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練習日誌・スペイン体験談のページです

2012年12月22日 (土) 冬練開始を前に
 今年も残すところ1週間余り。同時に冬練開始まで近くなってきました。この12月は完全休養ではなく、週末にジョグをしたり軽めのバウンディングを行ったりと、体を動かす状態を続けて来ました。よってスムーズに冬練に移行できるのではと思います。

 その冬練での予定は、1月中は体育館での持久走とバウンディングを考えています。300m60秒のインターバルも予定していましたが、体育館だとこのペースでもコーナーで足首にかかる負担がかなり大きく、故障につながりそうなので行わないことにしました。この1月メニューの成果を2月3日の室内1500mレースで確認します。今回は200mトラックの実施でスパイクも着用可という事なので、体育館13周だった前回より大分走りやすいと思われます。ここで5分20秒位のタイムが出れば、冬練の第一段階としては合格です。その後はシャトルランやキックアップ走でスピードアップを図り、雪が消える3月下旬からロード練習を開始したいと思います。

 故障なく上記の冬練をこなしスピード練習に入れれば、今シーズンのように4月下旬での好記録も可能です。勿論その後も故障しないように気を付けないといけませんが、まずは1月から3月のトレーニングが大きな基盤になることは間違いありません。
2012年12月15日 (土) 26年前の写真
 皆さんのおかげで、このホームページも訪問者がのべ1万人に達しました。記念の1万人目はツチヤ先生でしたが、今後も2万件、3万件を目指し地道に続けて来たいと思います。
 
 さて、ホームページには10年前の100mレースの連続写真を掲載しています。現在もほぼ同じフォームです。陸上を始める前の走フォームとしては、実は中学3年時のスポーツテスト50m走の写真が残っています(http://tsuchiya400m.sakura.ne.jp/50mrun.pdf)。卒業アルバムの1枚で、たまたま私の組を写したもの。スキャナーで読み取って拡大したため、ややぼやけてはいますが、必死に前傾を保とうとしているのがはっきり分かります。162cm・53kgという体型(現在は167cm・58kg)で、美術部所属だったため運動には全く無関心でしたが、それでも人生初の7秒台で少しうれしかったのを覚えています。当時は力を入れて走るのが短距離走という考えで、現在とは全く違った意識でした。これは大学野球部時代も同じで、リラックスしてこそ効率良い全力疾走が可能になるという事は陸上を開始して初めて気が付きました。これが100m12秒台を実現した源だと思っています。

 全力疾走中の写真というのはなかなか持っていないものですが、現在の自分と比較する意味でも、この1枚は本当に貴重だと思いますね。
2012年12月9日 (日) 今年のザ・ワード
 早いもので、2012年も残すところ3週間ほどになりました。例年通り私にとってのザ・ワードを考えてみたいと思います。ちなみに過去3年のザ・ワードは以下の通りでした。

 2009年:男女混浴レース
 2010年:イサシマムラ・ウチスリンコ先生
 2011年:伝説のツチヤ先生

 今年も体育祭のリレー、大学初の英論文発表と色々な面で大学のために頑張ったツチヤ先生。そんな中で、サングラス先生方のご批判も覚悟の上ですが、以下のザ・ワードがふさわしいのではないでしょうか。

  2012年:女子大のノブハル・アサハラ

 今季は400mがボロボロ中のボロボロだった中で、100mで12秒台をキープできたのが唯一の光でした。5月の学園総合体育祭では、昨年に引き続き女子大教職員チームのアンカーに。炎の疾走に学生の目が星のように輝いていたのは言うまでもありません。40歳になっても100mで12秒台を・・・というのが陸上開始からの目標だっただけに、何とか自称・女子大のアサハラとして面目を保てたかと思います。

 しかし欲を言えば、やはり「女子大のススム・タカノ」を自称したかった。そのためには、最低でも400m60秒切りは最低ライン。現状で自称したのでは、自己嫌悪に陥ることは間違いありません。もう一度冬練で体を作り直して、年間を通して故障なく過ごすこと。これが来年の大目標です。
2012年12月2日 (日) スペインの現状
 スペインから帰国して3年半ほどが過ぎました。その間にスペイン経済は大きく落ち込みを見せ、ニュースでも頻繁に市民デモの様子が報道されるようになっています。私も6年近く住んでいた国だけに動向は気になります。という訳で、数日前に久しぶりにビデオ通話でスペイン時代の教授に連絡を取ってみました。

 教授は元気な様子で、久しぶりの私からの連絡に嬉しそうでした。マドリッドは他地区に比べると失業率は低いようですが、それでも13%という事。教授の給与も2割落ちたということです。日本で言えば国立大学の研究所に相当しますが、やはり経済恐慌の余波が押し寄せていますね。大学院生や博士研究員は海外に活躍の場を求めているということですが、一般の人はなかなかそうはいきません。日本円にして月給6万円ほどで生活する人が多いそうです。物価が日本並みということを考えると、これはとても厳しいですね。ちなみに教授の奥さんはギリシャ出身の研究員。ご存知のように母国も経済状態が破たんしていますが、スペインでの現状もひどく、今年は6か月間給与が出ない時期があったそうです。幸い教授の給与で生活は出来ていますが、彼女のような年次契約形式の研究員はさらに不安定ですね。年月はかかるでしょうか、少しずつこの国が復活してくることを祈っています。

 私も近況を伝えながら1時間近く会話を楽しみましたが、「スペインにいた時よりスペイン語が上達している。」と言われました。私も2年以上はスペイン語を口にしておらず、単語も少しずつ忘れていますが、まだ頭にリズムが残っているせいか結構スラスラと話せましたね。でも、以前より上達しているというのは意外です。やはりワタクシは語学の才能があるの・・・あっ、サングラス先生、ご不満のようで!

「当たり前や。こないだから自慢話ばかりしおって、非常にムカついておる。ワシらをお前の大学の陸上部顧問にしてくれれば許してやるが。」
「(とても小さな声で)それは100%ありえません。」
「よく聞こえん。何だと?」
「ま、前向きに検討させていただきマース。」

 ツチヤ先生ですら顧問になれないのだから、サングラス先生の就任はあり得ない。とりあえず適当にごまかし続けて忘れて頂こう・・・・
2012年11月24日 (土) 陸上部の将来
 先週は人気者のツチヤ先生のお話をしましたが、今日は本学の陸上部についての話です。ちなみにツチヤ先生は顧問ではありませんので、ご安心下さい。

 現在陸上部には何人かの部員は所属しているものの、実質的な活動はありません。姿を現すのは文化祭で出店を開く時などです。調べてみると、本学の最後の試合出場は2009年の東北地区学生大会です。当時は2年生以上の出場だったので、現在の在校生で試合出場した選手は一人もいないことになります。最近は申し込んでもキャンセルなどがあるようで、復活の目途は立っていません。決して素人集団ではなく、むしろ高校時代の経験者は多いのですが、再スタートしようというモチベーションが上がらないようです。逆に高校時代までの経験があるので、私のように一人で練習をこなして試合に出ようというのは違和感があるのかも知れません。私が普段使っている300m土トラックも、かつての上空写真を見るとかなり整備されていて、幅跳や投擲も可能な状態でした。それも今や遺跡状態で、注意して見ないと雑草に埋もれていて気が付かないほどです。トラックの脇の方には、完全に錆びてもろくなったハードル。幸いトラックだけは私や附属高校スキー部の練習で利用されていて生き残っています。

 5年ほど前までは東北地方ではそこそこ有名な選手もいたようで、素質的には現在の部員も変わらないと思います。部活動が盛んな大学ではありませんが、少しづつ復活出来るよう見守っていきたいと思います。
2012年11月17日 (土) 真実
 これからお話する事は、作り話ではなく100%真実であります。普段吹聴しているワタクシの人気が実際いかほどなのか、知って頂くために公表します。サングラス先生方の怒りも頂点に達しようかと思いますが、まずは最後まで読んで頂き、その後で大暴れをお願い致します。

 本校では2年に一度、各教員の授業評価が行われます。かつての一方的な大学講義形式が見直され、学生からの評価を基に教員の努力を促すという方針が文部科学省からも通達されています。各科目ごとに、授業の内容・科目名との一致・教員の熱意・教材の適切さなどを5段階評価し、平均点を算出するものです。私は実習を含めて4科目担当していますが、いずれも学科の平均点を大きく上回る評価になっています。具体的な学生のコメントを見てみると・・・

「分かりやすくまとめられていて理解しやすい」
「丁寧な教え方で分かりやすい」
「全く実験は嫌いだったけど克服できた!」
「先生が好きでした」
「全部の科目をツチヤ先生が教えればいいのにと思う」
「授業が面白くて、毎回楽しみだった」

 などなど・・・悪い評価が全くありません。時々プリントの印刷が見にくいなどという意見はありますが、授業そのものに対しては学内一の評価をもらっています。私が担当しているのは生化学・生理学といった基礎科目で、苦手とする学生は非常に多いです。しかし概念や本来の意義を理解することで目には見えない現象を理解することが出来ます。決して専門用語や化学式の暗記では身に付かない、という事を学生にも知ってもらわないといけない。その結果が私の今の授業内容につながっているのです。

 以上、授業は楽しいし、体育祭ではヒーローだしというツチヤ先生のお話でした。そして来たるべきサングラス先生の襲撃に備え、三沢基地に戦闘機の出動要請をしておこうと思います。
2012年11月10日 (土) 400m不調の原因を解き明かせ
 明日予定していた仙台大学記録会はキャンセル。気持ちが乗っていない状態では遠征しても仕方ないと判断し、オフ入りとしました。

 今年を振り返ってみると、400mで昨年の雪辱を果たすどころかさらに記録を落としてしまったシーズンになりました。2回走って62秒台と64秒台と、陸上を始める前でも出せたようなタイム。スピードが衰えているならともかく、100m12秒79・200m25秒70(追参)なので寧ろ好調なシーズンでした。この腐った持久力にはサングラス先生も怒るどころかあきれ顔。夏以降の練習量は問題なかったのに、なぜこのような事になってしまったのでしょうか。冬練からの流れをチェックしてみて、一番大きな問題は以下であると考えています。それは・・・

