至っています。ちなみにこの日本人はマドリッド在住で、陸上競技場や1マイルレースによく姿を見せているという事です。

2005年11月19日 (土) 自転車用バンクはやはり走りにくい？

　今日も自転車用バンクで練習し、150m×3（10分レスト）を行いました。タイムは22秒2、21秒6、21秒3と400m前半ペースとしてはまずまずですが、路面がはがれている箇所がかなりあり、スプリントペースだとちょっと怖いという気もします。実際コースが少し気になるので、追い込んだ練習時には向かないかもしれません。シーズン中の少なくとも週末は、トラックで練習した方が走りに集中出来そうですね。夜は照明がある中でも危険な感じがしますが、一度走ってみて駄目そうなら別の場所を探すしかありません。
　来週末の練習で年内のスプリント練習は終わりにし、12月中は週1回のジョギング程度の完全オフにします。なお「今までのもオフみたいなもんじゃなかったのか？」というのは勘弁してください。

2005年11月13日 (日) 今日も自転車用バンクで練習

　現在のアパートに引っ越してからは、ずっと自転車用バンクで練習しています。先週は300m1本のみで43秒4、今日は200m×5を200mジョグつなぎで行ってみました。200m×5の方は35・38・37・36・35と全て35秒でこなすのは難しい状態ですが、ジョグのスピードも81秒から96秒位までに落ちています。心拍数は計っていませんが、同じ時間の完全レストよりずっと負荷が大きいのは確かですね。冬練中は300m×10のペースが60秒弱という事を考えても、この200mインターバルは35秒ペースを目標にしていく必要があるようです。400mの冬練メニューとしてもいいペースなのではないでしょうか。

2005年11月9日 (水) 炎の奨学金＆他のポジション探し

　何回か掲示板などにも書いていますが、来年3月で現研究室との契約が切れるため、現在奨学金や他のポジション探しを始めています。まずは現研究室への残留が希望なので、新たなる奨学金探しを優先しています。9月に日本の財団が出している奨学金に申し込みましたが、他にも日本、スペイン問わずに可能性があるものは応募していきます。同時に関連分野の研究室で研究員募集を行っているところがあれば、メールで問い合わせて履歴書を送るでしょう。3年前に留学先を探していた時もメールで履歴書を送りましたが、15件くらい当たって唯一きちんと返答が来たのが現在所属している研究室です。骨の折れる作業ですが、やはり自力で仕事を探すとなると当然の事でしょうね。

　さて研究職が見つからない場合もあるので、他の可能性を考える必要があります。私は現時点ではスペイン残留、それが駄目な場合はスペイン語圏での仕事を考えています。せっかく今まで身に付けてきたスペイン語を今後封印してしまうのは、余りにももったいないと思っています。勿論日本国内でも使う機会はあるでしょうが、やはり生活や仕事の手段として使っていきたいのです。そこで色々と調べてみたところ、南米では国籍を問わない生物系教員の募集がたまに出ていることに気が付きました。勿論この場合は授業を担当出来るだけの語学力が必要なので、今のままでは駄目でしょう。しかしスペイン語版の生理学のテキストを見てみましたが、予備知識はあるため辞書を使えば自分では理解出来ます。特有の表現法を身に付ければ、授業も何とかなりそうな気がしています。実際の可能性としては研究職よりさらに低いように思えますが、今までの経験をフルに生かすという意味では魅力的なので、応募資格がある限りは検討してみたいと思います。

　不安定な状態は続きますが可能性ゼロではないのは事実なので、自暴自棄のいじけ虫になる事なく見つけ出して行きたいと思います。
　　

2005年11月5日 (土) マジンガーゼットを知っていたスペイン人

　新しいアパートの女の子二人は気さくな人で、楽しく生活しています。34歳のシルビア、そして同じ研究所の大学院生ベアトリスですが、この前シルビアと日本のテレビ番組について話した時、「マヒンゲルセタを知っている」と言いました。最初何の事だろうと思いましたが、「マジンガーゼット」の事だと分かりました。アルファベットで「MagingerZ」と書くと、スペイン語読みでは「マヒンゲルセタ」となるのですが、「gi」は「ヒ」、「Z」は「セタ」と発音するため日本語や英語とかけ離れた言葉になってしまいます。放送されたのは２０年前という事です。スペインでは、ハイジ、クレヨンしんちゃん、ドラえもん、ドラゴンボールなどが有名ですが、マヒンゲルセタも放送されていたんですね。
　以前にもこのコーナーで話したように、海外では日本のアニメの評価は高い一方で、政治や社会、時には王室を風刺した番組の質はスペインの方が上だと思います。私は少ししか理解出来ませんが、結構笑える番組です。日本ではこういう番組は受けが悪いのかタブーなのか分かりませんが、プライバシーを過度に意識する国民性も関係しているように思えます。一方スペインではこういう番組も功を奏しているのか、国民の政治に対する関心も高いようですね。日本でもワードショー的な政治面の取り上げ方ではなく、欧米を見習って新しい企画をすれば政治離れにも歯止めがかかるのでは？と考えています。
　以上、日本にいるときは政治に殆ど関心のなかった管理人のコメントでした。

2005年11月1日 (火) 引っ越し先は良い環境

　先週土曜日に、大学の近くの地区の共同アパートに引っ越しました。今回も学生寮に入れるまでの暫定的な居場所の予定ですが、割と閑静な住宅街で環境はかなり良いですね。駅までは歩いて15分かかりますが、これは以前住んでいたアパートの時と同じで問題なく、バスの便も良いです。また近くには店が並んでいるモールの様な場所もあり、買い物にも問題がありません。

　そしてすぐ近くに1周400mのトラックがありますが、これは自転車競技用で全てコンクリートのコースになっています。しかしレース日でなければ誰も自転車を走らせていないので、陸上の練習に使えそうな雰囲気。早速到着したその日に400mペースで200mを走ってみましたが、1周400mコースはコーナー部が急な勾配になっているという自転車レース様の設計。かなり走りにくく、29秒3というタイムでした。一番内側の平坦コースは柵の柱の間隔が2mという事から計算して1周385mで、200mや300mなども距離も設定出来ます。よってこの内側コースをスプリント練習に使うのが最適でしょう。翌日には200m×5（100mジョグつなぎ）を試してみましたが、35～38秒のペースだったので勿論問題無しでした。ただいずれにしてもコースが濡れていると滑って危険なので、タータントラックに行く必要がありますね。ちなみに去年まで使っていた400mタータントラックは、バスで10分位の所にあります。

　さてアパートの方ですが他に2人の女性が住んでおり、一人はとても気さくな人です。私より年上のようで、色々と教えてくれますがベラベラ星人並みによく話します。もう一人は実家に帰っているようでまだ会っていませんが、紹介してくれた教授が言っていた「殆ど話をしない変わった女の子」というのはこの人なのかも知れません。しかし彼女も数日前に入ったばかりとの事で、教授が以前住んでいた人と混同している可能性があります。いずれにせよ一人は気さくな同居人で良かったです。
　
　こんな感じではありますが、しばらく共同アパート生活を楽しんでいきたいと思います。