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練習日誌・日々の体験談のページです

2014年12月27日(土) 1本だけだが

 今週はかねてから計画していた雪トレーニングを祝日に行いました。練習に使っている100mロードコースは雪道でもキロ5分ペースくらいなら走れる状態なので、以下のようなメニューを試してみました。

【火曜】雪かきトレ100m往復×10(トータル25分弱)、100m腿上げ×3(3歩/秒)

【土曜】バウンディング:10m助走付き20m×10(30mジョグつなぎ)+40m×10(40mジョグつなぎ):20mは9〜10歩 40mは奇数回が20〜23歩 セット間10分

 火曜日は、そりに雪を乗せて100m先まで運び、捨ててまた戻るという形式を10本。そりにあまり沢山の雪を乗せられず軽めの負荷でしたが、良い有酸素運動というところ。走るスピードはキロ5分程度でしたが、雪がもう少しだけ深いとクロカン走のような効果が得られて負荷も増すのではと思います。

 そして今日は先週に引き続き10m助走付での20mバウンディング。遠くへ跳ぼうとして着地点が前になりがちなので、重心下に着地して跳ねていく感覚を意識したところ、1本だけですが9歩でクリア。平均すると9.5歩くらいで徐々にコツをつかんできています。ただ時々、助走のスピードに負けて着地時にバランスを崩してしまいます。ハムストリングスを含めた体軸がまだまだ弱いので、このメニューを通じて強化できればと思います。この1セットでかなり追い込んだので、2セット目は1本ごとに強弱強弱・・・の努力度で行いました。それでも終盤はフラフラで泣き走りならぬ泣き跳び状態。そして現れたサングラス先生の鉄拳はひたすら強強強強・・・2セット合わせて屋外の300m×7に匹敵するだろうか、という負荷で追い込んだ練習が出来ました。

 年末年始は家の近くのロードで再び雪トレの予定です。そり遊びが出来れば、ゆうちゃんを乗せて引っ張るのも良い練習になりそうです。一生懸命頑張りますので、各サングラス先生におかれましては、良いお年を過ごされて鉄拳等もお休みいただけますようお願い申し上げます。

2014年12月20日(土) 腿上げは難しい

 今週は弘前にも猛吹雪が襲ってきましたが、今日はやや気温が上がったせいか少し雪も解けてきています。それでも除雪後の路肩の雪はごっそり残っているので、ロード持久走を行うのは無理そう。という事で、引き続き体育館練習でした。

【火曜】0.5キロアンクルウェイト付き腿上げ110m×3+キックアップ走330m×5(いずれも90秒レスト):腿上げ50秒前後、キックアップ1'56"→1'41"(3歩/秒)
【土曜】10m助走付き20mバウンディング×10×3(30mジョグつなぎ、セット間6分):3'50"×3(全て10歩)

 腿上げは今回もアンクルウエイト付きで、腹筋を意識することで腸腰筋への負荷はかかります。ただ有酸素的メニューにするのが難しいですね。過去にも色々と運動時間やレストを変えてみましたが、結局心肺系への負担がかかる前に脚が疲労してしまいます。そこでキックアップ走と組み合わせたところ、心肺系にもそこそこ負荷がかかりました。ふくらはぎが攣らなければ、7本は行けるでしょう。腿上げとのセットメニューで行っていこうと思います。

 今日のバウンディングは次なる目標・1歩2.5mを目指して、10m助走付きの20mで行いました。助走があれば9歩は余裕と思いきや・・・全て10歩と助走なしと変わらず。特に左脚着地の際、前に着地しようという意識がどうしても強くなり、力が逃げて上手く跳べいない感じでした。やはり重心の下でグッと踏んばる動きでないと、本来の走りにも生かせない事になります。せっかくの助走も意味がありません。私にとっては思った以上になかなか難しいですが、繰り返してものにするしかありません。地道に頑張っていきます!

 うっ、な、中嶋サングラス先生の不気味な足音が・・・当面の目標40m18歩目指して死ぬ気で頑張らないと・・・

2014年12月13日(土) 一つの壁を越えた

 今週も体育館での練習でした。先週行ったキックアップ走、腸腰筋への負荷が今一つだったので、腿上げに変更して試してみました。

【火曜】腿上げ110m×10(アンクルウェイト0.5kg):50秒前後で145歩くらい @〜E90秒レストF〜I60秒レスト

【土曜】ジョグつなぎバウンディング40m×10+30m×10(セット間10分):40m20〜23歩 30m16〜18歩

 腿上げはアンクルウエイト付きで、脚を持ち上げるというより腹筋を利用して引き上げるという意識。こうすることでキックアップ走に比べると腸腰筋への負荷は大きくなるようです。ただ心肺系への負荷が小さいので、腿上げ5本+キックアップ5本くらいだと目標とする負荷が得られそうです。

 今日のバウンディングは、速さより大きく跳ねる意識でトライ。助走なしながらも、40m20歩つまり1歩2mの壁を初めて越えました。インターバル形式なので4本目以降は疲労で徐々にストライドが短くなりましたが、心肺系への負荷も大きく、非常によく追い込むことが出来ました。2セット目は30mに短縮して行い、もはやバネが残っていない状態で泣きながら10本こなしました。今回はビデオ撮影してフォームチェックしましたが、着地時に全身が「くの字」に曲がってしまう感じですね。体幹部が弱く着地の衝撃に耐えられないようですが、意識としても体幹をしっかり保持するように心掛けたいと思います。という訳で、ナカシマサングラスキックなしで一つの壁を越えました

「まだ甘い。1歩2.5m、つまり40m16歩を達成するまで、ワシはお前を後ろからキックしてアシストしてやる。」

 確かに15歩目でキックを浴びれば10mくらい吹っ飛びそうだ。でも全身もろともたたきつけられるよね、体育館の壁に・・・

2014年12月6日(土) 1歩2mへの道

 12月になりました。弘前も現在30センチほどの積雪量で、しかもこの冬初の真冬日。早くも本格的な冬の到来かというところです。今週は2回とも体育館練習で強化しました。

【火曜】キックアップ走インターバル330m*5(4本は0.5kgアンクルウエイト着用):2分レストで1'44"・1'48"・1'44"・1'45"・1'37"
【土曜】5m助走付き30mバウンディング*10(ジョグつなぎ)2セット:16〜17歩(トータルタイムは4分22秒・4分20秒)

 火曜日のキックアップ走は腸腰筋強化目的でアンクルウエイト着用。走動作の中だと、現状では0.5キロならフォームも崩れず適切な負荷ですね。外した後の5本目は、脚が空回りするくらいの感覚でした。ただどちらかというと、腸腰筋よりハムストリングスに負荷がかかっていたようです。そうなると腿上げで行った方が良いでしょうか。来週試してみようと思います。

 そして今日はお待ちかねのバウンディングインターバル。バレー部が練習していたため、斜めコースではなく縦コースの30mで実施しました。当初は1歩あたり2m目標でしたが、とあるサングラス先生より・・・

  「助走付きでもいいから30mで12歩を目指せ」

 ギョエッ、1歩2.5mでありますか!?これまで100mスピードバウンディングでも52歩が最少だけにこれは難関ですが、とりあえずトライしました。が、5m助走付きでも16歩が精一杯。なかなか大きく跳ぶ感覚がつかめません。持久系メニューで動きがゆっくりな中でも、まずは15歩を目指さないといけないでしょう。この時期は寒くて動的可動域が狭くなりがちですが、この1歩2mの壁は破りたいものです。それでも各セットともに中距離ペースインターバル並みの追い込み度が得られ、そこは狙い通りでした。

 しばらくは持久力養成となるので、例年通り何とか跳躍系メニューをアレンジしながら屋外走練習に近い効果が得られるよう強化していきたいと思います。

2014年11月29日(土) 有酸素系からじっくりと

  先週末からスタートした冬季練習。まだ序盤とあって、体を慣らす程度の負荷から始めています。今日はバウンディングインターバルの予定でしたが、朝からの雨が昼過ぎに丁度止んだので、ロード持久走に変更しました。