        「6・7月の練習に問題あり」

 故障の影響で殆ど練習をこなせなかった5月。6月に練習再開した時には、スピード以上に持久力が冬練スタート時並みに落ちていました。徐々にスピードアップする方針で1500mペースのインターバルから開始したのは正解でしたが、すぐに800mペース→準スプリントペースと上げていったため、ベースが弱い状態でスプリント練習に入ってしまいました。実際、準スプリントペースの400m×2などでは2本目の落ち込みが大きく、これは1500m・800mペースの持久力不足に起因しています。過去を振り返ってみても、私の場合は冬練で少なくとも2ヵ月間中距離ペースでしっかり追い込んだシーズンは、春先には400mでもそこそこの記録が出ています。今年も練習再開時に体力が落ちていたことを考えると、6・7月はじっくりと400mの基礎持久力養成に取り組むべきだったのでしょう。それでも秋の試合には十分間に合ったはずです。まずは故障で長いブランクが出ないよう気を付けるのが大事ですが、仮にそうなってしまった場合も、上記したように対処法を見いだせると思います。

 以上が今季の総括です。来年こそは女子大のアサハラならぬ女子大のタカノを目指して頑張りたいと思います。
2012年11月3日 (土) 来週は出場せず
 来週末の100m・幅跳びに向けての最後の練習。雨の影響で平日・今日とロードコースの練習となりました。

【水曜】100m×5:16.0・15.8・15.8・15.8・15.8(100m歩きレスト)
【土曜】100m×3:15.4・15.0・15.2(100m歩きレスト) 3.3km持久走:15分39秒

 水曜の練習のアップ時に太腿前面に違和感を感じ、大事を取って流し程度のスピードで行いました。今日の練習は下りで追い風の下で実施。タイムが出るはずの条件ですが、14秒台後半すら出ません。冬の近さを感じる寒さとはいえ、もはやバネ切れの状態。これでは強化が望めない状況です。よって1セットで終了、来週末の出場はキャンセルすることにしました。とりあえず11月中は体を動かしておこうと、久しぶりの持久走を行いました。最低限のキロ5分ペースは楽にクリア。ただ400mの基礎持久力ということを考えると、冬練中は今日より1分は速いペースで走れるよう仕上げたいもの。体育館でも実施できるので、1月中は持久走メインにしようと思います。

 前回の400mレース以降、故障は出ていないものの、脚の疲労が大きくなっているようです。しっかり回復させて、来たる冬練に備えようと思います。
2012年10月27日 (土) 今季最後のご登場を信じて
  「ワシらの事かね?今季最後なんて遠慮せずに年中いつでも呼んでくれや。」

 オスッ、サングラス先生は呼びもしないのに勝手に来やがって心の支えでありますが、今回ご登場願いたいのはバネの神様であります。11月11日の仙台大記録会が今季最終戦。100mと走幅跳に出場予定とあって、平日は体育館でのバウンディング、そして今日は100m×3×3を行いました。

【火曜】ジョグつなぎバウンデイング40m×10 4分43秒
【土曜】100m×3×3(100mウォークつなぎ・セット間20分)
    14.6・14.9・15.3+14.7・15.1・15.4+15.2・15.4・15.5

 バウンディングはこれまでのタイムを大幅更新。シューズを新調したので着地の際に滑らず、加えて冬練時よりスプリント力が良いのが理由でしょうか。さすがに持久力が落ちていて1セットでヘロヘロになり終了でしたが、良い練習が出来ました。しかし今日の100mインターバルは不調。動きにスムーズさがなく、ほぼ全力ペースなのに14秒台後半が3本だけ。平均で14秒台前半でこなしてこそ練習効果も大きいのですが、とりあえず予定の本数はクリアし、追い込んだ練習になったのは良かったです。

 来週末を含めてさらに2回追い込んだ練習を行い、その後バネをためる。このバネの神様の力を借りて100mと幅跳びで好記録を出したいものですが、ただ気温が低くなってくるので、故障に注意しながら今季最後の練習をこなしたいと思います。
2012年10月21日 (日) 何かがおかしい・・・今季最終400mレース
 今日は弘前市選手権の400mに出場。400mレースはこれが今季最後となり、この1か月間の強化でどれだけのタイムが出せるか、楽しみでもありました。心配していた雨には降られず、風が強くて寒いものの、出場には差し支えないと思っていました。

 私は高校生4人とともにスタート。前半はリラックスしながらも積極的に・・・と心掛けますが、バックストレート地点で大きく遅れを取ってしまいます。さらに強い向かい風もあってガクッと減速、ラスト100mでは普段では考えられないくらいの大差が付いていました。ゴールと同時に60秒は絶対に切れていないことは分かりました。そして正式タイムは・・・

    「64秒44」

 考えられないような自己ワーストタイム。サングラス先生も怒りを通り越して呆れたという様子。前回に比べれば良い練習は詰めたと思っていたのに・・・何かが完全に狂っている状態です。先週末からの体調不良がまだ回復していなかったのでしょうか。もしそれならば問題ないのですが、そうでなければ1年間の練習の流れから考え直さないといけません。4月には追い風参考ながら200mで25秒70をマークしており、冬練から春先の練習は問題なさそう。やはり、その後の故障から復帰した6・7月の練習に問題があるという事でしょう。徐々にスピードアップするのは良いとして、その練習量が不足していました。私の場合、冬練では中距離ペースのインターバルでしっかり基盤を作ることに専念しますが、今年の6・7月はその基盤が弱い状態で短距離ペースに移行してしまいました。勿論故障しないようにすることが重要で、来季の課題としなければなりません。

 今季も400mの60秒切りは全く果たせませんでした。11月11日には仙台大記録会の100m・走幅跳にエントリーしています。ここで良い成績で締めくくり、サングラス無き平和なオフを迎えようと思います。
2012年10月13日 (土) 練習決行の結果
 あっという間に日が暮れる時期になりましたね。夕方5時台はもう暗くて走れないので、今週水曜日は異例の昼休み中の練習。今日の練習と併せて、以下のような内容でした。

【水曜】100m×5(100m歩きレスト):14.7・14.8・15.2・15.0・16.1
【土曜】200m×3(10分レスト):29.3・30.1・30.7
300m土トラック、アップシューズ

 水曜は速いペースでかつ短時間で終わるようにと連続5本にしましたが、追い風の割にタイムは今一つ。14秒そこそこでスタートさせないといけないメニューです。昼休み中で時間に余裕がなく、バタバタしてしまうのも原因かと思います。今日は3週連続となる200m×3。トラックは先週同様に湿っており、風は今回は逆に後半100mが向かい風。それでもタイムは先週と殆ど同様でした。ただし全て30秒以内というuchis先生の勅命違反。ヘロヘロになる中で鉄拳炸裂でしたが、レース1週間前練習としては最低限の内容はこなせたと思います。

 ・・・しかし昨日から体調が少し悪い中で練習決行したせいか、帰宅後に38度まで熱が上がってしまいました。幸い歩けないほどひどいという訳ではないので、明日はゆっくり休養して月曜の出勤には間に合うようにしたいものです。ツチヤ先生の授業を心待ちにしている女子学生のためにも。
2012年10月7日 (日) お散歩ゆうちゃん
 昨日は雨だっため今日の午前中に練習を行いました。ややトラックは湿っていたものの滑る心配は無さそうなので、先週と同じで10分レストの200m×3を実施しました。

 29.4・30.0・30.9(300m土トラック、アップシューズ)

 前半がかなり強い向かい風。そして起床して間もない時間帯でもあったせいか、1・2本目は前回ほどペースが上がりませんでした。結果的に3本目の落ち込みは小さくて済みました。乳酸乃大王の度合いも先週ほどではありませんでしたが、ヘロヘロ大臣は登場して倒れ込むほどだったので、最低限のペースでの400m練習は出来たと思います。レース1週間前となる来週末は、28秒台・29秒台・30秒台目標に頑張ってみようと思います。

 今日はゆうちゃんとママも久しぶりに見に来て、3本目終了後直後の苦しい中でゆうちゃん相手に遊びました。歩けるようになってからは初めてのトラックで、芝生の敷地内をヨチヨチと歩き回っていました。周りをキョロキョロしたり、飛んでいる蝶を捕まえようとしたり・・・興味津々の様子です。秋本番で外で遊ぶにも最高の時期ですね。これから行動範囲が広がるにつれ、色々な事を覚えていくでしょうね。
2012年9月29日 (土) 乳酸乃大王(にゅうさんのおほきみ)登場
 衝撃の400m62秒台から1週間。今シーズンの残りも少ないですが、出来る限りの立て直しを図るべく、今日は速いペースで追い込むメニューを行いました。4月末以来5か月ぶりの実施です。

200m×3 28.8・29.3・31.7(ほぼ全力でレスト10分)
300m土トラック・アップシューズ

 現状で200mでどのくらいのタイムが出るか未知数でしたが、1・2本目は4月同等のタイム。300mトラックでは久々に100m14秒台のペースなので好調と言えます。200mでは26秒台前半は確実に出せる状態でしょう。3本目は大失速で現在の力不足を露呈しましたが、1・2本目から今日くらいのペースで突っ込むのがまず大事。終了後は体中で乳酸乃大王が暴れまくって非常に苦しくなりました。今季は練習でもなかなかこういう感覚を得られませんでしたが、ようやく乳酸耐性トレとしてしっかり追い込んだ内容でした。

 3本目も30秒を切れるようになれば58秒台も計算できるだけに、非常にきついこのメニューを何度か実施していこうと思います。
2012年9月23日 (日) 許されないタイム
「当たり前や。その腐った持久力を許してもらえると思ったのかね?とりあえず言い訳を聞いてやろう。」

 (ヘルメット着用で)今日は青森マスターズ選手権大会。全国大会と重なったせいか参加者は少なかったものの、気温25度ほどと非常に走りやすい天候。脚の張り具合も程よく、記録を狙うには今日がチャンスだと思いました。

 私はまず100mに出走。有力選手が相次いで棄権し、M40は3人のみ。スタートから競り合いますが、私は慌てずリラックスを心がけます。そしてゴールタイマーは12秒93で止まっていました。私はトップかと思っていましたが、惜しくも2位。記録は12秒95(-0.2m)と大満足ではなかったものの、何とか12秒台はキープ。ちなみに2009年の帰国以降、10レース連続での12秒台達成です。この時点で、400mも上手くいけば60秒切り・・・と考えていました。

