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練習日誌・日々の体験談のページです

2015年12月26日(土) 乳酸閾値を上げろ

 今日の昼過ぎに大雪に見舞われた弘前。それまでは積もってもすぐ解けてしまったので、23日の祝日そして今日とロードコースで走練習を行いました。そして今日から本格的にバウンディングも開始です。

【水曜】 シャトルラン式ロード150m×2×7(1500mペース、レスト3分):往復合計タイム58・57・58・60・62・63・66秒(往復間のレストは5〜6秒)
【土曜】 3.3km持久走:15分51秒  40mBD×9:20〜19.5歩

 ツチヤ天皇として臨んだ水曜日の練習、シャトルランはインターバルが極端に短いので、実質300m×7と同じでしょう。序盤がややハイペースだったとはいえ、後半大きくペースダウン。2分レストで合計60秒×10が冬練中の最終目標なので、400mの基礎持久力としてはまだまだです。今回は敢えて予定通り7本続け、400m専門練習以上のひどい酸欠大魔神に襲われました。

 今日は朝積もっていたロードの雪がいったん消えたので、まずロードでの持久走を行いました。前回同様にみぞおちの辺りが痛み始めるも、今回は踏ん張りが利いて、ほぼイーブンペースで走り切りました。こちらも楽に15分を切れるくらいの力が目標ですが、持久走でも体軸維持を心掛けているのが腹筋、つまりみぞおち周辺筋肉への負荷になっているようです。そう考えると良い傾向かも知れませんね。
 その後体育館に移動し、十分レストを取って40mバウンディング。こちらも体軸維持を意識して1本1本跳びましたが、動画をチェックすると上体と脚の動きがしっかり連動できておらず、まだ体幹に地面からの反発力を伝えて進んで行くイメージではありません。オフの間に弱った背筋・ハム部を40mBDそのもので強化するのが課題で、これが歩数短縮にもつながっていくでしょう。とにかく、やろうと思えば持久走の後でも9本跳べるものですね。

      19.5歩の時の動画はこちら

 現状では、400mに必要な乳酸耐性の基礎となる乳酸閾値を上げるのが第一の課題でしょう。近年はこの能力が低いために、結果的に400mの走力も大きく落ちていると考えられます。体育館内でも、故障に注意すれば持久走や中距離負荷シャトルランを行えるので、40mBDとうまく組み合わせながら強化していきたいと思います。

2015年12月19日(土) 限界だと思ったその時

 今週も雪が降っても全く積もらなかった弘前。冷え込みは例年並みですが、それでも雪がなければ屋外で練習しない理由はありません。今日も持久系の練習で強化を行いました。

【火曜】 階段往復走・・・大学内4〜5階を35往復で10分+10往復で2分40秒
【土曜】 ロード3300m持久走:16分18秒   土トラックで40mBD×5:20〜20.5歩

 まず火曜日の階段往復走は初めての試み。1階から5階まで駆け上がれればベストなのですが、頻繁に学生が通るので、屋上に通じる全く人通りのない場所で行いました。1段飛ばしで汗びっしょりになるも、これだけ往復しても目標の中距離的負荷には程遠い強度。やはり2階分の往復では不十分で、これなら体育館での往復走の方が良いですね。

 今日は持久走という事で、825m×5周分を予定していました。序盤は楽に進みますが、2周目の終わり辺りで急に腹痛が起こり力が入りません。苦しさも増してやめようと思ったその時・・・やはり出ました、キングス・オブ・サングラス(つまり複数)。ここで出なければいつ出るのかというもので、怒号と鉄拳の下とにかく4周は走り切ろうと泣き走りを展開。かろうじて最低目標のキロ5分を切るペースでゴールしました。とはいえ、やはり消化不良は否めず、腹痛が収まるのを待って土トラックで40mバウンディングを追加。湿ったコース上だったとはいえ、全力で跳んでも20歩がやっとでした。これから地道に強化することでキック力を取り戻していきたいですね。

 という訳で、苦しみながらも屋外で追い込んだ練習をこなせました。今は雪がなくてラッキーとはいえ、雪国だけに急に積もりだしてもむしろ例年通りです。いずれにせよ、室内練習でも徐々に量をこなせるように頑張っていきたいと思います。

2015年12月12日(土) 冬練開始、そして今年のザ・ワード

 この1か月間は10分くらいのジョギングを週2回行ってきました。今日からいよいよ本格的な冬練開始、体育館でのバウンディングを予定していました。しかし平地は全く雪がないという、この時期の弘前としては異例の異常?気象。加えて今日は快晴で無風という、これまた異例のコンディション。昨日の雨で300mトラックは使えずも、ロードコース練習でスタートを切ることにしました。

 ロード150m×7(150mジョグつなぎ、1500mペース):29・33・32・32・32・32・29秒(つなぎ57〜63秒)

 かつての屋外冬練メニュー・中距離ペースのインターバルを150mで実施。設定タイムは60秒ジョグつなぎで30秒。150mなので余裕かと思われましたが、現状の持久力では維持出来ませんでした。それでも例によって体軸維持をつなぎジョグを含めて心掛け、疲労でヘッピリ腰にならないよう努めました。さらに本数を重ねて追い込むことは出来ましたが、初日という事で無理せず7本で終了。これでも明日は間違いなく筋肉痛が出そうですね。ちなみに予報では来週末は雪のようなので、冬練中はこれが最初で最後のロード練習となりそうです。

 さて、間もなく終わる2015年を振り返って、印象に残る言葉を考えてみました。体軸維持、バウンディング、古豪復活ののろし・・・などが候補でしたが、以下のワードに決定しました。

      2015年ザ・ワード  40mBD命

 中嶋さんの表記にならって、バウンディングをBDと書くようになった今年。冬練中の体育館40mBDに始まり、シーズン中の屋外でもこの40mにこだわって跳び続け、走力復活の立役者的メニューとなりました。今後の冬練でも勿論重要な練習で、正しいフォームで18歩を切れるよう頑張っていきたいですね。参考までに、以下に過去のザ・ワードも記載しておきます。各年のトピックスが頭に蘇ってきますね。

 2009:男女混浴レース
 2010:イサシマムラ・ウチスリンコ先生
 2011:伝説のツチヤ先生
 2012:女子大のノブハル・アサハラ
 2013:エアロバイクの光と影
 2014:船岡の悲劇

2015年12月5日(土) 歳をとるのが楽しみ

 間もなく44歳になります。来年はM40としての最後の年という事になります。私のマスターズ陸上歴はちょうど35歳からで、スペイン在住時の2007年から始まります。全日本大会は未出場ですが、これまでスペインそして青森県と素晴らしい選手たちに囲まれて競技してきました。