【火曜:体育館】20分ジョグ、キックアップ走110m*2+330m*2(R=1・1・2分):35”・35”・1'41"・1'42"
【土曜:ロード】4130m走:19分43秒

 火曜日のキックアップ走はいわゆる踵引き付け走で、2年ぶりに実施。脚の切り返し動作をゆっくりながらも大げさに行いながら走るように心掛けました。これから量を増やし、330mを5本出来るようになれば、中距離的な負荷がかかって良い練習になるでしょう。

 今日の持久走は中途半端な距離ですが、4周で3.3キロと設定しているコースを5周したので4130mとしました。ラスト1周は少し腹が痛むも何とか踏ん張り、トータルではビルドアップのように走り切れました。まだまだ目標の持久力には及びませんが、現状では適度の追い込み度でした。来週からは弘前も雪が降るようで、ロード練習も3月末まで出来なくなりますが、その分は体育館でのバウンディングで補う予定です。

 この冬練では、上記のキックアップ走とバウンディングインターバル(ジョグつなぎなど)をメインに行う予定です。昨年行ったシャトルランは、トップスピードに達する前に止まってしまう上にふくらはぎへの負担も大きく、疲労度の割に効果が・・・というメニューでした。よって今回は行わないことにしました。キックアップ走ではアンクルウエイトを着用し、腸腰筋強化も行えるように計画しています。既に購入したので早速来週試してみようと思います。持久力養成の時期なので、インターバル形式で量をこなせるよう軽い負荷で行った方が良いですね。

「アンクルウエイトの効果、ワシも楽しみだ。3月辺りに仙台で再会して、キック選手権のオープン戦を開催しようや♪」

 また中嶋サングラス先生を刺激してしまったようで・・・でも受けて立つつもりで強化していこうと思います!

2014年11月22日(土) バイリンガルになりかけ?

  ゆうちゃんが幼稚園生になってから7か月が過ぎました。あと2か月で4歳になります。体調を崩して時々休みますが、楽しく過ごしているようで、先生からの連絡ノートにもその様子が書かれています。クラスでの日本語もだいぶ増えてきたという事です。

 ゆうちゃんの場合、家の中では複数の言語に接しているせいか、同年代の子供に比べると言葉の習得が遅いというのが特徴です。1歳半や2歳半検診でもそれを指摘され何か対策をと言われましたが、これまで特別な訓練を行わずに過ごしてきました。私がゆうちゃんに話しかける場合は、日本語のみです。妻の場合は英語と片言の日本語で、とっさの場合は母国語(シンハラ語)が出ます。ちなみに夫婦間では100%英語を使っています。という訳で、ゆうちゃんは3つの言語に接していることになりますが、幼稚園に入ってからはやはり日本語を聞く時間がずっと増えています。このような環境の下、現時点で以下のような状況になっています。

・2単語会話ができるようになった。「コマ、遊ぶ」「お肉食べた」など。

・話し言葉のメインは日本語だが、英語で意味を理解している単語や文章もある。Rainbow, baseball, step,「 Good job!」「 What is this?」など。歌も発音がやや不明瞭だが英語で歌えるものがある。

・ひらがなは全く読めないが、アルファベットは順番を変えても全て読める。パソコンのキーボードでもすぐに探し出して打てる。

・数を数える時は日本語と英語の両方を口にする。英語では100まで数えられる。

 まだどちらの言語も不十分ながら、状況に合わせた言葉が出るようになっており、バイリンガルになりかけという状態のようですね。幼稚園入園時は単語をいくつか口にする程度だったので心配もしましたが、「行けば話せるようになるよ」というアドバイスを受けて思い切って入園させました。これまでも多少の問題はあれ、話せないことで孤立したりかんしゃくを起こしたりという事はなく、結果的に入園させてよかったと思います。運動会や音楽発表会でも指示通りに動いており、周りの様子を見ながら先生の言う事を理解できるようになっていますね。それでもまだ、家の中でも私達の言う事が通じないことが多いですが、分かったり出来たりした時には褒めるようにしています。インターネットでも英語版のアニメを見ることが多いせいか、やはり英語の発音はきれいですね。特殊なケースとはいえ、3歳児がアルファベットや英単語を理解出来るのは素晴らしいことです。私達もそういうポジティブな気持ちでゆうちゃんを応援していきたいと思いますね。

2014年11月15日(土) 食生活での試み

 11月中は筋トレは行うものの走練習は全く無しなので、実質的にも完全オフの状態です。この機会に食生活も改善してみようと、最近ある試みを始めました。

 私の食事バランスを見てみると、朝昼夕食のカロリー比が1:3:6位になっています。学生時代の不規則な生活スタイルが災いしてか、朝食を殆ど食べられないようになってしまい、その反動で夕食でドカ食いして朝はおなかが空かない・・・という悪循環です。中年太りになりやすい典型的なパターンながら、幸い気になるほどの体重の増加は見られていません。しかし、試合のある日に朝食が食べられないという問題を抱えています。レースが午前中や昼過ぎの場合には朝食をしっかり食べておきたいのですが、どうしても食欲がわかないという状態が続いていました。

 調べてみると、大雑把な計算でも、私のこれまでの夕食は軽く1000キロカロリーは越えていました。夜はカロリー消費量が落ちるので、これでは朝に食欲が湧かないのももっともです。そこで夕食を半分近く減らし、その減らした分を朝食べようという試みを実施。やはり、いつもより少ない夕食量なので物足りなさを感じますが、空腹で夜眠れないほどではありません。そして翌朝。これまでほとんど食欲がなかったのがウソのようで、前日の夕食で減らした分近くを食べることが出来ました。朝からこれだけ食べられるのは、高校時代以来かも知れません。結果的に昼食までそれ程空腹感はなく、その後の夕食もドカ食いしなくても済むということが分かりました。

 理想的には朝食でも400〜500キロカロリー摂取するのが良いようで、これはおにぎり2個とかハムエッグサンド2枚くらいの量に相当します。今まではその量でも食べる気がしなかったのですが、1日のカロリー配分を変えることであっさりと解決することが出来ました。ちなみに1日でのトータルカロリーは同じなので、食事を減らしているという感覚がなく、ストレスも貯まらないと思います。また活動量の多い日中に摂取カロリーを多くすることになるので、今後も体重増の心配をしなくて済みそうです。

 という訳で、食生活改善が来季の400m記録向上にも役立つ事は間違いなし!と考えている栄養生理学専門のツチヤ先生なのであります。

2014年11月8日(土) 乗り込む意識

 今年も早いもので、全ての競技会が終了しました。この11月は完全休養にあて、12月から冬練開始の予定です。今季は100m・12秒82、200m・26秒78、400m・61秒93がシーズンベスト記録。200mで復活の兆しが見えたものの、シーズン全体を通しては低調という結果でした。今季はレースの様子を何度かビデオ撮影して頂いたので、その分析をもとに現在の課題を考えてみたいと思います。

 前回のレース反省でも書いたように、現在の私のスプリントフォームは上体が仰け反りすぎて腰が落ちた状態になっています。以下の2つのリンクの写真を比較してみて下さい(それぞれ別ウインドウで開いてご覧下さい)。

2002年100mレース(12秒42)http://tsuchiya400m.sakura.ne.jp/100m-foto.html
2011年100mレース(12秒56)http://tsuchiya400m.sakura.ne.jp/profile-2.html

 いずれもトップスピードに達した50〜60m地点で、ほぼ同じ局面を比較出来ます。いずれも近いタイムで走っていますが、2002年は適度に上体前傾して、いわゆる「乗り込み動作」が無意識に出来ていることが分かります。一方の2011年は現在と同じで、後ろに倒れそうなほど上体が仰け反っています。隣コースの選手と比較するとその差は明確で、私の方は前進しようとする力を引き留めるような格好です。この傾向は2011年以降の別の写真でも確認できます。走っている私自身でもそれは自覚していましたが、ここまで反り返っているとは思いませんでした。おそらくハムストリングス柔軟性や腹筋力の低下、または故障上がりの脚をかばう動きが無意識のうちに積み重なって現在のフォームになったと思われます。