 その400mは2時間後。こちらも棄権者が多く、M35の選手と私の二人だけ。外側レーンの私は自分のペースに徹しようとスタート、前半はまずまずの流れでした。300mまでは踏ん張るも、ラストはもがきながら失速、リードを保てずゴール直前で抜かれました。そしてタイムは62秒37。ゴールした時点で62秒台は分かっていましたが、衝撃の自己ワースト。今日は来ないはずだったサングラス先生方、急きょ岡山から鉄拳・キックの嵐が・・・この結果では仕方ありません。

 昨年以上に持久力の悪さを露呈しましたが、レース中の感覚とタイムが一致しない状態が続いています。見ていた人に「300mまではピッチが維持できていた」と言われましたが、今日の内容だと300m通過も45秒位かかっていそうです。確かに練習でも300mのタイムは悪く、今後はインターバルも150mより200〜300mを重視した方が良さそうです。チャンスは残り少ないですが、あと3秒縮めることが出来るのか。自分ではそのつもりで頑張ってみようと思います。
2012年9月15日 (土) 来週もあの神様が出るか
 23日の青森マスターズに向けての最後の追い込み練習。まだ暑い日が続くものの、日中もうだるほどではなくなってきた弘前。今週は以下の練習を行いました。

【水曜】300m全力走 47.4
【土曜】150m×3×2 22.8・23.2・23.0+23.0・24.0・23.4(150m歩きレスト・セット間35分)
 300m土トラック・アップシューズ

 水曜はコースがぬかるんでいて、前半100mで滑りそうになり加速が今一つ。全力走ながら47秒かかってしまいました。今日は例の400mペース練習で、このメニューでは今季一番の内容でした。1、2セットともにしっかり追い込むことが出来て、脚の方も全く問題なし。ただ22秒台が3本は出てこそ本当に好調と言えるので、まだ上げる余地はありそうです。とりあえずですが、今のところは今季初の400mレースを前にやれる事はやったと思います。昨年同時期に比べ、長い距離でのインターバルをこなせたことは少し自信になります。

 来週は100・400mの出場です。昨年の同大会はそれぞれ12秒80と60秒99。今回は400mの方で何とか60秒を切りたいもので、1か月前と同様にしっかり休養して超回復の神様を呼び込もうと思います。

「ワシらは期待しておらん。最近の練習も1週間おきに良くなったり悪くなったり。ということは、来週の本番は悪くなる番。まあ鉄拳確定やな。」

 と、とにかくどっちになるか、乞うご期待であります。
2012年9月8日 (土) まだ安定しない
 今週は300mメインの練習。スピードが十分なことは100mレースでも確認されましたが、持久力はまだまだ。300m週間と称して、以下の練習を行いました。

【火曜】 300m(46.5)
【土曜】 1分レスト300+150m(47.9+25.2)→40分後に300m(50.0)
 300m土トラック・アップシューズ

 いずれも400mレースペースでした。火曜日は今季初の46秒台で、いよいよ300mのスピードも上がってきたかね!?と思いました。が、今日は再び47秒台。1セット目でしっかり追い込めたのは良かったとしても、40分後の300mはヘロヘロで50秒かかってしまい、サングラス先生の餌食となりました・・・。持久力不足、そしてまだまだ安定してスピードを出せる状態ではありませんが、それでも量をこなすようにしたいです。脚の調子は悪くはなく、故障するような前兆も無し。繰り返すようですが、現在はタイムも大事ながら、故障再発しないことを最前提に練習を進めていこうと思います。

 ここ数日で、徐々に暑さも和らいできた弘前。秋の気配も近づく中、炎のツチヤ先生物語、再び見せておきたいものですね。
2012年9月1日 (土) 10年前の予想
 今日から9月。北国の弘前も昨年以上に暑く、猛暑日寸前の日々が続いています。しかしそれにも負けず、今日も燃え盛る太陽の下で400mペース練習をこなしました。

 150m×3+300m 22.7・23.5・23.5(150mWレスト)+49.1(セット間35分)
 300m土トラック・アップシューズ

 150mインターバルでは、1本目だけですがようやく22秒台に入りました。結果的に、1セット目で今までになく追い込んでケツ割れにもなりました。35分レスト後の300mは49秒台とまだまだ持久力に課題ありですが、先週の100mレースを境にスピードが上がってきたのは何よりです。現在は持久力が悪いからこそ、150mや300mインターバルを繰り返すことが必要。昨年の反省からも、それを意識して練習を続けていこうと思います。

 さて、実はちょうど10年前に、40歳での記録を予想していました。それを見ると、100m12.8・200m26.3・400m59.2と書いてあります。当時のベスト記録は、それぞれ12.35・25.72・58.1。練習を続けていけば、10年後でも上記のタイムは残せるだろうと考えていました。100mは先日12秒79なので、まさにピッタリ。200mは参考記録ながら4月末の25秒70があるので、これもクリアでしょう。問題は400mですが、現状であれば今季は十分達成可能な目標でしょう。まずは故障再発に気を付けるのが第一、その上で追い込んだ練習をこなし、10年前に立てた「ノルマ」を全て達成したいと思います。
2012年8月26日 (日) 間違いではなかった練習
 今日は岩手県花巻市での記録会に参加しました。掲示板にも書いたように、青森県市町村対抗レースに代わっての出場です。100mと400mに出場予定でしたが、競技場でのゆうちゃんの様子が良くありません。最初は女子高生と遊んでいましたが、眠いせいか泣き出してしまいます。曇りで暑くはなかったものの湿度が高く、不快なせいかなかなか泣き止みません。私もとりあえず100mには出走したものの、400m開始まで2時間。待たせるのはゆうちゃんも妻も大変なので、400mは9月以降に再挑戦することにしました。やはり暑い時期にゆうちゃんと一緒の遠征は大変ですね。

 さて、その100mレース。最近の練習タイムから見て13秒中盤も覚悟しており、今日の目標はまず故障再発させずに完走すること。アップではバネが効いた感じでしたが太腿の張りが強かったので、骨盤バンド着用で出走しました。私の組は6人。私はスタートを含めて全体的に無難に走り切った内容。足裏で地面をとらえる力感もまずまずで、肉離れ以後3か月ぶりのスプリントレースにしては良い感触です。トップが12秒0台、私は最下位ゴールながら、差から見て意外にも好タイムかも・・・。結果は12秒79(+1.6m)。追い風に恵まれたとはいえ、今回ばかりは驚きのタイムです。昨年5月にも同様の経験がありましたが、理由としては以下の共通した流れがあります。

タイムが出なくとも数週間追い込んだ練習→直前はドリル程度で疲労回復優先→超回復の神様降り立つ

 今回も直前1週間前は疲労感があり、ビタミン剤を飲んだり熱いシャワーを浴びたりと回復に力を入れました。その結果、タイミングよく記録が飛躍したのだと思います。やるべき事をやった結果、超回復が起こったということで、決してまぐれではないと考えています。

 400mに参加できなかったのは残念ながら、今後はペースアップしながら追い込んだ練習が出来るのは何よりの好材料。9月以降弘前の某は400mでどんな記録を叩き出すが、先生方も是非ご期待ください。

注・女子高生と遊んでいたのは、ゆうちゃんであって決してパパではないことを改めて申し上げます。
2012年8月18日 (土) 予想タイムは62秒台!?
 26日の市町村対抗大会400mに向け、最後の追い込み。今週もペースは上がらない中で、何とか400m専門練習はこなしました。

【火曜】1分レスト300+150m・・・47.9+25.9 35分レスト後に300m・・・49.9
【今日】150m×3×2 23.4・23.9・23.5+24.0・25.0・24.2(150m歩きレスト、セット間30分)
300m土トラック・アップシューズ

 150mあたりあと1秒は上がって欲しいですし、両日とも2セット目の潰れが大き過ぎます。調子が上がらない中での炎天下の練習は精神的にもきついものがありますが、集中力は維持して故障再発だけはしないようにしたいですね。しばらくは地道にこれらのメニューをこなして、ピーク作りの基礎を固めたいと思います。

 来週末の400mレースは、現状だと良くても62秒台くらいしか期待できません。61秒台だった昨年の同時期と比べても調子はさらに悪く、本来ならわざわざレース出場する意味もない状態です。ただ今回は弘前市の代表として選んでもらっており、得点のためにもタイムを度外視して完走しないといけません。9月以降も何レースか走るので、記録の方はそちらで狙いたいと思います。もちろん来週末のレースに向けて体調は整え、出来る限りの走りをしたいと思います。
2012年8月14日 (火) 大相撲青森巡業
 今週木曜日、青森県五所川原市で行われた大相撲巡業を見に行きました。2年前に参加予定でしたが、野球賭博問題による自粛で中止。ようやく本物の相撲を見る機会がやってきました。巡業の流れは、午前中の練習から始まり、ちびっ子との取組・初っ切り・幕下からの取り組みというもの。初っ切りは、いわゆるギャグコント形式の取り組みで面白おかしく見せるものです。

 今回は多くの力士と写真撮影し、豊ノ島・稀勢の里・白鵬との一枚は掲示板に掲載しておきました。ちなみに横綱・白鵬は付き人の方が神経質で、「関係者以外はダメ」と何度も言われていました。しかし諦めきれない妻が近づいていくと、横綱が「抱っこしてあげるよ」という仕草をしたのでお願いできました。撮影後も付き人に「本当はダメなんですよ」と念を押され、頭を下げて謝っておきました。他に撮ったものをいくつかPDF形式にまとめましたので、以下のリンクでご覧下さい。http://tsuchiya400m.sakura.ne.jp/jungyo.pdf

 今回は直接力士と話が出来る絶好の機会なので、私たちも色々とお話を伺いました。例えば・・・

●力士のおなかは出ているが、触ってみると張りがあってメタボの腹とは大違い。
●佐渡ヶ嶽部屋では、入門間もない力士は1回の食事でドンブリ飯5杯がノルマ。
●チェコ出身の幕内力士・隆の山は2年くらいで日本語をマスターした。