 青森県のマスターズ短距離界では、何と言っても55歳で100m11秒99を記録した芳賀さん(現在M70)、3年前81歳で14秒45を記録した田中さんが全国的にも有名でしょう。お二人とも勿論まだまだ現役で、一見して筋肉の状態が若々しい。「ご高齢」という言葉が失礼であろうという位に素晴らしい走りを披露されます。実際に、運動していない10代・20代男性よりいまだに速く走れるわけですから、常識外れとも言えますね。また私の世代・M40に目を向けると、いつも100mで壮絶な争いを繰り広げる山田さん、そして体調が万全であれば11秒台を出せる葛西さんもいて復活を狙っています。そしてM45には、今年47歳にして久しぶりに11秒台に返り咲いた齋藤さんもいます。冬は全く屋外練習が出来ない中で、皆さんそれぞれが工夫して練習されていて、そういう情報を聞くと私のモチベーションもぐっと上がってきますね。

 このようにして1年1年頑張り、50歳・60歳時にどんな記録で走れるのか。中嶋さんのようにM60になっても100m13秒台で走り、大学体育祭のリレーで学生の度肝を抜きたい・・・・そう考えるとワクワクして、むしろ歳を取るのが楽しみになってきています。確かに芳賀さんや田中さんのようにはなれなくとも、人間のポテンシャルとして考えれば、強化し続けることで走力低下を防げるのは紛れもない事実です。私も中嶋先生目指して頑張るぞ!

「せいぜい頑張るのだ。ワシらもM100までサングラス先生を続けようと思っておる。永久称号なんだろ?
「ゲッ、そ、そんなに長生きしちゃうんでありますか!?」
「何だ、その言い方は。
ワシらが長生きしては不満かね!!」

 勿論いつまでも長生きして頂きたいが、サングラス先生としての寿命は短めにして頂きたい・・・そんなジレンマをかかえつつも、今後のマスターズ競技生活を頑張ろうと思います。はい。

2015年11月28日(土) サングラス先生の由来

 このホームページも、開設して12年目となりました。現在はもはやブログが殆どの時代。クラシックタイプのホームページはやや面倒ではあるものの、アレンジして管理する楽しさもあるのでこのスタイルを続けています。このコーナーや掲示板では近況を報告し続けていますが、写真コーナーは最近のものでも2年前の中国出張レポートなので、ほとんど更新していません。それでもトップページの写真を時々変えたり、先週のようにこのコーナーで掲載したりなど、皆さんにも楽しんでもらえるように頑張りたいと思います。

 ところで、このホームページでは欠かせないサングラス先生の存在。もはや私の周りでは市民権を得た言葉で、2005年ころには既にこのコーナーにも登場していました。もともとは特定の人を指したものではなく、抽象的な存在でした。きっかけは、私が陸上を始めたころに出会った高校陸上部顧問の先生。当時50歳くらいだったでしょうか、サングラス着用で練習中の高校生たちに罵声をとどろかせ、小柄な方なのですが話をした私も威圧感を感じたほど。その後もイメージ的に「陸上部顧問=サングラス着用」だったので、サングラス先生と命名しました。典型的な説教&鉄拳至上主義というキャラクターで鳴らす中、「○○サングラス先生」という実名で最初に登場したのは2008年3月1日。まだマドリッド在住時で、「300m×5のあとで」というタイトルでこのコーナーに書きましたが、その時のセリフがこれです。

「ワシは嵐の中で二日連続300m×5。ロダル先生は、後半400mが53秒。で、お前は?」

 ご本人は覚えていらっしゃるでしょうか、中嶋サングラス先生の初登場でございます。詳細はトップページからのリンクでご覧になれます。以後、様々な先生方が登場し、2010年には「イサシマムラ・ウチスリンコ先生」という合体版まで現れました。とにかく色々な形で私の心の中に現れ、負けそうになる自分を奮い立たせる材料になっています。そういえば2010年には、こんな写真も作らせていただきました。

             

 「調子に乗るツチヤ先生 vs 怒りのサングラス先生」「どんなに好記録を出そうとも、決して真のサングラス先生にはなれない哀れなワタクシ」、この構図が基本コンセプトです。今後も末永く?登場させていただきますので、ご了承のほどよろしくお願い致します。なおサングラス先生は永久称号であり、例え陸上を引退されても生涯有効ですのでご安心を・・・・

2015年11月21日(土) その後1年で

 ちょうど1年前のこのコーナーで、「バイリンガルになりかけ?」というタイトルでゆうちゃんの様子を紹介しました。1年たった今、幼稚園の年中組で成長した様子を見せているようです。運動会のダンスでも、昨年とは雲泥の差でしっかりリズムに合わせながら友達お動きを合わせています。また、まだ遅れは大きいものの言葉の方も進歩しています。昨年の状態と比べながら見てみたいと思います。

【昨年】
・2単語会話ができるようになった。「コマ、遊ぶ」「お肉食べた」など。

・話し言葉のメインは日本語だが、英語で意味を理解している単語や文章もある。Rainbow, baseball, step,「 Good job!」「 What is this?」など。歌も発音がやや不明瞭だが英語で歌えるものがある。

・ひらがなは全く読めないが、アルファベットは順番を変えても全て読める。パソコンのキーボードでもすぐに探し出して打てる。

・数を数える時は日本語と英語の両方を口にする。英語では100まで数えられる。

【今年】
・3単語会話も少しずつできるように
「あとでピアノひく」「いっしょに本よむ」など。身の回りのことを、間違えながらも何とか伝えようとする。
・英語を口にする頻度は減ったが、アルファベットの大文字は見本なしでほぼ書ける(下の写真)。簡単な英単語をスペルだけ見て何個か読める。
ひらがなは書けないが全て読めるようになった。カタカナはまだ。

    ゆうちゃんが書いたABC

 ゆうちゃんは「ひらがな、おべんきょうする!」という言い方をしますが、私達もあまり型にはめずに英語やひらがな遊びを続けてきました。ひらがな積木遊びでも、床にランダムに並べた中から「すいか」のカードを見つけられない時、「すいかのカードはひこうきの近く」などと言ってゲーム感覚で探すのが好きですね。この場合、「すいか」と「ひこうき」という2単語を同時に理解する必要があるので、ちょっとした思考力形成に役立つのでは?と私自身では考えています。またひらがな積木の裏には英単語も書いていますが、私がわざと「ひこうきはShip」などと間違えても「ちがうよ!」と指摘できるので、発音だけならかなりの英単語を理解していますね。

 まだ気分屋なので全く気が乗らない事もあります。それでも私達が褒めることでゆうちゃんのやる気にもつながっているようなので、今後も遊びの内容を工夫しながら日本語・英語ともに楽しんでいってくれればと思います。

2015年11月14日(土)