 私もこの乗り込みという言葉自体は知っていましたが、自分には無関係なことだと気にかけていませんでした。今年の春に前傾を意識した練習でも、上体もしくは全身を乗り込ませるという意識がなく、動画で見ても単に腹をへこますようなフォームになっています。よって、たまたま良いタイムが出ても長続きせず、いつの間にか前傾自体も忘れていたという事なのです。シーズン終盤で400mペースの練習タイムが上がってきましたが、スピード的に余裕があるので自然と乗り込みが出来ていたのでしょう。一方で最終戦の200mレースはストライドを意識した全力走となったため、上体が脚の動きについていけず後ろに置いてきぼりにされている格好になっています。よって100・200mの場合は特に意識して乗り込むようにしないといけないようです。
 
 見方を変えれば、現在の非効率的な走りでも200mで27秒0という事は、フォーム改善が身に付けば26秒台前半の力はあるという事。つまり体力的には好調時と同等とみなせるでしょう。40歳を越えた今でもそれなりの練習量をこなすことは可能なので、それを生かすためにも、来年は今まで以上にフォーム意識に重点を置くシーズンを送りたいと思います。

2014年11月4日(火) 長嶋茂雄になれなかったツチヤ先生

 11月2日、今季最終戦となる仙台大学記録会に出場しました。このコーナーでも紹介したように、中嶋サングラス先生による天覧試合がついに実現しました。これまで天覧試合を計画してはキャンセルという事が続き、そろそろ大逆罪適用かという状況になっていましたが、ようやく機会がやってきた訳です。実は今回は400mに参加予定でしたが、不注意による脚の打撲で膝を曲げると痛みが出ていました。よって400mは棄権し翌日の200mまで引っ張り、それで痛みがあっても強行出場という事にしました。

 そしてレース当日。中嶋さんと駅で待ち合わせて競技場に向かいました。膝裏の痛みはまだ残っていますが、幸い走動作では気になりません。気温も20度以上で最高のコンディション。直前練習も好調だったし、これは25秒台も出ちゃうかね!?と期待しながらスタートを待ちます。

 私は最終組でのスタート。他は高校生二人で、私が外側コースです。前半から突っ込もうと飛び出したスタートは、遅れもなく好調。中盤で高校生に抜かれるも、前回レース同様にストライドを意識しながら進みます。しかしラスト30mで失速し、かなり離されてゴール。トップのタイムが25秒1台だったので、私の25秒台はないと分かりました。最低でも26秒台は出るだろうと予測していましたが、「差から見て27秒台かかっておるのではないかね?」という中嶋先生のお言葉。そして結果は・・・

   27秒07(−1.1m)

 長嶋茂雄になるどころか、お言葉通り再び27秒台に逆戻り。天覧試合での大失態ですので、当然逃げる間もなく中嶋先生に首根っこを引っ掴まれ、伝説のオニヅカタイガーキックを顔面に浴びて涙しました・・・。

 1週間前の練習が好調だっただけに残念な結果でしたが、中嶋さん撮影の動画をチェックすると、矯正したはずの欠点が再び出てしまっていた内容でした。前半70mほどで上体が後傾しており、脚の回転だけで前に進んでいるようなフォームになっています。一緒に走った高校生が適度な前傾を維持しているのと明らかに対照的。手足の動きとは裏腹に上体が取り残されている走りになっているので、前進しようとする力を引き留めているような動きです。これでは200mで0.5〜1.0秒のロスが出てもおかしくはありません。最近はストライド走法に意識を集中しており、上体前傾は気にかけていませんでした。やはり骨盤を前傾させることを第一に意識し、それで前に倒れ込む勢いを利用してストライドも伸ばすという感覚を会得しないといけないでしょう。物理的そして人体構造的にも、それがより効率的であることは明らかです。冬練でのバウンディングからその意識で取り組むようにしたいですね。時々動画でのチェックも必要だと思います。

 という訳で、初の天覧試合は中嶋先生の大勝という結果でした。まあ走ってみなければ今回の結果は分からなかった訳ですし、その代わりに課題が明確に見つかったのは大きな収穫です。この場をお借りして、中嶋さんにお礼申し上げます。

「今回はご指導誠に有難うございました。次回お会いするときは家族ともどもゴチになりまぁす!!」

 再び暴れる中嶋先生。そしてめり込む顔面キック。その模様を再度ご紹介し、今季最終レースのレポートとさせていただきます。http://tsuchiya400m.sakura.ne.jp/2014/sunglasskick.jpg

2014年10月25日(土) 長嶋茂雄になれるのか!?

 来週末は仙台大学記録会での400mに出場。いよいよ今季最終戦となります。今週は土トラック練習2回とパワーマックス練習、これも今季最後となる強化練習を行いました。

【月曜】150m×4(レスト7+7+10分):22”2・22”0・22”2・22”3
【木曜】パワーマックス・ハイパワー:2.9kp×7秒×5(レスト40秒)160・163・163・165・160
【土曜】300m×2(400ペース+全力、レスト30分):45”3・46”3(200m通過29”5・30”1)

 火曜日が大学学園祭の代休日でしたが、雨の予報(実際に雨)だったので1日繰り上げての150mインターバル。ストライドを意識し、ペースダウンしないようにレスト時間も十分とりました。ほぼ全力走でしたが、シューズの底に泥がへばりつくようなトラック状態とあって、目標の21秒台は出ず。それでもぎりぎり100m14秒台ペースは維持できたので、この300m土トラックでは最低限の練習ペースというところでしょうか。木曜のパワーマックスは、月曜練習でのスピード不足を補う意味で実施。5本ともマックス回転数が160rpmを超え、ハイパワーもこの1ヶ月で上がってきていることが確認できました。

 このパワーマックス練習が良い刺激になったか、今日の300mは1本目で44秒台も間近というコースベストタイム。200m通過は29”5と、このコースでの400m前半ペースとしてはかなり突っ込んだタイムです。その後の回復も意外と早く、46”3は2本目のタイムとしては過去最高でした。明らかに乳酸耐性が上がって400mで記録を狙える体調に仕上がっています。脚にも過大な負担が掛かっておらず、効率的な走りが出来ている証拠でしょう。シーズン最終盤にしてストライドとピッチの調和がタイムに結び付いてきたのは大きいですね。

 さて、最近書いているように来週末のレースは中嶋サングラス先生の御前試合、つまり天覧試合となります。天覧試合と言えば・・・そう、55年前の巨人-阪神戦で、あの長嶋茂雄大先生がサヨナラホームランを打ったという伝説がありますね。私の場合、最終戦での400m60秒切りがまさにサヨナラホームランに当たります。達成すれば4年ぶりの快挙。果たしてワタクシは長嶋茂雄になれるのか。またまた乞うご期待であります!