 本場所観戦では張りつめた緊張感や真剣勝負を見られるのは大きいですが、逆に力士と話をする機会がないと思います。そういう意味では、今回は貴重な体験になりました。来年以降もまた参加したいと思いますね。
2012年8月11日 (土) 不調の底・・・でも飛躍の予感
 先日の大相撲巡業のレポートはお盆休み中に掲載したいと思います。今回は炎の練習日誌であります。今週も400mレースペース練習を実施。平日は久しぶりに300mを走ってみました。

【火曜】300m×2 50秒2・48秒3(9割ペース+400mレースペース、15分レスト)
【土曜】150m×3×2 23.4・24.0・23.8+25.6・25.3・24.8(150m歩きレスト、セット間30分)
いずれも300m土トラック・アップシューズ

 好調時と比較して150mで1秒、300mで2秒は遅い状態です。特に今日は、2セット目開始時点でめまいと手足のしびれが・・・軽い脱水症状かとも思われましたが、気合でスタートします。明らかに動きが悪く25秒台というとんでもないタイム。それでも久々ご登場のイサシマムラ・ウチスリンコ先生の怒号によりペースダウンだけは食い止め、ヘロヘロになって予定の本数をこなし切りました。

 日常生活での体感的な疲れはさほど感じないのですが、走ってみるとキレや力感が実感できないというのが現状です。脚の故障や腰痛もあったので、それらによってフォームが狂っている可能性もあります。ただタイムが出ないからといって100mインターバルメインにすると、昨年のように400mの調子を上げることが出来なくなります。タイムが出ない時期でも、出来るだけ400m専門練習で追い込むことでピークを作るための土台が出来ます。同時に、疲労しにくい効率的なフォームを身に付けることも出来るわけです。過去にもそのようにして乗り切って飛躍したシーズンがあるので、現在もその再現を・・・と目論んでおります。
2012年8月4日 (土) 走れる喜び
 1週間前に発生した腰痛。ストレッチを続けたおかげで、ほぼ回復しました。ジャンプしても痛みは出ず、練習可能と判断。アップの流しでも違和感は無く、今日は懐かしの400m練習を行ってみました。

【150m×3×2】 23.5・23.5・24.2+23.5・24.4・23.8(150m歩きレスト、セット間30分)

 いよいよレースペース練習をということで、2002年から2004年にかけて行っていたメニューにチャレンジ。実際の400mレースと同じペースで走ります。150mということで一見楽そうですが、立派なサングラスメニューです。お馴染み300m土トラック・アップシューズという条件下、全て22秒台が目標でしたが、結局準スプリントとあまり変わらないペースになってしまいました。1セット目から突っ込めると追い込み度がさらに上がって効果的、実際に10年前に行った時はセット間は死んでいました。今後のスピードアップに期待しようと思います。

 今日は練習タイムとしては悪かったものの、久しぶりに達成感がありました。最近の練習ではタイムのみを追い求めることが多くなり、加えて故障がちということもあって、練習をこなした自信というものが薄れている感がありました。例え不調であっても、この練習をこなし切った!という達成感があれば、苦しくてもポジティブに取り組むことが出来ます。それが走れる喜びに繋がっていくので、自信を持って陸上を楽しんでいきたいと思いますね。
2012年7月31日 (火) 楽しい楽しい学生との野球
 「お前が野球に出ていなければ、シャワー中にコケることもなかった。大体、陸上の試合前日に野球とはどういうことなのだ!!」

 も、申し訳ございませんでしたっ。しかし試合自体は楽しいものでしたので、レポートしたいと思います。先週土曜日は、大学の女子軟式野球部との練習試合。今回は東北マスターズ前日なので不参加予定でしたが、教職員チームは4年生学生を加えてもぎりぎりの人数。無理なプレーをしなければ故障や疲れは出ないので、引き受けました。もちろん学生は真剣なので、私もあまりの手抜きはまずいと思い集中してやりました。むしろ、現在の私の力なら学生相手に真剣プレーしても丁度良いレベルです・・・

 1番・センターのツチヤ先生。期待通り?、1打席目から「バントヒット→悪送球で2塁→レフト前ヒットで一気に生還」という大人気ないプレーを展開。でも盛り上がりました。後の打席は普通に打って2安打。バットを短く持ってのセンター返し。非力な女子でもツチヤ先生みたいな打撃をすれば良いんだよと諭すように・・・あっ、サングラス先生、暴れないで下さいっ。試合は完封目前の最終回に守備の乱れや長打で逆転されましたが、昨年同様に楽しいゲームとなりました。

 今回は両チームともに学生が投手。ソフトボールや野球経験者(県内唯一の女子硬式部員だった)とあって、90〜100キロくらいの球速です。素人男子相手なら十分打ち取れるレベル。私もうかうか出来ないとばかりに、元硬式野球部のプライドをかなぐり捨て、ミート打法に徹しました。変化球を投げないので、この球速なら今の私でも確実に前に飛ばすことはできます。学生チームの守備・打撃を含めた総合力としては、先日は小学生男子チームとの練習試合で競り合ったということなので、やはりそのくらいでしょう。結成2年目でレベルも徐々に上がってきているようで何よりです。そして楽しかった。本当に楽しかった♪

 ・・・やっぱりお怒りですよね、全国の先生方・・・陸上で復活して認めて頂くしかないでしょう。
2012年7月29日 (日) 不出場にキックボコボコ
 今日は東北マスターズの400m。宮城県角田市在住の中嶋さんも参加され、いわゆるサングラス先生の下での天覧レースになる予定でした。しかし不注意からの腰痛発生で出場断念。「中嶋さん」は許しても、「中嶋サングラス先生」は怒り爆発でオニヅカキック炸裂という結末でした。それでも中嶋さんの100mHレースのビデオ撮影するなど裏方に回り、ゆうちゃんも初お目見え。奥様ともに、食事会で2年ぶりの再会を楽しく過ごさせて頂きました(下記リンク)。

  http://tsuchiya400m.sakura.ne.jp/tohokumasters.JPG

 さて腰痛ですが、前日に大学学生との親善野球試合に出場後、風呂場で滑って転倒し強打したもの。マドリッド在住時の6年前に痛めた時と同じ状況とあって、当時の悪夢が頭をよぎります。それでも、すぐさまストレッチしたおかげで酷いギックリ腰は回避。しかし完全に張ってしまい、今日のアップ中の流しでズキンと痛んだので断腸の思いで棄権。親善試合程度なら疲れないと引き受けた野球、これが遠因となってしまい少し後悔です。まあ脚の故障再発ではないのがせめてもの救い。重傷ではないので、1週間ほどで練習復帰できると思います。ストレッチを継続しないといけません。

 という訳で踏んだり蹴ったりの状態続きの最近ですが、野球では大活躍でツチヤ先生ファンがさらに増えましたので、後日ぜひ書かせていただきます♪ ちなみに野球中のプレーで腰痛を起こしたのでありません。神に誓って・・・
2012年7月21日 (土) 調子は??
 来週末の東北マスターズ400mレースに向けての最後の追い込み。今週はやや疲れが出ていることもあり、タイムだけを追うのではなくリラックスしたフォームを意識しながらテンポ走を行いました。

【水曜】450m走 76.5秒
【今日】400+300m 67.8+49.8秒(35分レスト)
いずれも300m土トラック・アップシューズ

 水曜日の450mは5年ぶりの実施。拇指球からの着地を意識したせいか、楽にスピードに乗れて、それ程飛ばした走りではないもののタイムはまずまずでした。今日は生憎の強風。タイムも全然上がらず、2本目は300mにしましたが、疲労もあってかろうじて50秒切りでした。追い込み度としてはいま一つも、レース1週間前練習としては無理のない内容だったと思います。

 さて来週末の東北マスターズは青森市の開催です。中嶋サングラス先生も参加され、ついに天覧試合が実現します。現在も少し脚に不安があるため、大事を取って準スプリントペースでの400mペース走が中心でした。昨年までとは異なる練習内容でどの位のタイムが出せるか、楽しみでもあります。実際には未だ本調子とは言えず、今回は60秒5〜61秒0辺りが予想されますが、体調を整えて可能なら60秒切りを狙ってみたいですね。そうすれば中嶋先生にも許していただ・・・あっ!

 「許してもらえると思うのかね?それは当日になってのお楽しみだ。」

 意気込み十分の中嶋先生。いざという時に備えて、三沢基地の戦闘機を配備しておいた方が良さそうでありますね・・・
2012年7月14日 (土) こんな場所で
 敢えて書かなかったのですが、先週のスポレク大会で、実は係員とトラブルを起こしていました。まさかこんな場所で・・・という思いなのですが、今回は黙って見過ごせるケースではありません。やはり書かないといけないと思いますので、レポートします。

 この日はいつも通り家族3人で出かけ、涼しい選手控室に入りました。すると係員がやってきて「関係者以外は入れない」と言いました。私は小さい子供がいるのでと伝えますが、やんわりと断られ、仕方なく倉庫室の方へ。でもやはり暑いので、私のアップ中に妻とゆうちゃんは控室に移動していました。すると先ほどの係員が怒った表情でやってきて、こう言ったのです。

   「何で外に居られないの?色黒いんだから、暑くても平気でしょ。」

 妻がまだ日本語を理解できないのが不幸中の幸い。その時は引き下がった私ですが、とりあえずレース後に抗議しないといけません。が、運悪く?この係員はコール係。点呼された私は・・・

   「ここにいるよ。見りゃ分かるでしょ。」

 何だその言いぐさは、という相手の顔。敬意のかけらもない言い方でしたので当然でしょうか。それでも、彼は怒りを押し殺すようにコールを続けていました。

 妻の皮膚の色については、普段の会話でもたまに出てくるので、決してタブーという訳ではありません。しかし今回は明らかに違う。いくら私が鈍くても、それくらいは分かります。彼は50歳代で、「先生」と呼ばれていたので教員でしょう。こういう立場の人に限って、非常識で無配慮な言動をしても「先生だから・・・」と許される節があります。逆にちょっとでも意見されることを非常に嫌う。しかし今回の係員自身それに気づいていません。だから私の事を無礼なバカ若造くらいにしか思っていないでしょう。この歳でこうなのですから、もはや改善の余地は無いかも知れませんが。