大学陸上部は今

 私は顧問ではありませんが、本学にも陸上部があることは何度かこのコーナーでもお話ししました。一応毎年部員が入部していますが、私が赴任した2010年以降、トラックやフィールド競技会参加は2014年のみ。唯一ともいえる年間の活動は、県内開催のロードレース大会や市民対象の小さな駅伝大会への参加となっています。大学全体でも中学高校での経験者は割と多く、県大会の決勝に進んだような学生もいます。しかし本学のような雰囲気だと、個人でモチベーションを維持して練習するには至っていないようです。昨年もトラックで時々練習をしているハードル選手がいましたが、今年は全く行っていないということ。その昨年、東北地区大学の大会が弘前市開催ということもあり、久しぶりに出場した本学の結果は以下の通りです。

 

100m:14"62 200m:30"57 400m:69"49/71"66 100mH:18"33

100mリレー:56"38  

総合4点で14校中13位

 

 ほぼぶっつけ本番の出場。記録的には参加者中最下位レベルなのですが、得点をマークしたことは本学としては特筆すべきこと。選手たちの気持ち次第では、在学中にさらに記録を伸ばして他校と競え合える能力は十分に持っています。ただ年間計画で練習するには至っておらず、在学中に一度も正式な競技会に出ることなく卒業する学年が続いています。大学トラックで練習を頑張るツチヤ先生、炎の姿を見せることで一人でも競技再開するきっかけを作っていければ・・・と思います。

 

「女子大生の指導ならワシに任せてくれや。女子大だし、上半身裸は封印してやろう。代わりに一緒に写真くらい撮らせてもらえるんやろ?」

 

 新たな意気込みに燃えるISAサングラス先生。何としてでも、このツーショット大魔神の魔の手から学生たちを守らなければ・・・

2015年11月7日(土)

1年間の総括

先週の400mレースをもって陸上シーズンは終了。ベスト記録は100m12秒75・200m26秒31・400m62秒32ということになりました。今年は例年以上に課題や解決点がはっきりしたシーズンでした。それらを踏まえて1年を振り返っての総括を行いたいと思います。

 

【体軸維持の意識】

この1年間の第一の課題であり、改善された(完全ではないですが)一番の点ではないでしょうか。昨年撮影したレース動画から、動的ストライドが小さいので地面から反発力を得るスプリントの走りになっていないことが判明。そのため、乗り込み動作の意識や脚の切り返し動作改善などを試みましたが、なかなかレースタイムの向上には反映されませんでした。改めて好調時の動画と比較した結果、根本となる体軸を維持する事で地面からの反発をもらう走りを取り戻すべきだと判断。そのための意識として、みぞおち部をグッと前に突き出す姿勢が良いのでは?と考え、練習や試合で実行しました。これが同時に程よい前傾姿勢を生み出し、細かい脚の動きを意識しなくても自然と効率的な前進につながったようです。特に200mでは好調時に近いレベルまで復活。100mのスピードを生かし前半から突っ込んで、後半踏ん張るというパターンがようやく戻ってきました。400mこそ62秒台にとどまりましたが、前半から中距離的な走りになっていた近年のレースパターンではなく、中盤までは100・200mの走力を生かしてスピードに乗る展開が復活。来季の60秒切りに向けて、裏付けある手ごたえをつかんでいます。

 

バウンディングにかけた1年】

今季はシーズンを通してバウンディングを続けた初めての年になります。冬場から40mで18歩切りを目指して、一時期ぎりぎりですが達成しました。これでレースタイムも確実に向上だ!・・・と思いきや、あまり反映されず。やはりこちらも、体軸維持をしっかり意識しながら行った7月以降の効果が大きかったです。歩数はむしろ増えたのですが、地面からの反発力を体軸までしっかり伝える姿勢なので、走動作に直結するフォームとして適切だったという事でしょう。実際動画を見ても、夏場以降は接地時間が短いポーンポーンという軽やかなリズムでジャンプできています。昨年までは実施している割には効果を実感できなかったバウンディング。現在は意識すべき点も分かってきたので、来る冬練でも精力的に取り入れていきたいですね。

 

以上が総括になります。体調面では春先の左ハムの肉離れ、そして9月にはぎっくり腰に見舞われながら、何とか乗り切れました。もうしばらく休養し、来季に向けて始動したいと思います。

2015年10月31日(土)

今季最終戦

 今日は仙台大学競技会に遠征。中嶋サングラス先生の下での天覧試合になるはずでしたが、全日本マスターズに参加されるために岐阜からの監視という事に。種目は先週に続いての400mで、前回ラスト100mでもがいたのが良い乳酸耐性トレになったとポジティブに考え、少なくとも1秒は短縮しようと意気込みます。

 先月の青森マスターズで同走した同級生のS君も100mに参加するので、私のレースの動画撮影をお願いしていました。しかしS君はあいにく早めに帰る事になり、今回の動画撮影は無しでした。レースは昨年の本大会で200mを同走した高校生と一緒の組。彼は55秒台という事で差は大きいですが、それでも前半で大きく離されないようにと目標にすることにします。

 そしてスタート。体軸維持とリラックスした加速を心掛け、前半はまずまずの入り。外側の高校生との差もさほど大きくありません。250m辺りで一人を抜き、300m地点でも前の二人とは予想外に差が小さい状態でした。しかし前回同様ここから大きく失速し、ラスト20mはほとんど動いていませんでした。それでも渾身の泣き走りを見せ、最下位は免れます。タイムも前との差から見て60秒を少し越えた程度かという思い。すぐに発表された結果は・・・

   62秒55

 60秒台どころかシーズンベストの更新もならず、岐阜からスペシャルサングラスジャンピングキックが飛んでくるという結果に。離された距離の割に6秒も差が付いているという事は、ゴール前の失速がいかに大き過ぎたかという事です。しかし前半で大きく遅れを取る最近数年間のパターンを脱却しているので、やはり200mの走力復活の効果は生かせています。今回の200m通過も28秒フラットから前半くらいと思われるので、60秒切りを狙うには全くの適正ペース。そのペースに耐えてラストまで走り切るためにどのような練習をすべきか、先週も書いたようにもう明らかです。

 これで今季全てのレースが終了。9月にぎっくり腰に見舞われながら、何とか来季につながる形でシーズンを終えられました。11月一杯は休養で体をリセットさせ、12月に冬練開始予定です。そして後日、改めて1年間の総括をしたいと思います。

2015年10月24日(土)

悔いなきレース展開・・・そして天覧試合へ

 今日は弘前市秋季大会の400mに出場。60秒切りで今シーズン終了!というつもりでしたが、ぎっくり腰で練習が途切れたこともあり、難しいかという思いでした。それでも最近好調な200mの走力を生かして、前半からスピードに乗る展開だけは心掛けようと臨みます。