2014年10月18日(土) 地道に練習

 今日は大学学園祭関係の仕事で日中に練習が出来ませんでした。こうなる事は元々分かっていたので、平日にパワーマックスで400m練習を行い、今日はロードでの持久走を実施しました。

【火曜】パワーマックス:ハイパワー2.9kp×7秒×5 (40秒レスト)159・158・160・165・163rpm
 ミドルパワー2.5kp×30秒×3(90秒レスト)145-132・143-117・134-107rpm
【土曜】 ロードコース100m流し×2  3.3km持久走:15分45秒

 最近の平日練習は日没後となるので、400m対策メニューを行うとなるとパワーマックスしかありません。そのパワーマックス、ハイパワー・ミドルパワー共にマックス回転数が上がってきています。そのせいか、終了後は太腿前面に加えて後面のケツ割れ度も過去最高レベル。座っても横になっても痛みが収まらず、苦しさにもだえていたケツ割れ王子でした。走練習ではここまで追い込み切れないだけに、良い練習になったと思います。

 今日は日没前後の時間帯に練習。弘前もかなり寒くなってきて、長袖・ロングタイツ着用でした。まず100m流しでスピードの刺激を入れた後、久しぶりの有酸素メニューを行いました。流しは暗い中だとフォームが小さくなりがちなので、タイムは取らずにまずストライドをしっかり意識することに集中します。その後ロードで3.3q走。こちらも暗くて最初のペースが上がらず、ビルドアップのようになりましたが、キロ5キロは切るという最低限のペースで走れたと思います。

 このように、限られた時間でも地道に練習を続けております。来週火曜日は学園祭の代休日となるので、この日と土曜日に400m対策の走練習を行い、11月1日の今季最終戦に備えたいと思います。

2014年10月11日(土) 最終戦は11月1日

 今日は西北五陸上大会の400mに出場予定でしたが、また新学科新設に伴う業務が急に入ってキャンセル。天気も良く、今日行った練習結果から見ても、レースを走っていれば60秒も切れそうな体調だっただけに残念!これで11月1日の仙台大学記録会、中嶋サングラス先生監視の下での最終戦が確定いたしました。

【火曜日】 試合のための調整 50m×5(400mペース) タイム測定なし
【土曜】 300m×2(400mペース、レスト30分):45”6・48”0
いずれも300m土トラック

 今日は先週以上に強風だったので、前半からスピードに乗れるようにと最初の100mが追い風になるように走りました。ストライドとピッチの両方を意識し、1本目はラスト100mで向い風に阻まれながらもコースベストタイ。2本目はさらに強烈な向い風となり、ラスト50mは殆ど止まりそうになりました。このトラックは地形的に強風になりやすいようですが、実際のレースでも今日の様な条件になることは十分ありうるので、そういう意味では良い練習になりました。その条件が悪くても1本目で好タイムが出たので、2本目こそ落ちましたが先週に比べると質の高い練習になりました。ちなみに、1か月前に左ハムストリングスを痛めた直前には45”6+46”9。今日の風を考慮しても、その後取り入れたパワーマックス練習で少なくとも維持は出来ている事が分かりました。

 ようやく脚を気にせずに走れるようになり、今季最終戦に向けて希望が持てる現状だと思います。なお300mトラックは日没後も中距離ペースインターバルなら安全に行えることが分かったので、出来る限り平日も走練習を行っていきたいと思います。

2014年10月4日(土) 心の友・都合良男君の言葉

 ハムストリングスの張りが続いて見合わせていたスプリント練習、ようやく今週から再開しました。来週土曜日が400mレースとなるため、それまで最低1回はレースペースで練習しておかないと・・・と考えていましたが、何とか間に合う形で再開できました。

【火曜】100m流し×3(タイムなし)→帰宅後パワーマックス2.5kp×30秒×3(90秒レスト):145-128・138-118・129-106 (rpm)
【土曜】300m+100m×5(400mペース・レスト20分+100mW×4):47”4・15”7・15”7・15”8・15”7・16”1

 火曜日の流しは実質400m前半ペースで、このペースで脚に痛みが出ないのを確認できてホッとしました。日没後だったので、続きは帰宅後のパワーマックス・ミドルパワーメニューで追い込みました。

 そして今日は400mレースペースの300m。ほぼ1か月ぶりの実施とあって、入念にアップして臨みました。前回同様にストライド意識で飛ばすも、前半の強い向い風に阻まれ47秒台。すぐに回復したことからも追い込んだ練習にはなりませんでした。その後はペースを上げるために100mインターバルに変更するも、こちらもペースは上がらず。結局質の低い練習になってしまいましたが、脚が回復間もないことを考えると、この位のペースで良かったのかも知れません。今日の練習でOKなら、来週のレースでも故障再発はなさそうですね。

 その来週の400mですが、60秒を切れれば今季最終戦となります。今日のタイムで切れる訳ねーだろうが!」いうサングラスコメントが殺到しそうですが、ワタクシの心の友・都合良男(つごうよしお)君は以下のように言っております。

300m後にすぐ回復したのはパワーマックス練習のおかげ。来週は前半から飛ばしてもバテずにゴールして60秒切りだよ!」

 本当に良いことを言ってくれます。ちなみに切れなければ、11月1日の仙台大学記録会で再挑戦で、これは中嶋サングラス先生御前での天覧試合となります。出来ればこの天覧レースは避けたいのですが、果たして結果はどうなるか。来週末をお楽しみに!

2014年9月27日(土) 野球は負担が大きい?

 今週の火曜日は祝日だったので、本来は追い込んだ走練習を予定していました。しかしハムストリングスの痛みは無くなったとはいえ、いきなりスプリントペースで追い込むのは怖いとあってパワーマックス(自宅のエアロバイク)練習にしました。

【火曜】パワーマックス:ハイパワー2.9kp×7秒×540秒レスト)156・152・153・152・159 

           ミドルパワー2.5kp×30秒×3(90秒レスト)138-133・151-119・132-108

【土曜】学生と野球 その後300m×52分レスト):5858595961

 

 パワーマックスは初めてハイパワーメニューを実施。私の場合、ハイパワーは4kpあたりが適切のようですが、家のエアロバイクでは2.9kpが最大なのでとりあえずそれで行いました。50m5本のつもりでしたが、160rpmは目標にしたいものです。その後のミドルパワーは400m対策。終了後は前回よりハムストリングスに乳酸がたまって苦しさに悶えますが、走練習の代替であればこの位の負荷でないと効果はないのでしょう。

 

 今日は女子学生との親善野球大会。試合前から痛めた方と逆の右ハムストリングスに張りがあり、無理な動きはしないよう気を付けました。終了後も張りが続いており、今日も大事を取って走練習ではスプリントペースは見合わせ。野球が良いアップになったと思いきや、7本目標の300mインターバルは4本で脚に限界が来てしまい5本で終了でした。夜になって脚の疲労が強くなっていることからも、ピッチャーでの動きが予想以上に脚の負担になっていたようです。2年ぶりにボールを握ったのに、私としては結構なスピードで投げましたので。それでも野球と走練習で総合トレーニングが出来た!とポジティブに考えておりま・・・あっ、ISAサングラス先生!

 

「ワシは今日、カープの入団テストを受けてきた。にもかかわらず、お前のそのザマは何だ。」

「え、でもテストには落ちたんでしょ・・・?」

「何だと、コノヤロー。ワシは以前タイガースとジャイアンツの1次テストを通ったんだぞ!お前も受けてみろー!!」

 

 野球素人なのにプロ野球の1次テストを通っちゃうISA先生。このお方は一体何者なの?とただただ唖然とするツチヤ先生なのでした・・・。

2014年9月20日 (土) 追い込み練習復活

 先週の火曜日に痛めた左ハムストリングスは、ほぼ完治という状態になりました。しかし時々ストレッチ痛が出るため、今日はまだスプリントペースは無理と判断。大事を取ってアップで全く違和感のなかった1500mペースの練習を行いました。平日練習と併せて以下のような内容でした。

【月曜】エアロバイク2.5kp×30秒×3(90秒レスト):140→132・138→116・132→106(rpm)
【土曜】300m×7(2分レスト):57・58・58・60・61・61・62秒

 バイク練習は今年2回目。400m対策を意識したミドルパワーメニューで追い込みました。2本目も中だるみせず130rpm以上を維持するのが理想ですが、ほぼ1年ぶりの実施の割には何とか400mレースの前半・中盤・ラストをシュミレーションした内容になったと思います。終了後はもちろん太腿がパンパンで酸欠状態でした。

 今日は中距離ペースのランながら、先週脚を痛めたメニューでもあるので、レスト間もストレッチやマッサージを行いながら慎重にいきました。月曜のバイク練習が刺激になったか、1本目が57秒という思わぬハイペース。さすがに中盤以降落ちて終了後はヘロヘロでした。それでも脚の痛みなく追い込むことが出来、平均タイムも60秒を切れたので400m対策として最低限の練習は出来たと思います。北上市に集結したサングラス先生方にも復活のアピールをすることが出来ました。今後は徐々にペースを上げていって、10月11日の400mレースには間に合わせたいですね。

「ところでお前は、大学のオープンキャンバスで忙しくて全日本マスターズは不参加と言っておった。明日以降どこへ出張するのかね?」

 冷や汗ダラダラのツチヤ先生。絶対言えないよね。出張が無くなったので明日は弘前りんご公園でゆうちゃんと遊ぶだなんて・・・

2014年9月14日 (日) これはすなわち練習のし過ぎであると!