 今回唯一の救いは、妻自身が傷付いていないこと。私からも本当のいきさつは話さないつもりです。しかし相手に対しては、しっかり対応しないと。私の「失礼な態度」が気に食わなければ、直接怒鳴るなり上のお偉方に報告なりすればよろしい。それだけの事です。私自身が毅然とした態度でなければと思いますね。
2012年7月8日 (日) それでも練習の一環としては
 「良かったってかね。ワシらのノルマを10秒もオーバーしておいて、このヤラーッ!」

 き、今日は青森県スポレク陸上大会に参加。2か月ぶりとなるレース出場で、練習再開後の1か月間の成果を見るべく800mに参加しました。現状では2分30秒切りが現実目標。前半を68秒くらいで入って、とにかく600mまでは粘るという戦法。それで潰れたら仕方ないと考えていました。

 レースはM35から45までの混合で、私にとっては初のセパレートコースでのスタート。入りの200mは34秒、400mは71秒と予想より遅い展開。なのに結構苦しくなってしまいます。その後一人に抜かれ最下位に落ちますが、ペースアップが出来ません。600m通過は1分50秒、その後も泣き走りを炸裂しながらゴールを目指しますが、完全に力尽きました。自己計時で2分29秒93だったので、30秒切りは無さそう・・・結局2分30秒34と惜しくも目標達成ならず。ラップは34+37+39+40秒で、本来なら後半も75秒くらいで押せるはずですが、完全な走力不足を露呈しました。やはり1か月の練習では800mは走り切れませんでしたね。レース後もなかなか回復しなかったのですが、出し惜しみで消化不良のレースに比べれば、今回は練習の一環として良かったのが救いです。

 最近5年間では5回中1回しか2分30秒を切っていない800m。いずれも冬練期間中や練習不足で400mの走力が良くない時期のタイムです。あくまで練習の一環ととらえることで400mにつながっているので、今回もサングラス先生の説教は適当に聞き流し・・・もとい、しっかり聞き入れて練習を積んでいきたいと思います。
2012年6月30日 (土) 準スプリントペース
 今週は2回とも準スプリントペースでの練習でした。6月中は800mペースで追い込めれば良いという方針でしたが、もう少し上げても左脚は問題なさそうなので、400mテンポ走を行ってみました。

【火曜】 66秒2(32.1+34.1)
【今日】 65秒9(31.9+34.0)・68秒7(33.3+35.2) 25分レスト
いずれも300m土トラックをアップシューズで

タータン・スパイク着用の場合より3秒くらい遅くなるかと思われ、それを考慮して65秒目標でした。90%の感覚で力まずイーブンで走り切るメニュー。実際には前半からやや突っ込むため、1本でも追い込み度はかなり高いです。完全にはイーブンにならないのは仕方ないとして、この練習条件でも楽に65秒は切らないといけません。今日は気温30度の下での練習。2本目は25分レストでは回復が不完全で動きも悪く、70秒を超えてしまうか・・・と思われましたが、サングラス先生の怒号がとどろき何とか68秒台。2セットでも63秒+66秒あたりでこなせれば、400m57〜58秒台の地力はあるといえるでしょう。

 さて来週末の復帰戦は800mを予定しています。現状だと2分25〜29秒目標になりそうですが、前半から積極的に入りたいと思います。それで潰れるのなら仕方なし。400m練習の一環でもあるので、そのくらいの気持ちで開き直ってスタートしたいと思いますね。
2012年6月23日 (土) 600m週間
 今週から800mペース練習を開始。左脚の肉離れは殆ど回復していますが、徐々にペースを上げていく事にします。本来なら300mインターバルでの強化がメインですが、どうせなら600m走で強化しようと決意。2006年11月以来の実施となるメニューを平日と今日に行いました。

火曜・1分52秒(54+58秒)
土曜・1分51秒(52+58),1分54秒(54+59) セット間37分
いずれも300m土トラックをアップシューズで

 やはりこの距離の持久力も悪い現状ながら、火曜日そして今日の1セット目は800mレースをイメージして走りました。私はベストを含めて800mでは2分22秒台を2回出しており、その時の600m通過はいずれも1分45秒くらいでした。それを考えても、タイムの出にくいこの練習コースとはいえ1分50秒を切らないといけないでしょう。
 今日の練習では絶対2本こなそうと決めていました。1本目の前半300mは良いペース。後半つぶれても、ある程度速いペースで入ることがこの練習のポイントになると思います。ケツ割れと酸欠がなかなか回復せず、2セット目はペースダウンするも、現状では良い練習が出来ました。ちなみに私は600mの公認記録・1分41秒(スペイン在住時)を持っていますが、この頃400mは58秒台。800mもベストに近い状態だったと思います。

 600m走はどちらかというと苦手で、今までほとんど行って来ませんでしたが、400mの持久力養成としても効果的。来週も引き続き行い、1分48秒辺りを目指してみます。
2012年6月16日 (土) ゆうちゃんのインターバルトレーニング
 今週になって左脚のストレッチも痛みなく出来るようになりました。それでも柔軟性が完全には戻っていないので無理はせず、400mのベースを作り直すべく1500mペースで追い込んだ練習をこなしました。

水曜日:200m×5 39・43・42・43・41秒【100mジョグつなぎ】
今日:300m×(7+3) 62・59・60・60・60・61・59+62・61・60【2分レスト、セット間7分】

 200m×5は初めての試みで、ランとつなぎ両方とも40秒設定でした。10本出来るかとひそかに期待しましたが、予想外にきつく5本で一杯一杯でした。今日の300mインターバルは、弘前に引っ越してきてからは初の実施。本来60秒以内で10本連続こなす冬練メニューで、現状ではさすがに無理。それでも最低でも5本2セットでこなそうとスタート。ペースはいま一つも5本はクリア、何とか7本連続までこぎつけます。7分後に再スタートしますが、ヘロヘロのままでさらにペースダウン。もう限界かと思われたその時、空から降り注ぐサングラス先生の罵声、鉄拳、円盤、ハードル、その他諸々・・・泣き走り全開でペースダウンを食い止めました。やはり5月以降の練習不足がたたって、両日とも思うようなタイムでこなせませんでした。ただ脚の痛みは出ずに追い込んだ練習をこなせたので、今後に上手くつながっていきそうです。

 さて、最近我が家のゆうちゃんはヨチヨチと歩き出すようになりました。最初は数歩だったのが、今週に入って10歩、20歩と増やし、頑張れば30歩ほど、距離にして2mは歩けるようになりました。まだバランスを取りながらの歩行で、歩いては休んでとインターバルトレーニングのよう。1年4か月の状態としては遅いようなのですが、私たちも焦らず楽しんで見守っています。パパやママと手をつないで歩けるようになるのも時間の問題でしょう。
2012年6月9日 (土) 新サングラスメニュー
 昨日から少し風邪気味の状態でしたが、練習は出来そうな状態なので1500mペースの300mインターバルを予定していました。しかし大雨が2時間ほど続き、おかげで300mトラックが全く使えない状態に。そこでロード練習に切り替え、100mシャトルランを1500mペースで行うことにしました。ちなみに左脚の方はまだストレッチ痛が残っていますが、サポーターで固定すれば1500mペースは問題なくこなせます。中距離ペースでは初の試みとなる100mシャトルラン、20秒で15本を目標にしていましたが・・・

  10本+5本(平均21秒台・セット間4分)

 ゴールしてから折り返してスタートまでの時間は6〜8秒。予想以上にきついメニューで、とても15本連続は無理。10本で涙がチョチョ切れますが、サングラス先生の黒い影が忍び寄り、4分レスト後に泣き走りの5本追加。終了後はロード脇で仰向けになりたい位の疲労感でした。体調不良というより、5月以降の練習量の絶対的な不足が原因でしょう。それでも、スプリントペースでは走れない中でも今日のように何とか工夫し、7月8日のレースでは800mなら2分25秒、1500mなら5分20秒辺りのレベルには持っていきたいものです。
2012年6月2日 (土) 10日ぶり
 左脚内転筋の肉離れから10日経過。歩行や階段の昇降には問題なく、患部の圧痛も無くなりました。しかしストレッチではまだ痛みが出るので、今日は太腿にサポーターを巻いてジョギングで様子を見ることにしました。ゆっくりと300mトラックを3周、痛みは全く出ません。これで終わっても良かったのですが、少しペースを上げて300mを2本走ってみました。63・65秒と1500mレース相当のスピードでも問題は無し。無理をせずに今日はここで終了しました。

 とりあえず6月中はスピード面は度外視し、800mペースで追い込んだ練習が出来るようになれば良しとします。それを踏まえて、7月以降は以下のスケジュールで大会参加予定です。

7月8日 県民スポレク祭マスターズ大会 800mか1500m
7月29日 東北マスターズ 400mか800m
8月26日 県民体育大会 400m

 8月の県民体育大会は400mで確定しており、これが最重要レースとなります。まず中距離種目でレース復活を果たし、目標の400mに移行するプランです。100mや200mは秋にチャレンジ出来るので、焦って故障再発しないよう気を付けていきたいと思います。
2012年5月26日 (土) 肉離れでもゴールを目指した男の物語
 今週水曜日は大学・短大・専門学校を交えての学園総合体育祭。毎年恒例の行事で、私は男子リレー(1走が60m+3×100m)に出場しました。昨年のあの感動から早や1年。今年も女子大の期待を一身に背負って、華の最終種目に臨みます。あいにく気温13度と急激に冷え込んだコンディション、入念にアップをして流しで脚の具合を確認します。女子大教職員チームは、走順に20歳の事務員・30歳の事務員・20代後半の女性体育教員・ツチヤ先生。2走以外は昨年と同じです。とにかくバトンをつないでゴールする、今年もこれを大目標にしてスタート!