トラック到着時は冬場かと思える寒さと強風。気持ちが萎えそうになりますが、400m開始時にはちょうど晴れ間がのぞき、風も弱まりました。同組には今季60秒そこそこで走っているマスターズ仲間のKさんが外側コースで、良い目標となります。腰に負担がかからないフォームで構えてスタートし、体軸維持を心がけながら前半200mを通過。最近この地点で大きく遅れを取るのですが、Kさんとの差は殆どありません。中盤以降も食らいつき、ラスト100mで並びかけるかと思いましたが・・・ここで完全に力尽きました。どんどん前に行ってしまう他選手、そして再び天空から襲いかかるパンチ・キック・砲丸・ハードルの嵐。が、どんなにもがいても失速するばかりです。最下位ゴールで60秒切りはないとすぐ分かり、酸欠大魔神の襲来も受けて苦しみました。そして発表されたタイムは・・・

    1分02秒32

 またもや62秒台ですが、かろうじて今季ベストが出たのは救い。Kさんが59秒6だったので、私のラスト100mは18秒以上かかっていたようです。過去を振り返っても最大級の潰れ方ですが、60秒切りのための前半200mの走りが再び出来るようになったのは収穫。現状ではそれに耐えられる乳酸耐性が無いという事で、来シーズンすべき練習というのも、これではっきりしました。今回はタイム以上にレース展開に関しては悔いはありません。

 そして、これで来週末の仙台大学記録会、つまり中嶋サングラス天皇の下での天覧試合が確定いたしました。今の力では、前半を多少抑えたとしても60秒切りは無理だと思います。しかしシーズンベストが62秒台というのは物足りないので、最低でも40代ベストの61秒54は破るつもりで頑張ります。それで中嶋天皇にお許し頂けると信じております。はい。

2015年10月17日(土)

先月と同じ状況

 24日の400mレースに向けて、今週はそこそこ追い込むくらいの強度の練習を予定していました。火曜日はあいにくの雨で、さらに学生が学園祭の準備で体育館を使っていたため、体育館脇のロードでバウンディングを行いました。

【火曜】 40mBD×8 : 19.5〜18.9歩
【土曜】 疲労のため600mジョグのみ

 4年ぶりというアスファルト上でのバウンディング。本数自体は目一杯追い込む手前ながら、やはりロードでのバウンディングは衝撃が大きいようで、翌日以降脚に疲労が続きました。腰の鈍痛も出ているので、先月ぎっくり腰を起こした直前1週間とまさに同じ状況です。24日がレースになることを考慮し、今日はジョグのみ(本来はレースペース300m1本くらいの負荷予定)行い、来週火曜日あたりに100m流しを数本入れることにしました。現状だと、今日追い込んでしまうと1週間で疲労が抜けない恐れが大です。

 過去を振り返っても、迷った末にレース直前に余計な練習を入れて疲労が溜まってしまった経験が何度もあります。今週火曜日までの4回の練習で、これも経験から見てサボリバネは24日まで有効なはず。先月は疲労回復ぎりぎりで臨んだレースで、2種目とも40代ベストでした。今回しっかり疲労回復して臨めば・・・・とても楽しみになって参りました。

2015年10月10日(土)

限界に挑む

 今日は西北五地区大会の200mにエントリーしていました。しかし先日の200mの結果がある程度満足出来ること、そして24日の400mに向けてしっかり強化すべき時期であると判断し、出場せずに強化週間に充てました。

【火曜】40mBD×6:19.5〜18.9歩 100mBD×2:48.5歩×2
【土曜】シャトルラン形式100m×4+100m×3(30秒レスト、セット間40分):13"8・15"2・15"5・18"2+14"8・16"2・16"6 (いずれも1.・3本目は追い風、2・4本目は向風)

 両日とも土トラックでの練習です。まず火曜日は久々にバウンディングで量をこなしました。腰に痛みは全く出ず、少なくともぎっくり腰発生前の状態は維持出来ているようです。
 今日は汗ばむくらいの気持ちの良い秋晴れ。インターバル走は150mか100mかで迷いましたが、30秒レストなら100m×4でも十分な乳酸耐性トレになると予想しトライしてみました。1本目から全力に近いペース、心地よい追い風に乗って今季初の13秒台で突っ込みます。これが良い負荷になり、4本目は止まる中でまさにもがき走り。向い風とあって18秒かかりましたが、本来の練習目的通りの負荷を掛けられたと思います。そして、これまでにない酸欠大魔神が襲来し、この1セットで終わってしまうのか・・・が、空から降り注ぐパンチにキック、砲丸にハードルの嵐。何とか気持ちを奮い立たせ、2セット目に向かいました。40分レストでも完全に回復しませんでしたが、1本目は何とか最低ノルマの14秒台後半で入り、3本で限界。またまた酸欠大魔神襲来で終了しました。

 今日のように1本目から無謀に近いペースで突っ込んで限界に挑戦するのも、スピードを生かした練習ならではと思います。これが2週間後の400mレースにどう反映されるか、例年になく楽しみな今季最終戦になりそうですね。

2015年10月3日(土)

練習再開

 ぎっくり腰発生から10日が経過。まだ深い前屈が出来ず、姿勢によっては時々ギクッという痛みが出るものの、日常生活には支障が出なくなってきました。そろそろ体を動かしてみようと、今日は10日ぶりに運動を再開しました。

大学坂コース60m×10(60m歩きレスト):9.5・9.6・9.6・9.6・10.0・10.0・10.2・10.3・10.5・10.8(平均10秒0)

 目まぐるしく雨が降ったり止んだりという事で、体育館でアップを行い、すぐそばにある坂コースを走ってみました。10日ぶりに走るとあって、まずはしっかり筋肉をほぐし、腰の様子を見ながら流しを数本。違和感なく行けそうなので全力ペースでダッシュしてみたところ、これも全く大丈夫。かなり強い雨の中でしたが、400m対策も兼ねて、とりあえず60mダッシュを続けられるだけ繰り返すメニューにしました。深い前屈は出来ないながらも、腰をかばうことなく体軸維持の姿勢を取ることが出来、様子見どころか予想外に追い込んだ練習になりました。中盤から10秒越えで最後は泣き走りでしたが、あのひどいぎっくり腰から10日でこれだけ走れるようになれば十分です。24日の400mレースに向けて、出来れば走練習とバウンディングでそれぞれ1回ずつ追い込んだ練習をこなしておきたいです。もちろん腰のケアは続けていかないといけません。

 ところで、もし24日に60秒を切れなかった場合は、翌週の仙台大学記録会にかけます。昨年は中嶋サングラス先生の監視の下、200mで27秒台に終わってキックを浴びた伝説の天覧試合。もし出場となれば、今回こそはヤクルトの雄平先生ばりの劇的サヨナラという結果で締めくくりたいと思います。ただし24日に60秒を切った場合は仙台大記録会は出場いたしません。この点につきましては深いご理解を賜りますと誠に幸いです。

「ワシは期待しておる。24日は60秒を切らんでもいい。最後の最後にワシの目の前で男を見せてみろ!」

 とにかく今季中に達成してみせる・・・自分を信じて最後の練習に励みます!