 またまたサングラス先生を大いに刺激するタイトルであります。今週も先週と同じ練習を予定していましたが、火曜日に左ハムストリングスを軽く痛めてしまい、以下のメニューに変更して行いました。

【火曜】2分レスト300m×4:58・58・59・59秒 5本目途中で中止
【土曜】3000m持久走:13分42秒

 火曜日の300mインターバルは4本目まで60秒を切る好調なペース。が、5本目の100m地点で左ハムストリングスに痛みが出てストップ。この5本目の直前にピリッと痙攣したので、これが前兆だったようです。幸い今回も肉離れではないようですが、8月は毎週のように試合出場しており、おそらく疲労から来たものでしょう。つまり練習のし過ぎなのでそろそろ回復期を、そういう結論に達した訳でございます。ワタクシは週2回の練習熱心で鳴らしておりますので、はい。

 昨日の時点でストレッチ痛も無くなっていましたが、いざ走り出してみると中距離ペースでもまだ違和感が残っています。よって無理をせずに3000m持久走を行いました。このペースでも少し気になるので、痛みが出ないようにペース調節しながら走り、ラストスパートはせずに終了。それでも少し追い込んだ内容だったので、400mの基礎持久力養成としては良い練習だったと前向きに考えています。そして1日経った今日、痛みは悪化しておらずホッとしました。

 この2か月間で見ても、練習や試合でかなり量をこなしているので、疲労が出てきていてもおかしくはありません。時期的にもここで大きな故障をすると、今シーズンは終了になってしまいます。違和感が残るなら、少なくとも来週末まで走練習を中止した方がリスクは少ないし、これまでの練習での貯金を考えても、1週間程度の休養で走力が落ちることはないと思います。多少落ちたとしても、故障再発でアウトになるよりはずっと良いです。とりあえず痛めた筋肉が固くならないよう、ストレッチは継続していきたいと思います。

2014年9月7日 (日) 25年ぶりの再会でまさかの対決

 昨日は幼稚園の運動会と研究会での発表があったため、今日の練習となりました。平日練習と併せて以下のような内容でした。

【火曜】300m×7(2分レスト):58・58・58・60・60・60・60秒
【日曜】300m×2(400mペース+100%、30分レスト):45”6+46”9

 いずれも今季ベストという出来でした。まず火曜日のインターバルでは、序盤から失速を恐れず突っ込み、その後も60秒で押し切り、ようやく7本平均で60秒を切れるようになりました。基礎持久力もいよいよ上がってきているところです。
 今日の300m×2は、とにかくストライドを意識しながらスタートから飛ばすという好調時の感覚を思い出しながら行いました。突っ込み過ぎて中盤で潰れるか・・・と思いましたが、意外とスムーズに走り切れ、400mレース途中通過としては余裕度もまずまず。45”6は300m土トラックでのコースベストタイで、特筆すべきは2本目で47秒を初めて切った事。ここ数年は2本目は47秒9が最高だっただけに、それだけ余裕が残っていたわけです。やはり、最近は前半でピッチを意識することが逆にロスになっていたようで、ストライド意識で効率良い走りが出来ていることが早速確認できました。1・2本目ともさらに1秒アップすれば400mでは58秒台も期待できるだけに、上を目指して行きたいと思います。

 さて、先週の一ノ関マスターズで驚いた事とは・・・高校時代の友人・S君と卒業以来実に25年ぶりに再会し、しかも200mレースを同走したのです。名前と県を見てもしや・・・と思い、顔を見て確信して私が声をかけたのですが、お互いびっくり。私も彼も陸上部ではなかったので、なおさらでした。S君はバドミントン部でしたが脚が速いという印象はなく、私に至っては中学高校と文化部でしたので・・・。S君は陸上部顧問に就任したことをきっかけに5年前に競技を始め、今年何と100mで11秒9台のベスト記録樹立!そういう訳で200m対決も私の完敗でしたが、思い出話や陸上談話に花を咲かせました。

 マスターズ陸上を経て、旧友との思わぬ再会。新たな形で今後も友好を深めていこうと讃え合い、一ノ関を後にしました。

2014年8月30日 (土) 新しい試み

 今日は岩手県の一ノ関マスターズ記録会に参加。弘前から高速バスとJR在来線を乗り継ぎ、ホテルで1泊しての遠征でした。今日のレースでは、最近指摘されているストライドの狭さを矯正するフォームを試しました。200・400mの2種目参加でしたが、いずれも意識的にストライド走法を意識することにします。

 200mは開始直前に急に雨になり、トラックもスパイクもぬれた状態になってしまいました。それでも先日の青森マスターズ100mで雨の中でも好記録だったせいか、あまりナーバスにはなりませんでした。レースはM25〜45の混合で、私は外側から2番目コースからのスタート。前半で怒涛のように抜かれるも、慌てずにストライドをしっかり意識出来た走り。後半もラストで二人を抜くという、200mでは最近にない後半伸びる良い内容でした。ぎりぎりでも26秒台が出てほしいと期待する中、発表されたタイムは・・・

   26秒78(+0.1m)

 遅ればせながら、ようやく27秒を切る事が出来ました。公認では2011年以来実に3年ぶりの26秒台。もちろん現在の絶対スピードなら26秒2位を出してこそ本当の復活でしょうが、まず最低限の目標をクリアしホッとしました。さっそくストライド走法の効果が出た形となりました。

 400mは1時間半後のスタートで、完全回復。200mの結果からもシーズンベストは間違いないと思いました。しかも今回は、すぐ外側コースにいつも60秒を切れる青森マスターズ仲間という好条件。今回こそは何とかついて行こうとスタートを切ります。特に極端にストライドが狭くなる100〜200m区間でも、意識して大きな走りになるように心掛けます。しかしピッチが上がっていないようで、外側選手との差は広がってしまいます。それでも中盤そしてラストの失速は少なく、結果的にテンポ走のような形で走り切りました。レース後の疲労度もそれほどではありません。ただタイムは余り良くなさそうで、正式発表は・・・

   62秒74

 先週より少し良いくらいの結果。さすがに400mでは、ぶっつけ本番ではストライドとピッチの適切な調和は実現できませんでした。それでもレース中の余裕度から見ても、今回のストライドを維持したままピッチを上げてもまだ押して行けそうな気がします。おそらく60秒を切れていた頃はそういう走りになっていたと思うので、練習で繰り返し意識することで取り戻していきたいと思います。

 最近の200・400mレースでは、ピッチを維持しようとする走りが逆に非効率的な動きになっていたようですね。実際にストライド走法を試してみて、レース後半も粘れる走りが出来ることに気付いたのは大きな収穫です。何とか400mにもつなげるべく、今後の練習にも生かしていきたいと思います。

 ところで今日の試合、非常に驚いた事がありました。むしろこの話の方をメインにすべきだったのですが、詳細は来週末の体験談で・・・

2014年8月23日 (土) 腰痛でも出場

 今日は青森市で開かれた東青陸上選手権の100・400mに出場。二日前に本棚を組み立てている最中に腰を痛めてしまいました。昨日の時点でクラウチングスタートの姿勢が取れず、キャンセルも考えました。しかしここ数年は、大会に申し込んではキャンセルというケースが多いこともあり、最悪でもスタンディングスタートで流そうと考えて出場を決意しました。今日も前屈すると痛みが出ていますが、何とかクラウチングからスタートできる状態でした。