 まずいきなりトップに立ったのは、意外にも新参加の短大教職員チーム。その後も彼らは差を広げ、3走の時点では20m以上の差がついていました。しかし我が女子大チームも混戦の2位争いと大健闘。そしてツチヤ先生へのバトンパス。大歓声の中、栄光のゴールを目指す女子大のノブハル・アサハラ。80m地点で左脚の付け根がピキッとなるも、お構いなしに突き進みます。結局逆転は出来ませんでしたが、2年連続で2位を決めました。
 
 かつては、受け狙いの学生がふざけて走るのが定番だった男子リレー。それが逆に白けたムードになっていました。今年は両教職員チームともに学生を上回る快走を見せ、女子に負けない熱気溢れるレースに。そして「先生すごかったですぅ」「脚ほそーい。羨ましい♪」という絶賛の声。そう、君達、ツチヤ先生はいつでもカッコいいん・・・あっ、サングラス先生!

 「で、ピキッとなった左脚は肉離れってか!一体何を考えておるのだーー!!」

 (涙して)体育祭のリレーは私にとって生きがいなのです。あの雰囲気の中で、脚が不安だから流して走るなんて出来ない。走り切った後に故障するなら、いくら痛めても本望でありますっ。なお当日の様子は以下のリンクでご覧になれます。私は全く写っていませんが、全体の雰囲気をお楽しみください。
http://www.tojo.ac.jp/whatsnew/20120523_taiiku.html
2012年5月19日 (土) 最重要レースを前に
 右脚内転筋の状態はかなり良くなってきました。毎日のストレッチを欠かさず行っているせいか、柔軟性もほぼ戻って来ています。勿論まだ無理は出来ないので、今日も様子を見ながらの練習でした。長めのジョギングと入念なストレッチで筋肉をほぐし、テーピングと骨盤バンドでの固定。徐々にスピードアップしながら50mを10本ほど走りました。9秒台でスタートし、準スプリントペースに相当する8秒台中盤でも全く違和感なし。その後7秒9まで上げたところで終了しました。50m7秒9ということは100m14秒台後半ペース、現状でこのスピードが出せたのは予想以上に順調です。念のため、練習終了後には内転筋をアイシングしてしておきました。

 さて、来週水曜日に学園総合体育大会があります。そう、今年もツチヤ先生は女子大職員リレーチームのアンカーなのです。もはや私にとっては年間最重要レースと化したイベント。チームのためにも脚が痛いから棄権などというのは許されません。そういう意味で、今日の練習でどのくらい走れるかをチェックできたのは大きいと思います。今日のようにしっかりアップをして臨めば、当日はほぼ全力で走れるでしょう。そして学生達の黄色い声援、ハート形に輝く目・・・乞うご期待を。
2012年5月13日 (日) 練習再開
 内転筋を痛めてから練習をストップしていましたが、この週末になってほぼ回復。昨日は雨で寒いコンディションだったので、練習再開は今日まで待ちました。骨盤バンド、太腿のサポーター固定で臨み、ジョギングでは全く違和感なし。その後のアップで徐々にスピードを上げながら100m流しを行い、17秒台まで上げても問題は無さそう。とりあえず今日は、このペースで200mインターバルを行ってみました。

   200m×5(3分レスト)・・・34〜35秒

 800mペースに相当し、少し動きはぎこちないものの、内転筋の痛みは全く出ずにこなすことが出来ました。この1週間はストレッチを重点的に行ってきたせいか、故障後特有の筋肉の突っ張り感は殆どありませんでした。さらに追加も考えましたが、やはり無理は出来ない状態なので、少し追い込んだというところで今日は終了。現時点では、このペースで練習がこなせれば十分でしょう。

 今後も脚の様子を見ながらペースアップを図り、完全にスプリントペースで走れるようになってから追い込んだメニューを再開したいと思います。
2012年5月6日 (日) 初の途中棄権
 今日は青森県春季大会の200mに参加。1週間前に追風参考ながら25秒70をマークし、良い流れで迎えるはずだったこの大会。しかし水曜日の調整練習で右脚の内転筋に痛みが・・・この箇所を痛めるのは初めてです。流し程度のスピードだったのですが、やや脚に違和感がある中をかばって走ったのが災いしたようです。幸い肉離れではないようで、今日の朝の時点で痛みは無くなっており、青森市内のトラックに出向きました。アップでは完走出来るかどうか微妙な様子でしたが、とりあえずストレッチをしっかり行い、テーピングと骨盤バンドで固定して出走。しかしスピードはやはり出せず、大きく痛める前に100m地点で棄権しました。陸上を始めてからレースを途中棄権するのは今回が初めてで、結果的には最初からキャンセルするべきだったと言えます。

 現状では再び数日休めば痛みは引く状態ながら、それでも徐々にペースアップしていこうと思います。この時期に無理をする意味は全く無く、冷静に判断しながら乗り切って行きたいですね。
2012年4月29日 (日) タイムだけならセカンドベスト
 今日は1週間延期となっていた北日本陸上大会。200mの参加でした。気温20度を越えて初夏のような陽気で、アップでややばててしまうくらい。自己ワースト連発だった過去2年間とは大違いのコンディションで、目標の26秒台中盤は十分狙えそうです。幸い骨盤バンドは必要ない状態でしたが、実はアップの調子は今ひとつでした。

 私の組は全員高校生。私は2コーススタートながら、7年前の自己ベスト時は1コースで出したとあって全く気になりません。スタートは立ち上がりが早いかとも思いましたが力みはなく、中盤以降もリラックスと力感の調和がまずまず。最下位でのゴールながら、前に置いていかれたという実感はそれほどありませんでした。どの組も軒並み追い風3m台、私もまあ26秒台中盤は間違いないという手ごたえでした。そして結果は・・・

   25秒70・追い風3.5m

 桜の下で喜びの舞を演じる弘前の某。最近の練習が好調とは言え、参考記録でも自己ベストの25秒68に迫るタイムは予想していませんでした。無風でも26秒台前半は十分マークできる状態なので、昨年の同時期とは雲泥の差です。大きなアシストがありながらも今回のようなタイムを出せたことで、今後の練習タイムにも好影響を及ぼすのは間違いありません。次回は1週間後になりますが、公認での25秒台突入を目論んでいます。そして再び喜びの舞を・・・楽しみになって参りました。
2012年4月21日 (土) 体脂肪率倍増でも好調のツチヤ先生
 今週は先週末の練習での脚の張りが残っており、平日は流しペースの100m×4にとどめました。今日は快晴で半袖短パンでの練習。トラックも乾いているので200m×3を行ってみました。ほぼ全力で走るメニューで、300m土トラックとアップシューズという条件を考慮して、3本とも29秒0前後目標です。右脚外転筋が少し痛むので、骨盤バンド着用でスタート。その結果は…

   28.5・29.2・30.1(10分レスト)

 最後は30秒を超えてしまい酸欠大魔神登場でしたが、3本ともスムーズな動きで走り切れました。200mレース1本だけなら26秒台中盤は行けるでしょうか。ちなみに2001年によく行っていたメニューで、当時は7分レスト。そのレスト時間で今日と同タイムなら、400m58秒台も計算できます。現状ではそこまでには及びませんが、とりあえずは来週末の200mレースに向けての良い練習が出来ました。

 ところで、先日大学の機器で体脂肪率を測定したところ10%強でした。7か月間で倍増、その分は55s→58sと体重にも反映されています。ウエストに至っては5cm増えました。それでも練習タイムはむしろ好調。私の場合10%くらいが適正体脂肪率のようです。とにかく体重増でもタイムが良ければ文句ねーんだろ?ということで、来週のレースを見ていただきたいと思います。

 また挑発的な言い方しちゃったけど、大丈夫だよね・・・
2012年4月14日 (土) 雪解け、そして今年初のトラック練習
 今週は一気に気温が上がって雪解けが進んだ弘前。それでも22日に開催予定の北日本陸上大会には間に合わないようで、1週間延期するという通知が出ました。大学の土トラックはあっという間に雪が解け、やや湿ってはいますが予想より早く今日練習できる状態に。という訳で、今週は以下の練習を行いました。

【火曜・ロード】100m×4(100m歩きレスト) 14.5・14.8・14.9・15.3
【土曜・土トラック】100m×3×3(100m歩きレスト・セット間15分)
    14.3・14.5・14.6+14.3・14.6・14.8+14.7・15.3・15.2

 いずれもほぼ全力で走るメニュー。ロードでは下りコースの助けを借りずに14秒台、春先としては悪くはありません。地面をキックする際の力感も出てきています。ただ今日の練習結果からもお分かりのように、まだスピード持久力が伴っていません。それでも冬練→オーバースピードトレという流れが上手くかみ合い、スピードアップ自体は出来ています。100m×3×3を14秒台前半でまとめられるようになれば、200mのスピード・持久力としては十分です。

 来週は、300mトラック全体が乾いている状態であれば200mインターバルを行い、29日の200mレースに備える予定です。久しぶりに好調の4月ですが、こういう時こそ故障に注意。折角の上り調子を無駄にしないよう気を付けていきたいと思います。
2012年4月7日 (土) 風雪と戦った男
 先週末の練習以来、右の腸腰筋の筋肉痛が出ていました。かつて肉離れをした箇所なので無理は出来ず、この日曜に予定していた岩手での200mレースも参加中止にしました。とりあえず木曜日に軽くキックアップ走を行っておきました。

 今日は冬のような寒さと強風。2年前の今頃は土トラックで練習できていたのに、そのトラックはまだ一面の雪。いくら雪国とはいえ今年の気候は異常です。それでも体調自体は何とか走練習できる状態に戻り、ロードコースでシャトルラン形式の(100+100m)×3を行いました。以前よく行っていた200m×3に近い練習ではないかと考えての実施です。1本目追い風+2本目向い風という条件でトライしてみました。

 14.8+15.8 14.4+16.1 14.9+17.2(セット間7分)

 200mレースを想定し、いずれもほぼ全力ペース。無風のトラックで1本目と2本目の差が0.5秒なら理想というメニューです。今回の風向きとコースの勾配を考慮すると、1・2セット目のタイムの落ち方は悪くありません。3セット目は突然の吹雪(S先生の仕業に違いない)の中で沈むも戦い抜きました。もちろんスピードそのものはまだまだで、各セットの1本目は14秒を切ってこそ好調と言えますが、現時点ではまずまず良い練習が出来ましたね。