2015年9月26日(土)

古豪復活ののろし

 23日は青森マスターズ大会に参加。掲示板で書いたように、ぎっくり腰発生で400mキャンセルに見舞われましたが、100200mではいずれも40代ベストを更新する走りが出来たので詳細をレポートします。雨だった昨年とは打って変わって、やや暑いが無風に近いという良いコンデション。全体的にも短距離系は好調で、大会新も多く出ました。

 

 今回は例年と違い200m100mという順番でした。本来は200mをキャンセルして100400mの予定でしたが、400mまで3時間空きと十分なので200mも出る事にします。昨年偶然再会した高校時代の同級生・S君も福島からの遠征参加です。レース展開は、もう最近の定番である体軸意識のみを心掛け、前半は力まず楽に入る感じ。ちょうど外側選手と終始競り合いになり、ラスト10mは止まりかけるも良い手ごたえをつかみながらゴール。ぶっちぎり1位だったS君は245台の自己新という素晴らしいレースでした。私も差から見て26秒台は確実と期待していると・・・

 

  2631(+0.6m

 

 ようやく目標にしてきた26秒台前半、4年ぶりに出ました。レース後の疲労度はかなり大きかったですが、前半楽に走っても132あたりで通過していたと思われるので、まさに好調時のレース展開です。夏場以降の質・量ともに充実した練習の成果か、27秒台続きの時期と比べて体質は格段に変わってきているようですね。

 

 100mはその1時間半後。レスト十分の状態でスタート地点に着きます。右側レーンには毎年壮絶な競り合いを演じているYさん、そして同級生のS君もいます。スタートの反応は悪くなく、前半はYさんに後れを取るも、70mあたりから追い上げてぎりぎりの2着ゴール。トップのS君が121台だったので、これも差から見て、私を含めて全員が12秒台確実。そして発表されたタイムは・・・

 

  1275(−0.9m

 

 やや向風ながらも2年前の1278を上回る40代ベスト。特に後半部は地面をしっかりとらえる感触が良く、体軸維持で地面からの反発をもらう走りが徐々に身に付いているようです。その後の立ち話中に左腰がギクッとなり、ストレッチでほぐそうとしましたが、回復しなかったので残念ながら400mは棄権しました。

 

 夏場以降は走るたびに記録を上げている100200m。スピードを生かした練習メニューでしっかり追い込んでいる成果が確実に出ています。結果的にオーバーワークだったようですが、腰の回復を待って練習再開すれば10月末の400mでは60秒切りも全く現実的目標です。この60秒を切ってこそ真の古豪復活。サングラス先生の仲間入りを夢見てシーズン終盤を乗り切りたいと思います。

2015年9月19日(土)

超回復を目指せるか

 連休最後の日の23日に青森マスターズに参加します。1週間前となる水曜日は結構追い込んだメニューをこなし、今日は最終調整としました。

【水曜】100m×4(400mペース、100mWレスト):15”1+15”3+15”3+15”2
     40mBD×2+100mBD×3:19.5+19+48.5+49+49.5

【土曜】 体育館で600mジョグ、軽く30m×2

 水曜日は400mレースペースの確認を兼ねて100m4本。この100m地点でどれだけしっかり加速できるかがポイントになりますが、無風の土トラックでこのタイムなら悪くないかなという感覚。バウンディングは歩数こそ低調でしたが、レース前最後の追い込みとしては良い負荷がかけられたと思います。
 その後疲労のせいか、左ハムストリングに時々ピリッとした痛みが出るように。ここで無理をすると故障につながるのは経験済みなので、今日は軽く体を動かした程度で終わりました。あとは23日までひたすら完全休養なので、上手く疲労が抜ければタイミングとしてはぎりぎり超回復も狙えるでしょうか。

 レース本番では、特に400mでは最初の100mでの加速が大きなポイントになります。ここで上手くスピードに乗り、中盤以降は9月の練習で強化した乳酸耐性をどこまで発揮出来るか。ここ数年は全くと言っていいほど実行出来ていないのですが、これが60秒を切っていた頃の本来のレースペースです。今回は前半抑えるという選択肢はないので、むしろ迷いなく開き直って行けそうですね。

2015年9月13日(日)

炎のシャトルラン

 昨日は研究発表会で練習時間が取れず、今日の午前中にシャトルラン形式の400m練習を行いました。現在150mまでなら良いスピードで突っ込めるので、それを生かして地獄のメニューに挑戦しました。

【火曜】40mBD×4:19.5〜19歩 100mBD×4:48〜49.5歩
【日曜】ロード150mシャトルラン×3(レスト60+30秒):21”5+21”9+25”5
    35分後に体育館で30mシャトルラン×12(レスト約15秒):5”2〜6”1

 平日のバウンディングは筋持久力アップを狙って100mを4本。50歩以内をキープ出来るまでの本数をこなしました。疲労で腰砕けになりそうな中で体軸維持を意識し、掲示板でも紹介した動画を見る限りフォームは何とかキープできているようです。2年前も100mで4〜5本こなしたことがありましたが、当時は最高でも52歩。現在は歩数短縮が停滞しているとはいえ、それでも2年前よりはずっと質が高い練習になっていますね。

 今日は雨上がりで土トラックが使えず、再びロードコースでの練習。1分レストで150mシャトルランなら3本でオールアウトという予想でした。しかし1本目が少し遅かったせいか2本終了後にケツ割れにならず、レストを30秒に短縮して3本目スタート。狙い通りどんどん失速して、後半はひたすらもがきの状態。25秒かかりましたが、乳酸耐性トレとしては妥当な結果だと思います。その後雨が強まったので、体育館に移動して30mシャトルラン。これも1本目から全力ダッシュのメニューです。本数を重ねるごとに徐々にペースダウンし、ラスト3本はスタート直後に上体が起きてしまう中で泣き走りを見せました。30mだから楽などという事は全くなく、吐きそうになるくらい追い込めました。2セット目のせいか疲労で1本目を4秒台で突っ込めませんでしたが、これが出来るとより効果的だと思いますね。

 400mレースペースが遅い現状では、300m×2などではしっかり追い込み切れません。先週・今週のようなメニューを重ねて、何とか今季は60秒切りを・・・と意気込んでいます。今日くらい追い込めれば、バウンディングを追加しなくても十分ですよねっ♪

    中嶋サングラス先生、またご機嫌がお悪いようで・・・・

2015年9月5日(土)

ケツ割れ後の1本

 今日の午前中は幼稚園の運動会観戦。午後練習予定でしたが、所用が入る事が分かっていたので、1日繰り上げて昨日行いました。いよいよ400m対策の本格練習開始です。

【木曜】 軽いジョグのみ700m
【金曜】 ロードコース150m×4(ほぼ全力・150m歩きレスト):20”9・22”1・23”1・24”9

 先日のスプリントトライアスロンの疲れを取るため、木曜日はアクティブレスト。昨日の150mインターバルでは、常見さん(旧姓サイさん)より以下のようなアドバイスがありました。

「2本目で限界まで追い込んで、乳酸を貯めた状態でラスト1本はもがくようにしろ」

 これまでは150m歩きつなぎの場合は400mペースで行ってきましたが、それでは遅すぎるので1本目から全力で行かないといけないという事です。もう始める前から涙を禁じ得ないのですが、乳酸耐性が決定的に弱い私にとって一番必要で、かつ100mのスピードを生かせるメニューという事になります。とにかく潰れても良い練習なんだと開き直ってスタート!