 先に行われたのは400mで、9時スタートの最初の種目でした。今回の目標は何とか61秒は切る事で、外側の8コースの高校生をマークすることにします。前半は大きな遅れはなく、8コースの高校生にも付いていけました。しかし後半に入って差が開き、ラスト100mは向い風の中でずっしり重くなった走りでゴールという最近おなじみのパターン。トップが55秒台で、私も60秒は大きく越えていると感じました。その記録は・・・

  63秒34

 目標からは大きく遅れ、今回こそはありとあらゆるサングラス制裁を受けて涙しました。風があるとタイムが大幅に落ち込むのが2012年以来の悪い特徴です。風によるロスを防げるよう、400mでもレースを通して前傾フォームの意識を徹底しないといけません。それ以上に、まず練習タイムの向上が第一の課題でしょう。Uchisサングラス先生のご指摘のように、本数を減らしてでも質を高める練習をしないと、63秒前後という状態はずっと打開出来ないと思われますね。

 400mレース後は割と早く回復したので、100mにも出場することにしました。強烈な向い風で記録は望めませんが、そんな中でどれだけのタイムが出せるか。腰の方も何とか持ってくれそうです。スタートはまずまずながら、さすがに脚にバネが残っていませんでした。それでも吹き付ける強風で上体が起きないように、ゴールまでずっと前傾を維持というレースになりました。トップは12秒3台で、差から見ても私の12秒台は絶対ない。14秒かかったか?と思われましたが・・・

  13秒63(−5.3m)

 さすがにこの風はエグすぎます・・・それでも無風なら13秒1相当、400mを走っていなければぎりぎり12秒台は計算出来る状態です。ちなみに土トラックの練習では、追い風5mでもこのタイムは出せません。そういう意味では今回のレースは健闘で、良い経験になったと思います。

 という訳で、タイムは悪かったですがサングラス対決は以下のように判定させて頂きます。

「腰痛の中で大会参加し、100mは400m後で強風という状況ながら敢えてトライ。これはサングラス的精神に則った尊い勝利ではあるまいか。」

 以上でございます。この判定に異論・反論のある先生方は何とでも言ってきてみろご意見頂けますと誠に幸いです。

2014年8月17日 (日) 2か月ぶりにスプリント練習

 昨日は本来は青森県民体育大会の100mに出場予定でした。しかしあいにく急な出張が入ったため、先週の大会の際に出場辞退をサングラス監督にお伝えしました。どつかれましたが、おそらく別の方に代わってもらえたものと思います。

 さて、今週は涼しい日が続いた弘前。練習も300mトラックで持久系2回、スプリント系1回を実施できました。

【火曜】2分レスト300m×7:62・59・60・60・61・61・58秒
【木曜】3000m走:13分36秒
【日曜】100m×3×3(100mWレスト・セット間20分):14.4・14.8・14.7+14.9・14.8・15.2+14.9・15.1・15.4秒(平均14.9)

 300mインターバルは全て60秒以内で7本目標、という予定でした。1本目が遅くその後ペースアップしたものの、結局60秒を切れたのは2本のみ。このペースの持久力もまだまだ合格とは言えません。木曜日の3000m走は乳酸閾値を上げる目的での実施。ビルドアップで何とかキロ4.5分ペースは維持出来ました。欲を言えばあと30秒は上げたいものですが、今回のペースでも乳酸閾値を上げる強度にはなっていたと思います。

 今日は練習では約2か月ぶりとなるスプリントペースのメニュー。二日前の雨の影響でトラックはまだ湿っていましたが、100mで12秒台後半が出ているとあって、1セット目は地面をとらえる感触が良く好調なタイム。しかし2セット目で早くもペースダウン。これでは現状で400mが61秒台というのも尤もな状態で、200mでも26秒台後半がやっとでしょう。本来は100・200m強化のためのメニューながら、この練習タイムをまず安定させないと400m練習を行っても無意味です。継続して行う事で向上は望めるので、有酸素系メニューと併せながら行っていく予定です。

 23日は青森市内の大会で再び100・400m出場です。400mでは出来れば前回より1秒は短縮したい・・・そうすれば今季中の60秒切りはより現実的になるでしょう。どのような結果になるか、お楽しみに。

2014年8月10日 (日) 無風では3年ぶり

 今日は弘前市内で開催された青森マスターズ選手権の100・400mに参加。あいにくの雨模様でしたが、幸い100m開始時には小降りになっていました。脚には張りが出ていましたが、流しで跳ねるような感覚が得られたのでバネの神様が宿ってくれたことを期待。無風なのは幸いで、ぎりぎりでも12秒台をと意気込んでスタートしました。

 M40の組は二人のみ。いつも僅差のデッドヒートを演じている方との同走ですが、今年は好調のようで、今回は私の完敗という予感がしました。スタートはまずまずで、中盤までわずかに私が遅れている状態。しかし後半で追い上げて、ゴール前でやや先行しフィニッシュ。速報は何と12秒79!もう一人の方も12秒台は確実で、握手を交わしました。そして正式タイムは・・・

  12秒82(0.0m)

 全国のサングラス先生方に向かって空高く中指・・・もとい親指を突き上げました。練習では短距離ペースで全く走っていませんが、持久系メニューで基盤となる体力は付いてきています。そして先週のスプリントトライアスロンが良い練習となり、バネへとつながったのでしょう。しかも3年ぶりとなる無風での12秒台。後半伸びるという好調時そのものの展開で、色々な方から「良い内容であった!」とお褒めの言葉を頂きました。今季はここまで苦労はしましたが、何とか15年連続の12秒台を果たしました。

 これで気を良くして臨んだ400m。私は2コースで、外側にいつも60秒を切るM45の方がいるのでちょうど良い目標に。雨も上がり水たまりも殆ど無くなって走りやすいコンディションです。前半から積極的に行こうとしますが、外側選手と差が縮まりません。ラスト100m地点でトップとの差は10m以上。残り3人は団子状態で泣き走り決死隊を結成。結局私が最下位でした。トップが58秒9だったので、私は61〜62秒あたりでしょうか。そして出た正式タイムは・・・

  61秒97

 かろうじて61秒台で、まあ練習の一環としては合格のタイム。前回タイムを大きく上回ったのは確かですが、100mのタイムが上がった分のアップなので、持久力は悪いままです。やはり前半200mでスピードが出せないのが全てで、絶対スピードを生かせる基礎持久力養成を継続する必要がありますね。その成果が出れば、今季中の60秒切りも夢ではない位置にいると思います。

 今回は小雨の中で達成した100m12秒台は、掲示板に書いたように大きな自信となります。という訳で、以下のような判定を下したいと思います。

「100mで1勝、400mで1敗。今回のサングラス勝負は引き分け。誰が何と言おうと。」

 以上でございます。各先生方の書き込みをお待ちしたいと思います。

2014年8月3日 (日) スプリントトライアスロン

 今日は青森県内の中泊町で行われたスプリントトライアスロンに参加。第1回目の開催で、今回は長距離記録会との同時開催でした。ちなみに1日3種目参加は私にとって初です。今日はこの夏一番の暑さで、トラック到着した9時過ぎの時点で30度に達していました。アップは体力を消耗しないように軽め。最近3週間は全くスプリント走を行っていない中、どの位のタイムを出せるか楽しみにしながら最初の100mに臨みます。

【100m】高校一般の部は5人。私は真ん中レーンからのスタートです。高校生が一人スタートから飛び出しますが残りは団子状態。私は4着で、トップとの差から見て12秒台がぎりぎりで高と期待しましたが・・・

 13秒14(−1.4m)

 とりあえずは今季ベストで、追い風なら12秒台も可能という光が見える現状。中距離ペースのインターバルのみという練習の中でも、スピードは落ちてはいません。それは良いとして、この1本でかなりばててしまうという予想外の失態。暑さのせいとはいえ、これにはサングラス先生も大激怒。まさかの1種目リタイア!?・・・と思われましたが、何とか回復し次の200mに臨みました。