 今季初戦は22日の200mレース。例年自己ワーストを連発している北日本陸上大会ながら、今年は故障にさえ気を付ければ26秒台後半でのスタートも可能だと思います。来週は気温も上がってくるようなので、もう一度今日のメニューを試してみたいですね。
2012年3月31日 (土) 晴れたり雪になったり、どうなっておるのだ!
 「誰に断わってサングラス口調を使っているのだ。ワシらとタイマン張るってか!?」

 し、失礼いたしましたっ。今週は暖かくなったと思ったら、今日は雨の後雪に。それでもロード練習を含めて3回練習出来ました。内容は以下の通りです。

月曜・体育館シャトルラン40m×8×3(セット間15分)
   69+67+69秒・・・今季最高タイム

木曜・ロード100m×3×2(100m歩きレスト、セット間15分。やや下りコースの追い風)
   14.5・15.0・15.1
   14.7・15.1・15.4

土曜・雪のため体育館30m×10×2(30m歩きレスト、セット間5分)
   平均5秒5・・・筋肉痛で全力走は出来ず

 ロード練習ではタイムが非常に出やすい条件下でしたが、14秒台がようやく2本。地面からの反発力を利して前に進む感覚が弱く、まだまだ力感が感じられません。ただ昨年の今頃は故障上がりで16秒台がやっとだったことを考えれば、インチキでも14秒台のスピードを体感出来たのは救いです。今回の向きで走るとオーバースピードトレーニングに相当するので、たまに練習に入れていくもの良さそうです。また体育館でもスタート練習できる目途はついたので、シーズン中も雨天時のメニューとして取り入れてみたいと思います。
2012年3月24日 (土) 屋外練習開始 〜負けた男の物語〜
 祝日だった今週火曜日。ロードの雪は中途半端に残った状態だったので、思い切って大学の廊下で練習を決行。80mなら余裕を持って走れるので、80m×5をジョグつなぎで2セット行ってみました。タイムは平均13秒9。100m換算で17秒台、準スプリントとしては遅いです。狭いので無意識にスピードをセーブしてしまうようですが、こういう場所でも慣れればタイムを上げられると思います。
 週末は土曜・日曜とも天気が怪しいという予報。よって繰り上げて木曜の昼にロードコースで練習しました。ついに今年初の屋外練習です。300mインターバルに近い形をということで、シャトルラン100m×3×3を実施。準スプリント相当の16秒×3が目標でしたが、交互に強い向かい風と追い風になる条件。以下のタイムになりました。

16.9・16.8・18.2=51.9
17.4・16.6・18.7=52.7
16.7・18.9・18.4=54.0(1本目でふくらはぎ攣りかけ)
セット間15分

 強風に負け、サングラス鉄拳にも負けた弘前の某。結局800mペースの練習になってしまいました。レストが10秒以内と極端に短いとはいえ、このペースなら維持して3本合計50秒以内を目指したいものです。その一方で脚の切り返しをしっかり意識したフォームで走れたのは良かったと思います。スピードを意識しすぎてチョコチョコ走りにならないようにするのも、この練習での注意点です。

昨年はロード練習初日で脚を痛めましたが、今年は無事にスタートが切れました。まだタイムは悪いですが、無理せず動きも意識しながらスプリントペースにつなげていきたいと思います。
2012年3月17日 (土) サングラス先生との決別
 徐々に雪解けしている弘前ですが、ロードコースの雪も完全に消えないとまだ足元を気にせずに走れる状態ではありません。よって今週も体育館練習でした。火曜日はキックアップ走30秒×5(2分レスト)。先週に引き続き、距離ではなくタイムを固定する内容で、113・115・115・116・119回。目標の120回に何とか近づき、ふくらはぎにも負担をかけすぎずに行うことが出来ました。
 今日は大学主催の料理教室に妻とゆうちゃんが参加し、その後に練習しました。寒い体育館内ながら妻とゆうちゃんも一緒でした。ゆうちゃんは私が走るのを見て喜んでいましたが、動きが面白いのでしょうか。練習は例のシャトルラン40m×8×3、この間もキャハキャハと笑っていました。タイムは1本目から69秒と好調、レストを15分と長めにとってタイム維持に努めることにします。結果3本共に69秒、折り返しも早く行うよう意識したのが功を奏して速いペースで追い込めました。これも家族皆で練習を楽しんだおかげで、今後はサングラス先生なんて不要。つまりは決別。そういう結論に達しました。

 「ワシらが登場するかどうかは、ワシら自身が決めることだ。出てもらいたくなかったら、死ぬまで練習して自己ベストを更新しろ。」

 そ、そんなら一人で練習しても今日以上のタイムを出してやりまっせ!乞うご期待を。
2012年3月10日 (土) 忙しくても練習熱心なワタクシ
 またサングラス先生方の気分を損ねるようなタイトルですが、事実なので自信を持って書きます。今週平日は送別会の準備で体育館が使えず、実験室でキックアップ走。実験室で練習など本来は良い事ではありませんが、私が管理している教室なので自己責任で行いました。今回は距離ではなく30秒×5とタイムを一定にして行い、109〜119回と何とか目標の120回に近い回数まで上げました。スピードを意識しすぎて踵の引き付けが甘くならないように注意しましたが、ふくらはぎへの負担が大きく再び痛みが出ます。
 今日は卒業式関係の行事で1日潰れるのが分かっていたので、一日繰り上げて昨日練習。念のためふくらはぎをテーピングで固定して行いました。先週に引き続き準スプリントペースでの40mシャトルラン×8×3(10分レスト)で、72・69・68秒。1本目が遅かったので、2本目以降は折り返しをなるべく早く行うよう心掛けたところ、このシャトルランメニューでは初めて70秒を切れました。3本とも全て70秒を切れるようだと、追い込み度もさらに大きくなって効果的でしょう。
 という訳で多忙の中で頑張ったのですが、文句なんかないですよね?あるなら、いつでも弘前までかかって来い。

・・・絶対に来ないだろうと確信してしているワタクシなのでした・・・
2012年3月3日 (土) 80年前のオリンピック記録
 今週からいよいよ準スプリントペース練習を開始。積雪量はまだ1m近い弘前ですが、雪解けと同時にスムーズにスプリントペースに移行できるよう、3月からは体育館でも出来るだけ早いペースで走っておく必要があると思います。平日はキックアップ走110m×6。ピッチを上げる分距離を短くし、2分レストでペースを維持出来るようにします。タイムは35秒前後で130〜140歩というところ。実際の準スプリント(15秒/100m)ではピッチ頻度は4/秒あたりになるので、キックアップでもこれに近づけるのが目標です。
 
 今日は例の40mシャトルラン×8を準スプリントペースで。そのまま40m走ってしまうと止まれず壁に激突するので実質30m×8となりますが、とりあえず40mラインで折り返すようにしてみました。30mのタイムは5.8〜6.0秒で、そこから40mラインに着いてスタートするまで約3秒。これで4往復3セットを10分レストで行い、トータルタイムは70・70・73秒でした。これまでの800mペースより加速でのエネルギー消費が大きくなるので、トータルのタイム以上に疲労度は大きく、3セットで酸欠大魔神登場でした。フォームはスプリントの意識で行い、特に脚などへの違和感はありませんでした。

 ところで、最近youtubeで戦前のロサンゼルス五輪やベルリン五輪の画像を見ました。土トラックと現在より悪質なスパイクという条件での100m10秒台。着地場所が砂場なのにベリーロールで2m近い跳躍。現在でもこれらの記録が出れば、もちろん世界トップレベルではなくとも陸上選手としては素晴らしいものです。指導法やトレーニング理論が現在ほど確立していなかった時代、日本人でも100mで10秒台前半や幅跳びで8m近くを記録した選手がいた。逆に言うと、自分自身で研究するしかなかった時代だからこそ偉大な記録を生んだと思うのは私だけでしょうか。
2012年2月25日 (土) 6年前の同時期
 まだまだ雪深い弘前ですが、冬練も中盤が終わりという時期になりました。今週も体育館練習で、平日はキックアップ走220m×5を2分レストで実施。今回は前に進むというより真下の床を叩くイメージで行ったせいか、タイム自体は平均85秒と通常より大幅に遅かった反面トータルの歩数は増え、ピッチは3.4歩/秒あたりを維持しました。今日は800mペースの40mシャトルラン×8×4(レスト4分)。このペースで行うのも今日が最後になるので、ベストタイムを出すつもりで臨みました。73・73・72・73秒と先週よりは上がったものの、ベストタイムは出ず少し残念。折り返し具合が毎回同じではないので、それによってタイムが大きく左右されますが、今回も酸欠大魔神が登場するまでしっかり追い込めたので良しとしました。

 さてマドリッド在住時の6年前の2月、練習日誌で以下の様なことを書いていました。

「昨日は300mトラックで800mペースの300m×5を実施。昨年の経験から5分レストで52〜3秒を目標にしました。1本目は50秒とややオーバーペース、その後53,54,54,56秒とペースが落ち、800mペースにはまだ適応出来ていない事を実感しました。3本目から脚は勿論腕にも乳酸が溜まり始め、疲労度は2分レストの300m×10よりきつい内容でした。最後のダウンジョグもヘロヘロで、まるで幽霊がジョギングしているよう。加えて何度も脚がつりそうになりました。」

 雪がほとんど降らないので常にトラック練習が出来ており、先々週も書いた幽霊ジョグは当時から出現していました。このシーズンは400mで初戦から58秒台を連発。やはり私の経験上、冬練中に中距離ペースでしっかり追い込んだシーズンは好調ですね。今年は特にシャトルランを取り入れたことで、昨年の冬練に比べると追込み度は上がっています。よって昨年よりスムーズにシーズンイン出来るのではと期待しています。
2012年2月18日 (土) 一段と冷え込む
 今週も先週に引き続き、800mペースを意識した体育館練習でした。火曜日は220mのキックアップ走を5本。1本目は79秒かかったものの、その後ペースアップして最後は64秒まで上げました。ピッチは3.2〜3.5歩/秒くらいです。フォームは踵の引き付けだけを意識するのではなく、地面に乗り込むようにしてポンポンと前に進んでいくイメージで行っています。
 今日は再び寒波の影響で、体育館内もすっかり冷え込んでいました。その中で40mシャトルラン×8を4セット。今回も4分レストですが、75・75・75・73秒とあまりペースが上がりませんでした。室内なので完全な無風ながら、一段と冷え込んで体の動きも今一つだったようです。それでも追込み度は先週並みで、終了後は15分以上呼吸が収まらず。狙い通り800mペースでの耐乳酸トレーニングになったと思います。