 その1本目はほぼ全力で突っ込み、無風ながら20秒台となかなかのペース。その後のレストは2分そこそこなので予想通り徐々に失速し、ケツ割れに見舞われたのは3本終了後。以前ならこの時点で長いレストを取って2セット目・・・という流れですが、常見サングラス先生の言葉を思い出し、乳酸が溜まったままで炎の4本目。まさに400mのラスト張りの泣き走りに陥り、何とか目標通りの負荷を得られました。ヘロヘロになるも、その後30分レストで復活し2セット目はシャトルランでの150m×2にトライ。しかし、両ふくらはぎが攣りそうになり1本目の途中でやめました。

 当初の予想に反して4本連続でこなせましたが、2本目でより追い込んで失速を抑えるようにすれば、3本でオールアウトに出来ると思われます。それで結果的に2セットこなせるようにしたいですね。もしくは1セット目からシャトルラン形式でレスト時間を極端に短くすれば、絶対に3本目でモガキ大魔神が出ます。これも想像するだけで寝たふりをしたくなりますが、一度トライしてみようと思いますね。

2015年8月30日(日)

力を出し切った3種目

 今日は中泊市で行われたスプリントトライアスロンに参加。昨年より1ヶ月遅い開催とあってか、気温も昨年よりずっと低い28度程度と走りやすいコンディションでした。この8月は100・200m対策の練習を行ってきたので、その成果はどうか、そして現状で400mはどの位走れるのかを試す大会でした。

 まずは100m。風は体感的にほぼ無風です。ただアップ時からハムの張りが気になりますが、何とか行けるだろうという事でスタート。練習通り体幹維持だけを心掛け、順位は最下位ながら12秒台は何とか出たか、という手ごたえ。すぐにアナウンスがありタイムは・・・

  12秒91(+0.3m)

 僅かですが目標通りシーズンベストを更新しました。心配したハムも全く問題なく、3年ぶりに1シーズンで2度の12秒台マークとなりました。まあ現在の練習タイムだと本当の好調時には及ばないので、ぎりぎり12秒台という事なのでしょうね。それでも気分良く次の200mに向けて待機します。

 200mも意識は体軸維持のみ。沢山の事を実行しようとしても結局何も出来なくなるのが常なので、それで問題ありません。前半はリラックスを心掛け、後半も苦しい中で腕振りで前進力を得ようと頑張り、さほど失速はせずにゴール。ラインを越えた瞬間にゴールタイマーが26秒から27秒に変わるのが見えたので、ぎりぎり26秒台かという思いで待っていると・・・

  26秒61(+0.6m)

 目標の26秒前半にはまたもや及ばずも、40代ベストタイムをマーク。ただ好調時には100mが12秒9くらいでも26秒2位は出せていたので、この0.4秒は小さいようで実は大きいです。まだまだ200mの持久力を伸ばせる余地がありますが、徐々に復活していることは事実ですね。

 そして最後の400m。200mの1時間半後なので完全に復活はしていました。しかし現状では調子に乗って飛ばすと死ぬのは必至なので、前半は飛ばし過ぎず抑え過ぎずのペースで行こうとスタート。すぐ内側コースは毎年60秒を切れるマスターズ仲間のKさんでしたが、100m地点で早くも抜かれます。その後もKさん目標に頑張り、ラスト100mは高校生と壮絶な泣き走り対決を演じ、ほぼ同着でゴール。トップが60秒0台だったので、私は61秒台かという思いでした。間もなく発表されたタイムは・・・

  62秒38

 一応は・・・シーズンベストです。前半遅かったのでラストもさほど潰れずに走り切れ、400m練習なしの現状ではこれが精一杯という内容でした。もちろん60秒切りを目指すにはそれではダメで、前半200mを効率よく27秒5〜28秒0位で走れる事、それを支える無酸素持久力を養成することが秋の課題になります。ちなみに高校生との泣き走り対決は、実に0.01秒差でツチヤ先生が勝ちました。

 という訳で無事に3種目を走り切りました。ちなみに昨年は13秒14・27秒17・64秒14だったので、今回は練習の一環としても質の高いものでした。この8月練習の成果という意味では、そのまま反映されたと考えて妥当でしょう。今後はフォーム改善を400mに生かせるよう練習を積み、諦めず60秒切りを目指したいと思います。ちなみにサングラス先生とのタイマン勝負は3種目の結果を総合的に熟慮し、引き分けと判断いたしました(開き直って)文句がある奴はいつでもかかって来いや。

2015年8月22日(土)

雨の合間に

 暑さが峠を越し、日中も涼しくなってきた弘前。平日そして今日と質・量ともに充実した練習がこなせました。

【火曜】 40mBD×6:19.5〜18.6歩 100mBD×2:47・48歩
【土曜】 ロード150m×4(ほぼ全力ペース、レスト7分):21”3・21”4・21”0・22”0

 火曜日のバウンディングでは100mを2本行いました。40mの歩数が今一つで100mは50歩近くかかるかと思いましたが、ベストタイの47歩をマーク。それでもラスト30mで何歩か潰れそうになりました。この100mでもしっかり跳び切れる筋持久力は身に付けたいものです。

 今日は土トラックが水たまりで使えず、ロードコースでの練習。朝から雨が降ったり止んだりで、止んだと思って練習開始するとアップ中にまた降り出します。それでも雲の様子から見てすぐに止むと判断し、待機していました。そして止んだところですぐさまスタート。今日もまずは体軸維持を1本1本意識し、同時に腕振りもしっかり行うよう心掛けました。3本終了時点で少しケツ割れになりかけますが、思い切って4本目にトライ。ラスト50mで右ふくらはぎがピクピクし出しましたが、何とか走り切れました。4本行うのは4か月ぶりで、この7〜8月の練習でスピード持久力も確実に上がってきていますね。200mでは26秒台前半も間違いないのではと思います。

 来週末は、昨年に引き続きスプリントトライアスロンに参加します。100・200mに全力を尽くし、最低でもシーズンベストはノルマでしょう。久しぶりの400mでも余力を振り絞り、現状であれば60秒そこそこのタイムは射程圏内です。この8月の練習は好調で、それで本番がメロメロだった日には中嶋サングラススペシャル・ワールドファイナリストキックが炸裂するのは必至。どのような結果になるか、楽しみにしていてください!