【200m】100mの結果から見て、26秒台後半も可能と予想しました。前半はリラックスを心掛け、後半勝負という展開に持ち込みます。こちらも2選手との競り合いにあり、4位でゴール。26秒台は自信がなく、すぐに出た結果を見ると・・・

 27秒17(0.0m)

 また26秒台はならず。100mが13秒1台なので妥当な範囲なのですが、好調時に比べるとやはり少し持久力が劣っていると思います。まずはこの200mをしっかり走り切れるようになるのが400m復活の条件でしょう。

【400m】200m終了後もかなりの疲労度でしたが何とか回復。無事に3種目目にたどり着きました。400mも前半から飛ばせる状態ではないので、その前半は追い風に乗って軽く流し、200m同様後半勝負にかけます。結果失速は少なくペース走のように走り切れましたが、タイムは・・・

 64秒14

 5月のタイムと全く同じ。今日の200mのタイムなら前半抑えても61〜62秒は出せないと60秒切りは遠いです。400mに関しては、近年見られている有酸素能力低下の影響が大きいようです。これを改善しないと無酸素持久力を強化しても砂上の楼閣となってしまいます。しばらくは中距離ペース300mインターバルを継続し、スプリント練習と並行していきたいと思います。

 以上、猛暑の中で何とか初の3種目完走をクリア。タイムは悪かったとはいえ、夏バテと戦いながらの3種目参加は練習と一環としては良かったと思われます。特に長距離記録会に参加した炎の選手達、泣き走り炸裂でした。私も今回は暑さの影響もありましたが、やはり基礎体力がまだ不足しているのが大きな原因だったようです。練習内容を工夫して、何とか秋につながるよう頑張っていきたいと思います。 

2014年7月26日 (土) 炎の2分レスト物語

 中距離ペース練習の2週目。先週末に300m×10・3分レストを平均60秒ちょっとでクリアしたので、とりあえずは2分レストに移行してもOKと判断。今週は2回ともその2分レストの300mインターバルでした。

【月曜】300m×(7+3) セット間10分:59・60・61・61・62・62・61+61・62・61

【土曜】300m×(7+1) セット間15分:59・59・60・62・63・63・61+62

 やはり10本連続はまだ無理で、5本くらいで限界を感じます。月曜日は2セットに分けて何とか計10本。ゆうちゃんとママが楽しくボール遊びをする傍らで、炎の泣き走りを展開したパパでした。

 そして今日こそは10本連続!と意気込んでいましたが、暑さに加えて異常な湿度の高さ。そしてラスト100mが強い向い風と試練たっぷり。そんな中でも強気に攻め、序盤は快調だったツチヤサングラス先生。しかし3本で力を使い果たしてしまい、5本×2セットにしようと思ったほどでした。そして登場した本物のサングラス先生方。血眼で非情なまでに鉄拳を振りかざす中、またまた泣き走り全開で前回と同じ連続7本までは辿り着きました。その後は中々回復せず、再開後も足がしびれて力が入らず1本のみの追加で終了しました。確かに今日のようなメニューには厳しい気候条件だったとはいえ、持久力がまだまだ弱いのは事実。地道に強化していくしかありません。

 さて来週は青森県内で開催されるスプリントトライアスロンに参加します。100・200・400mの順に走って総合得点を競うという形式。今回はスピード練習の一環です。この2週間で持久力は大幅には上がっていませんが、練習そのものが特に200・400mに効果があるかどうかを確認してきたいと思います。

2014年7月19日(土) こんな時こそ基本に帰る
 今週から持久力養成メニューを再開。これまでの練習や試合結果を見直し、スピードそのものではなくスプリントペースのインターバル走をこなすための基礎持久力が欠けていると判断しました。そこで現状の持久力確認も兼ねて、1500mペースの300mインターバルを行いました。今日は雨の予報だったので、週末練習は1日繰り上げての実施でした。

【火曜】300m×5(2分レスト):59・58・59・61・61秒

【金曜】300m×10(3分レスト):59・58・60・61・61・61・62・62・62・58秒(平均60.4秒)

本来は冬練メニューで、平均60秒以内で2分レストの10本が目標となります。これは1500mだと5分20秒台の走力に相当し、短距離が好調な時期は夏場でもその走力を維持しています。が、現在は2分レストだと実質3本しか維持できません。3分レストでも5本で限界を感じ始め、サングラス先生の罵声・怒号爆発にもかかわらず平均60秒を越えてしまいました。これだと1500mは5分40〜50秒程度で、冬練開始時期くらいの体力です。短距離練習の基礎としては弱いと言わざるを得ません。おそらく冬練の体育館シャトルラン形式では300mインターバルよりかなり負荷が弱いので、屋外練習への移行期に今週のようなメニューを行う必要があるようです。現在のような持久力なので、練習の100mや200mインターバルでペースが上がった時に維持できず、結果的に200・400mが強化されないと考えています。

この暑い時期に冬練メニューからやり直すのは大変ですが、今季はフォーム改善などでスピードアップが図られているだけに、まずインターバル走をこなせる体力をつけた上で短距離練習に戻りたいと思います。炎天下の中泣き走りで燃えるツチヤ先生の姿、学生にも見せつけておきます。

2014年7月13日 (日) 根本的な見直しを

  今日は予定通り青森県国体予選200mに参加。先週末に痛めたハムストリングスは木曜日の時点で痛みが無くなり、今日のアップでも全く違和感は出なかったので、サポーターやテープなしで出場出来ました。2週間までのレースは疲労で力が出し切れませんでしたが、今回は休養十分で超回復を期待。少なくとも26秒台前半は出るものと予想していました。

 私は7コースで、外側に一人目標がいるという好条件。軒並み−2m位の風でしたが、さほど体感的には強く感じず、記録は狙えそうな気はします。スタートはまずまずで、前半はハムストリングスに無理をかけないためにもリラックスを意識。中盤まで善戦しますが、ラスト20mで失速してしまいました。記録は今一つ自信がなく、またもや27秒台かと思っていると・・・

  27秒30(-1.3m)

 悪い予想が当たってしまい、今回も27秒を切れず。25秒台どころか26秒台後半も出せず、超回復した中嶋サングラス先生のスーパーキックが空にきらめきました。もはや調整で何とかなるという状態ではなく、もう一度一から鍛え直さないといけないようです。ハムストリングスは全く問題がなかったことだけが幸いでした。

 5月以降の練習タイムが良かったのに・・・という繰り返しなのですが、振り返ると突発的にインターバル走のタイムが良いのは1本目だけです。100m×3×3や200m×3の結果を見ると明らかで、一見好調時と同じようで非なるものということです。加えてここ数年は、春先の200mは27〜28秒と、あたかも練習をしていないようなタイム。そこで見直したいのが、中距離ペースの300mインターバス走です。シーズンを通してスプリント練習やレースタイムが安定したころを思い出すと、やはり冬練中にこのインターバルを行うかどうかが大きいような気がします。私の場合、これがスプリント走の基盤になるのでしょう。室内でのシャトルラン形式だとどうしても同等にならないので、4月は屋外でこれを行った上でスプリントペースに入るべきだったのでしょう。

 その4月は終わってしまいましたが、思い切ってこの7月から中距離ペースインターバルを行えば秋までには立て直せるかも知れません。根本的な改善が必要な今、敢えて回り道してみようと思います。

2014年7月6日 (日) 一瞬ヒヤッとしたが

  来週の日曜日は青森県の国体予選200mに参加。先週の試合が疲労で力を出し切れなかったとあって、今週はその疲労回復に努めながらの調整を行いました。

【火曜】300m(400mレースペース):47秒5
【土曜】100m(400mレースペース):14秒9 その後ハムストリングスを痛め中止
【日曜】100m×6(1500mペース):19・20・19・19・19・18秒