 この練習ペースで行うのも来週までで、3月からは準スプリントペースを意識したメニューを開始予定です。例の妥協の神様・乳酸大魔神・サングラス先生の三つ巴決戦がみられるのは必至。耐えて真の男を目指したいと思います。変な意味ではなく。
2012年2月10日 (金) 酸素負債の鬼を目指して
 今週は卒業論文発表会そして入試という重要行事がありましたが、何とか時間を取って予定通りの体育館練習ができました。月曜日はキックアップ走220m×6(レスト2分)を実施。ピッチを上げる分1月より短い距離で本数をこなすのが目標。2分レストで71〜75秒のペース、5本の予定でしたが1本追加できました。ピッチは平均3.5歩/秒なので800mペースに相当します。勿論さらに上げることは可能ですが、2月の練習としてはちょうど良いのではないでしょうか。
 
 今日は入試で面接官を務めた後の練習。明日が休日で大学内に入れないので、1日繰り上げての実施です。先週に引き続きシャトルラン40m×8を800mペースで4本行いました。1本目から追い込み度がかなり大きく、さらに本数を重ねるごとに乳酸が溜まっていきます。レストの4分もあっという間に過ぎる感じ。ラスト1本は酸欠大魔神とサングラス先生の大乱闘の下、まさに800mレースのラスト200mのような状態で走り切りました。終了後はガンガンと頭痛がする中で倒れ込み、ダウンもフラフラの幽霊ジョグに。平均タイムは先週と同じ73秒ながら、折り返しの度に止まって再加速するので、普通の走行以上にエネルギーを使います。やはり400m用持久力のベースを作るために、この時期でもある程度乳酸が溜まる練習をすることは重要なので、しばらく泣きながら続けて行きたいと思います。
2012年2月4日 (土) ピッチとストライド
 今週は記録的な大雪に見舞われた青森県。それでも体育館練習には支障は無く、まず平日はキックアップ走(これまでの踵引き付け走)をペースを上げて行いました。1分レストでの110m×4。1月よりピッチを意識するため、35秒前後で120〜124歩といったところです。まだ中距離走のピッチですが、準スプリントペースに入る前の2月の段階としては問題ありません。220mで行えば追い込み度も増すと思います。
 今日は800mペースでの40mシャトルラン。4往復の320mを4分レストで4本。こちらも1月よりペースを上げた分折り返しでのロスが大きくなり、タイム自体は72・72・72・73秒にとどまりました。それでも決して楽ではありません。4本目は腕にも乳酸が溜まり、屋外での800mペース練習並みの負荷が得られます。これも準スプリントペース前のメニューとして有効だと思いますね。

 ところで、皆さんは100mを何歩で走るでしょうか?私はかつて12秒43で走った時には59歩でした。このHPに連続写真で紹介しているレースで、平均ストライドは169cm・ピッチは4.75回/秒となります。身長は166cmなので極端なピッチ走法、これは自他共に認める私の特徴です。参考までにと、一流選手でピッチ走法といわれる人の100mレースを分析してみたところ・・・

井上悟先生(元日本記録保持者)・・・49歩で10秒21(ストライド204cm・ピッチ4.8/秒)
アンドレ・ケーソン先生(アメリカ)・・・48歩で9秒92(208cm・4.84/秒)
井手らっきょ先生(ベンジョンソンとの対決レースで)・・・52歩で11秒51(192cm・4.52/秒)

 3人とも私とほぼ同じ身長ながら、実はストライドもかなり長いことが分かります。私もピッチは一流選手と変わらないのですが、現在の狭いストライドだから維持できているわけで、ストライドを無理に広げようとするとピッチは大きく落ちると思います。この辺りは自然と身に付いている点なので、やはり私の場合はピッチを優先させることが重要でしょう。ただ意識しすぎて脚の切り返しが小さくなることがあるので、それに気を付けないといけませんね。
2012年1月28日 (土) 冬練前半も終了
 今日は大学を代表して市民向けの講演会を行ったため、今週は2回とも平日練習でした。火曜日は体育館で33mのシャトルランを5往復。また学生がバスケットの練習のため、斜めコースではなく縦コースでの実施です。1500mペースで3本行って84・84・81秒。サッカー練習のように折り返しで勢いよく踏ん張ると故障につながるので、無理せずに減速しています。よって、かなりタイムロスしますが、それでもトラックで走るより負荷はかかって良い練習になっていると思います。
 そして金曜は踵引き付け330m走。時間短縮のため1分レストで3本行いましたが、3本目はふくらはぎが攣りそうになり引き付けも甘くなりました。タイムは1分40秒・1分36秒・1分33秒と好調ですが、2分レストでしっかりフォームを維持するのがベストのようです。

 これで冬練前半は終了。2月はシャトルラン・踵引き付け走をペースアップして行う予定でいます。昨年は1月から3月まで同じ練習ペースを通して屋外練習に移りましたが、初日で故障してしまいました。やはり屋内でもある程度速い動きで慣らしてから屋外練に移る方がリスクは少ないのでは、と考えています。さらに強くなる(はずの)弘前の某にご注目の程を。
2012年1月21日 (土) さらに追い込む
 今週平日は、体育館で40mのシャトルランを行ってみました。雪の降らない地区に住んでいた時の冬練では中距離ペースで走っていたこともあり、体育館でもそれに近い練習が出来れば・・・ということで試してみました。シャトルランとはいえまだスピードを上げるのは怖いので、1500mのペースで4往復。距離で320mに相当しますが、これが予想以上にきついものでした。折り返しで脚で軽くブレーキを掛けながら止まり再び加速という動きを繰り返すので、同じペースでトラックを走る場合より疲労度が大。76〜80秒というタイムながら、2分レストの3本でも脚に乳酸がたまるメニューです。体育館を周回して300m走ってもペースが落ちるので、それならシャトルランの方が効果がありそう。2月になったら800mペースに上げて行ってみたいですが、折り返しで脚を痛めないように気を付けたいと思います。

 今日は例のバウンディングトレ。私のクラスの学生が体育のためのバスケ練習をしていたため、斜めの40mではなく縦の33mコースで10本行いました。つなぎのジョグもしっかり走ることを意識し、5分レストで3分54秒・4分1秒・4分3秒。ペースとしては40mの時と比較しても悪くはありません。3セット目は最低5本目標でスタート、呼吸も苦しく膝が笑いそうになりましたが、何とか踏ん張って10本クリア。前回以上に追い込んだ練習が出来ました。

 しばらくは泥臭い練習が続きますが、この時期は地道に筋力と持久力を強化するという意識で乗り切っていきたいと思います。
2012年1月14日 (土) 相撲が面白い
 今週も大学体育館での練習で、平日は440mと330mを1本ずつ走りました。1500mペースより速く走ったつもりでしたが、それぞれ93・70秒とカーブがきつくてタイムが上がりません。出来れば体育館内でも中距離ペースインターバルをと考えていましたが、難しそうですね。
 今日は踵引き付け330m×5。1月に入ってからは初めての実施ですが、1分40秒から始まって1分31秒まで上げられ、バウンディングトレに続いて昨年を上回る好調さでした。2分レストなので呼吸も苦しくなりますが、踏ん張りが利く状態でヘロヘロにはなりません。おそらく継続して行ってきた股関節ストレッチのおかげで、効率良くエネルギーロスの少ない脚の動きが出来ていると思われます。それが練習タイムの大幅アップに繋がっているのではないでしょうか。

 さて話題変わって大相撲の話ですが、スペインから帰国後に大相撲中継を見る機会が増えました。私の妻も相撲好きで、高見盛と引退した朝青龍のファンのようです。私はいうと、BS放送が見られることもあって三段目や幕下の取り組みにも目を向けています。まだ荒削りな力士が多いクラスですが、その中でも個性を感じさせる技や取り組みが見られます。体が大きい者が常に勝つとは限らない。それがこれらの取り組みからも分かりますね。で、ワタクシ弘前の某は以下のように考えました。

  「スピードを生かした相撲で動き回れば、ISAの山に6勝9敗も可能」

 最近久しぶりに母校で相撲トレを行ったというISAさん。真っ向勝負では話にならないものの、チェコ出身の隆の山ばりに動き回れば私にも勝機はあるのではないかと考えております。

「ほう・・・ワシに6勝するのに15番で良いと思っているのかね?まあ実際に組んでみようや。」

 不気味な笑みを浮かべるISAの山。言わない方が良かったのか・・・今後取り組みが行われずに済むことを祈るばかりであります。
2012年1月8日 (日) 室内陸上大会
 今日は津軽地区室内陸上大会に参加。雪国ならではの大会ですが、室内といっても体育館での実施。種目は40m・1500m・立幅跳びなどで、私は冬練序盤ながら練習の一環として1500mに出場しました。当初は大きい体育館で1周200mくらいと思っていましたが、実際は1周110mほどで13周。こんなコースを走らせるのかという思いでしたが、とりあえず同走の高校生についていこうとスタートします。

 序盤からやや飛ばすようなペースで高校生に付いて行きますが、徐々に離れていきます。とにかくカーブが多いので、脚への負担も普段以上。ラスト1周を前に彼らはスパートをかけますが、私はヘロヘロでとても付いて行けません。それでも諦めず泣き走りを見せ、拍手の中でゴール。タイムは5分46秒で、最低でも5分30〜40秒という目標には及びませんでした。しかし冬練序盤そして13周コースということを考えると、このくらいの走力なのでしょう。とにかく目一杯追い込んだ走りだったので、現状での力は出し切れた内容だと思います。直前のバウンディングトレは好調でしたが、まだ継続していかないと真の男になれないことが分かりました。勝負はこれから、見てろってんだ!

「そんなに男になりたいならワシらに任せておけ。恥ずかしがることなんてないさ。時にはそういう経験も必要なのだよ。」

 新たな道を切り開こうとされているサングラス先生。そんな経験はしなくていい。毎回殴られる方がずっとましだ・・・そう心に決めた弘前の某なのでした。