2015年8月15日(土)

2年ぶりに9本とも14秒台

 今週も先週同様にバウンディングと100mインターバルで追い込み。以下のような結果でした。

【火曜】 40mBD×11:19.5〜18.9歩 100mBD:48歩
【土曜】 100m×3×3(100mWつなぎ、セット間20分):14”5・14”6・14”7+14”4・14”8・14”5+14”5・14”8・14”7(平均14”6

 40mBDは19歩切りがやっとと少し不調でしたが、久しぶりの100mBDでは48歩とまずまず。ただラスト30mがフラフラと不安定で、200mや400mの事を考えると100mBDで安定して跳べることも必要かと思いますね。本数をこなせたのは良かったです。
 今日の100mインターバルは、2年ぶりに9本とも14秒台。2セット終了時点で、先週より明らかに余裕度は大きかったです。1・2セット目をもう少し速いペースでこなしたいものですが、ペースの落ち込みは最小限に留められました。もちろん本数を重ねるにつれ疲労でつらくなってきますが、それでも体軸維持かつリラックスを意識。その結果キック力が維持出来ているようです。また最近は本数を重ねてもふくらはぎ痙攣が全く出ませんが、これも体軸意識によってこの部位への負担が減っている結果と考えています。

 練習を重ねるにつれ、徐々にスピード持久力が上がってきていることは何よりです。まだもう少し上を目指せるはずので、この暑い8月を乗り切って行きたいと思います。

2015年8月8日(土)

今季初の3セット

 弘前も連日30度越え。今日は燃え盛る太陽の下で昼間に練習。雨や試合のため行えなかった土トラックでの走練習を1か月ぶりに行いました。

【火曜】 40mバウンディング×5 : 20→18.6歩

【土曜】 100m×3×3(100mWつなぎ、セット間20分):14”7・14”6・14”7+14”4・14”7・14”9+14”4・14”6・15”2(平均14”7) 追加で40mバウンディング×2 : 21+20歩

 火曜日のバウンディングは試合後という事で5本と少なめ。今日から追い込み練習を再開しました。久しぶりの100mインターバル、いよいよ3セットで平均14秒台を目指して行きます。とりあえず今日は、途中でペースダウンしてもまずは3セットこなそうと心に決めてスタート。その1セット目、また左脚付け根に違和感が出て強いスタートが出来ず、14秒台後半にとどまります。その後ほぐれたせいか違和感は消え、2セット目で14秒台前半が出ます。この2セット終了時点で少しケツ割れになるも、巨大化したサングラス先生が睨みを効かせる中でいよいよ3セット目に。1・2本目の調子ならラスト1本も・・・と踏ん張りましたが、やや動きが鈍り、2年ぶりの9本全て14秒台はなりませんでした。やはり平均で14秒台前半に届かないと、200mで確実に26秒台前半は出せないようですね。それでも課題の体軸維持を意識しながら1本1本走り、地面を捉える力感はまずまず。終了後は久々にケツ割れ大王が出現と追い込んだ練習が出来ました。バウンディングではふくらはぎが攣りかけるも、何とか2本追加しておきました。

 という訳で暑さに負けず頑張ったツチヤ先生。集中力が切れがちになる夏場ですが、意識すべきことはしっかり意識して走動作の改善につなげていきたいと思います。

2015年8月1日(土)

新しいスパイクで

 今日は青森市で開かれた東青地区陸上大会の100・200mに参加。午前中から30度越えという猛暑の中のレースになりましたが、最近意識している体軸維持を実行することだけを心掛けました。そして私にとっては3足目となるスパイクでの初レース。少し型が古い初心者用で、値段は別売りのピンを合わせて2000円弱の大バーゲン品。アップシューズに近い履き心地が気に入り、買う事になったといういきさつです。

 さて、レースの方はまず100mが先。今回は腕の動きやストライドについては全く考えず、とにかく体軸維持だけ意識してゴールに向かいます。高校生にはかなわず、6人中最下位でゴールし余裕の予選落ち。前と差が大きく感じ、地面を捉える力感もいま一つだったので、手応え自体は余り感じませんでした。それでも、ようやく今季初の追い風レースという事もあり、12秒台を期待します。2時間近くたってから発表された記録は・・・

   12秒95(−1.0m)

 あれ?追い風だったはずですが、風が不規則に回っていたのでしょうか。それでも+1.0mだったとしても公認内なので、ぎりぎりですが今季も12秒台達成(16年連続)という事になりました。新スパイクも特に違和感なく、200mもこのスパイクで行くことに。

 200mは2時間半後のスタートで1発決勝です。暑さのせいで100mでばててしまったツチヤ先生ですが、おにぎり1個を食べ、水分をこまめに取りながら休憩し何とか復活。リラックスしながらも体軸意識で力強く進むぞ!という意気込みでスタートしました。前半は向いの風向きでしたが、後半は追い風に乗ってスムーズに進みます。前とは差が大き過ぎましたが、5人中3位で賞状確定のゴール。期待の記録は・・・

   26秒78(+1.6m)

 昨年出した40代ベストとタイ記録。この風なら26秒そこそこを出して本物でしょうが、遅ればせながら今季も何とか公認での26秒台は果たせました。100mレース以上に、普段より楽に前進できた感覚がありましたね。

 以上、猛暑の中で2種目シーズンベストと頑張ったワタクシ。今回はスパイク効果というより、やはり体軸意識の効果と判断したいですね。これで自然とピッチとストライドの調和が取れたフォームになっていたのでしょう。勿論まだ改善の余地はあります。体軸維持をさらに強化して地面からの反発力を生かせるようになれば、秋には100m12秒台前半も可能と真剣に考えています。この8月は暑さとサングラス的指導に耐えながら、追い込み練習をこなしていきたいと思います。

2015年7月25日(土)

再び100・200mレースに向けて

 湿度の高さがうっとうしいこの頃。今日も朝方の大雨で、先週末に引き続き土トラックが使えませんでした。それでも昼過ぎには晴れ間も覗いてきたので、ロード150mコースでのインターバルを実施しました。

【月曜】 土トラック40mBD×11:18.6〜19.5歩
【土曜】 ロード150m×3(レスト7分):21.0+21.4+21.4 体育館40mBD×3:19.3〜19.7歩

 月曜日はせっかくの祝日なので、筋肉痛の中あえて追い込み練習しました。この体調では5本くらいが限界か・・・と思われましたが、実際に跳んでみると動き自体は接地時間が短いリズミカルな跳躍で、歩数も18歩台とまずまず。ゆうちゃんが楽しそうに伴走してくれて、私も筋肉痛を忘れて脚がパンパンになるまで強化練習できました。

 今日は4月以来の150mインターバル。ほぼ全力で走り切るメニューです。1本目で左足付け根に少し痛みが出るも、ストレッチで解消したのでそのまま続行。先週に引き続き、体軸をしっかり保つことだけ意識し、ストライドについては全く考えませんでした。歩数はカウントしていませんが、無風でこのタイムというのは、こちらもまずまずではないでしょうか。無理すればもう1本出来そうでしたが、代わりに体育館に戻って40mバウンディングを追加。何とか3本とも19歩台と先週よりはバネが残っていました。

 来週土曜日は県内の大会で100・200mレースに参加予定です。最近意識している体軸維持を実行するのが目標で、それでまずは100m12秒台が欲しいところです。そして200mでもそろそろ・・・あっ、中嶋サングラス先生!