 火曜日は疲労の中で敢えてやや追い込み。ここから超回復を目指すという目的の練習でした。ペースは上がらなかったものの、割とスムーズに走れました。そして土曜日も少しだけ追い込んでバネを作るために100m×3を予定していましたが、1本目のスタート直後にハムストリングスに違和感が・・・しまった、肉離れか!?と思いましたが、幸い圧痛や触痛は全くなく、歩くと少し痛みが出る程度。この1月と4月にも起こしたタイプの筋肉損傷のようでした。先にアップがてら走った400mペースの100mが、動きがぎこちない割に速いタイム。この時点でハムストリングスが張っていたので、無理がかかってしまったようです。とりあえず今日、キネシオテープで固定して試しに走ってみたところ、中距離ペースなら痛みは出ず。流しのつもりで6本こなしておきました。その後、夕方に整体院でマッサージ。グリグリと筋肉を触られても痛みは出ないので、やはり肉離れではなく疲労から来る痛みだろうという事。ホッとしました。マッサージ後は大分痛みも引きました。

 一瞬ヒヤッとしましたが、この状態ならレース当日までは完全回復すると思います。それまでは、どんな状態であっても調整はジョグだけにするつもりです。同時にストレッチも継続して柔軟性を保っておかないといけませんね。

2014年6月29日 (日) 同じミスをまた

 「今回のタイムは自己ベスト同等かね?違うよな?今回も言い訳すれば鉄拳から逃れられると思っているかね?そんな訳ねえよな?」

 (サングラス先生から100m以上離れて)きょ、今日は秋田県能代市で開催された秋田マスターズ大会に遠征。前日から1泊しての参加で、100・200mに出場しました。最近の練習が好調で、両種目ともベスト記録に近いタイムも狙えたのですが、疲労性の神経痛が出てしまいました。迷った挙句、流しだけなら・・・と走った100m2本が余計で、神経痛はさらに強くなりました。また以前と同様のミスをしてしまったことに後悔。それでも走れる事自体は出来るため、予定通り出場することにしました。

 まず100m。朝からの雨でしたが、幸いスタート時には気にならないくらいの小降りになっていました。レースはM25〜45までの混合で行われました。私のスタートは特に失敗という事はなく、最近意識している程よい前傾とコンパクトな腕振りも出来ています。全体的にキレがないものの、それでもぎりぎり12秒台かと期待していましたが、そのアナウンスは・・・

   13秒27(−0.9m)

 12秒台どころか自己ワースト記録樹立。疲労で動きが今一つだったとはいえ、ここまで悪いとは思いませんでした。これでは200mは26秒台すら怪しい状態ですが、気持ちを切り替えて2時間後のレースに臨みます。

 200mはM25〜60までの混合でしたが、棄権者続出で私とM60の選手の二人だけ。直前まで降っていた雨は奇跡的に止みます。このレースでもフォームを意識しながら最後までしっかり走り切れました。内容的には良かったので、ぎりぎりでも26秒台は出したかったのですが・・・

   27秒19(−0.9m)

 実際には大した向い風ではなく、やはり100mの結果がそのまま反映された格好です。自己ベストを豪語していてこのタイムですから、当然サングラス火山は100mの分とまとめて大噴火でした。

 以前も調整で失敗して記録を出せなかったことが何度かあります。練習タイムが好調な時ほどそういうミスが多く、その度に後悔してきました。1週間前まで追い込んだ練習を続けているので、ジョグさえしなくてもサボりバネは有効だと経験上分かっています。そして実際に失敗するのは殆どが余計な調整を行ってしまう場合だという事も分かっています。それでも、どうしても思い切って休めません。今回も調整を行う時点で神経痛が出ていたので、大事を取って調整もなしで良かったと思います。2週間後に再び200mレースがありますが、やるべき練習と調整法を何パターンか決めておいて、それ以外のことを行わないようにしたいと思います。久々に好調な練習を無駄にしないためにも、少し慎重に進めていきたいと思います。

2014年6月21日 (土) 100・200mは楽しみ

 来週の日曜は秋田マスターズ大会に遠征参加。100・200・400mと3種目に申し込んでおり、無理が無ければ3種目とも参加しようと考えています。今週は雨に降られながらも土トラックは何とか使え、とりあえず400m対策も兼ねて以下のような練習内容でした。

【火曜】シャトルラン式バウンディング100m×3:20”2+21”8+23”4(53+55+57歩)
   100m歩きレストバウンディング100m×3:19”6+20”9+21”4(52+52.5+53歩)
【土曜】200m×3(ほぼ全力で10分レスト):28”3+30”0+30”9

 火曜日はコースがまだ乾き切っておらず、いつもより反発力があまり得られませんでした。それでもタイムが伸びない代わりに歩数を少なくするよう心掛けました。

 今日は今季初の200m×3。ほぼ全力で走るので、200・400m強化メニューに相当します。1本目はいきなりのコースベストタイム。前半ずっと向い風が吹き付ける中でこのタイムは、スピードとしては十分です。ただ持久力がまだ伴わず、2本目で30秒オーバー。ケツ割れも始まってレスト時間を伸ばそうかと思いましたが、サングラス先生が妥協の神様にヘッドロックをかけておられる!という訳で、3本目も10分レスト後に気合でスタート。向い風で上体が起きそうになりますが、何とか前傾を保ったままゴール。目一杯ヘロヘロになるまで追い込むことが出来ました。昨年はふくらはぎの痙攣連発で殆ど3本こなせなかったメニューでしたが、今回はフォーム改善の効果もあってか、ふくらはぎにほとんど負担をかけずに走り切りました。欲を言えば、10分レストなら2・3本目も30秒を切れるようにしないといけませんね。

 現状では100・200mで期待が出来る状態で、200mでは4年ぶりの公認25秒台突入も夢ではありません。私のベスト記録が25秒68なので、これを破る可能性も・・・となれば9年ぶりの快挙になります。是非達成してイサシマムラ・ウチスリンコ先生の上に立ってやろうじゃねーか、と思っている今日この頃であります。乞うご期待を!

2014年6月14日 (土) サービス終了で消えちゃいましたが

 ホームページとして使っていたyahooジオシティーズのサービスが6月9日をもって一部終了。この日記コーナーの内容も消えてしまいました。サービス終了の通知に気が付かず保存もしてありませんでしたが、昨年までの分は保存してあるので問題無しです。今後の分も、やや面倒な方法ながら従来通り書き込めることが分かったので、この形式を続けたいと思います。

 さて、今週中盤から雨続きの弘前。今日も降ったり止んだりで土トラックは使えなかったので、ロード150mコースでのインターバルを行いました。

【火曜】バウンディング100m+400m(7分レスト):18"3(52歩)・83"6(226歩、300m通過60"7で168歩)
【土曜】ロード150m×3(150mウォークレスト)、30分後にシャトルラン150m×2:21"1+21"9+22"7(すべて追風)、21"8+25"6(追風+向風、間は6秒) 

 火曜日は土トラックの練習です。100mバウンディングでは52歩と、さらに最少歩数を更新。400mは今季初の実施で、タイムは昨年ベストと同様ですがトータル歩数は15歩くらい少ないので、実質ベスト記録です。300m通過タイムから見ても、実際の400mレースと同じくらいのペース割合になっていますね。
 今日の150mインターバルは、強い追い風の助けがあったとはいえ21秒台を連発。このメニューで21秒台は・・・と振り返ってみると実に8年ぶりで、しかもタータンをスパイクで走った時のタイムです。今回もやや前傾とコンパクトな腕振りを忘れず、それがスムーズな加速と等速につながったようです。勿論しっかり追い込めました。2セット目はシャトルラン形式で、敢えて後半が向風という条件でトライ。その後半も23秒台は出したかったのですが、大幅なペースダウン。まだまだ力不足です。それでも400mレースのラストが強い向風というケースを想定した良い練習になったと思います

 この時期は追風の力を借りてでも速いスピードで追い込むようにしたいと思います。400mで好調だった10年前も、練習では直線コースをひたすら追風で走っていました。目標スピードに見合った持久力養成のためには悪い練習方法ではありません。勿論無理なスピードによる故障は避けないといけませんので、体調と相談しながら行っていきたいと思います。