「ワシは今、猛烈な怒りを感じておる。福島県郡山市にて。」

 あ、あははっ、中嶋先生どうしてそんなに怒っておられるのかなーっと・・・その真相は後ほど明らかになる事でしょう・・・

2015年7月18日(土)

軸を強化

 今週前半は猛暑日に近かった弘前も、後半からは暑さもやや落ち着きました。湿度が高く梅雨真っ盛りの気候の中、新たな課題解決に向けて練習を行いました。

【火曜】40mBD×8:18.5〜19.5歩
【土曜】坂60m×5×3(60m歩きレスト・セット間20分):9.4・9.5・9.4・9.6・9.8+9.4・9.7・9.5・9.7・9.8+9.6・9.7・9.7・9.8・9.9秒(平均9.6秒) その後体育館で40mBD×2:いずれも20歩

 最近のレースやバウンディング動画を見直すと、体軸が不安定で着地時の力感が弱くなっている事が分かりました。昨年26秒台を出したレースですら、そのように見えます。好調時の動画を比較すると差は歴然で、故障や腰痛を繰り返す中で、痛みの出ない走りやすい格好として今の形が定着してしまったと思われます。よって現在は脚の回転こそ速いものの、とても地面からの反発を生かして走っているとは言い難い状態です。そこで今週はバウンディング・走練習共に、「みぞおちをグッと突き出すように上体を立てて安定させる」ことを徹底意識しました。鏡で確認しても、これが一番自然に軸を保っている姿勢だと思ったからです。

 40mBDは歩数は増えてしまったものの、以前よりも体軸が安定した状態でグッと地面をたたいて跳べるようになり、このフォームで歩数短縮してこそ走動作に直接生きると思います。今日は練習直前の大雨で土トラックが使えなくなり、4月以来の大学構内坂コースでの練習に変更。こちらも平地を走っている時と同じ感覚で、みぞおちを突き出す意識を維持して本数を重ねます。目標としていた9秒台前半は3本だけで、セットが進むにつれペースもじわじわと落ちてしまいました。それでも、久々ご登場のイサシマムラ・ウチスリンコ先生の怒号の下10秒は絶対に越えるものかと踏ん張り予定の本数をクリア。さらに気合を入れてバウンディングを追加しますが、さすがにバネは残っておらず2本とも丁度20歩。それでも約2か月ぶりかというほど、久しぶりに量をこなした練習が出来ました。

 今週試した体軸意識のフォームは、縦方向からの負荷に耐えるための背筋・ハムの筋力強化にも大きく寄与するでしょう。1本1本忘れずに意識し、地面をしっかり捉える感覚を取り戻したいと思います。何より体軸がしっかりしていれば、ドロップキック時の威力も増しますので○シ○サングラスキックに対抗しうる大技が生み出せますよね♪ 色々な面でメリットが出てきますので、この夏の課題として頑張ろうと思います。

2015年7月12日(日)

この一段階上は難関だが

 今日は青森県の国体予選200mに参加。各地同様に今年一番の暑さとなり、普段は涼しい開催地のむつ市も午前中から30度近くなりました。トラックはホーム側があいにくの向い風ながら、2週間前よりは体が動く条件という事で26秒台後半はいけると予想しました。

 私は高校生と一緒の組。前半は切れのある動きを心掛け、後半も向い風に負けるまいと上体が起きないように心掛けます。最下位ながらもラストまでしっかり走り切れた内容で、高校生との差も小さかったとあって、ぎりぎり26秒台かと期待し記録を見ると・・・

   27秒27(−3.6m)

 またも強い向い風に阻まれてしまいました。しかし、その風を差し引いても無風なら26秒8くらい。予想していた26秒2位の走力というのは過剰評価だったようです。まだまだスピード持久力が上がっていない事を思い知らされました。

 6月以降は走練習・バウンディングともに好調ですが、100mインターバルでは2セットまでなら・・・というのが不十分だったようです。このコーナーでも何度も書いたように、100m×3×3で平均14秒台前半というのは、現在と近いようで実はさらに一段上の実力になります。近年は100mでもコンスタントに12秒台が出なくなってきていますが、100mインターバルの成績と相関があるのは偶然ではないと思います。拇指球着地などを心掛けることで2セットまでの持久力を上げたので、今度は3セットにチャレンジしないといけません。最初はガタッと落ち込むと思いますが、量をこなして調子のピークを作るためにも避けては通れません。早速来週末から開始したいと思います。

2015年7月4日(土)

さらなる強化を

 来週末は青森県国体予選の200mに参加。試合続きですが、さらに強化するつもりで今週も強度とスピードを意識して練習しました。

【水曜】体育館40mBD×5:18・17.9・17.7・18・17.9歩
【土曜】100m×3×2(100mWつなぎ、セット間20分):14”1・14”5・14”6+14”2・14”6・14”8
   土トラック・アップシューズ 

 水曜のバウンディングはさらに歩数を短縮。翌日のハムの筋肉痛も普段より強く、しっかりと地面をたたいて目的の部位に強い負荷がかかっている格好になりました。

 今日は先週末とはうって変わって、やや湿度は高いものの夏の陽気。100mインターバルも1本目から快調に飛ばします。前回同様に拇指球着地を心掛け、地面をしっかり押して前進するつもりで1本づつこなしました。6本目はラスト10mでピッチが落ちて上体も仰け反ってしまいましたが、何とかストライドでカバーして14秒台はキープ。2週間前とは逆にラストで力尽きたものの、強化練習としては良い負荷を掛けられました。スピードは引き続き好調なので、200mも26秒台前半から中盤は狙える状態です。多少条件が悪くとも、先日の試合の反省を生かし現在の力を出し切れるよう頑張って来ます。

「ところで今年の東北マスターズは福島県郡山市での開催だ。お前の実家がある訳だし、当然出場するよな?再会を楽しみにしておるぞ!

 冷や汗ダラダラのツチヤ先生。言えないよね、申し込みもしていないなんて・・・今回は潔く中嶋サングラス先生の制裁を受け、来週末の試合で結果を出してお許し頂こう・・・

2015年6月28日(日)

低温かつ向い風に滅法弱い男の物語

 今日は遠征で秋田マスターズ大会の100・200mに参加しました。最近梅雨入りした北東北、気温15度と春先並みの寒さで、しかも強い向い風となるコンディションでした。それでも、このコーナーでも紹介しているように6月の練習は上り調子で、今日も体調は悪くありません。それなりの記録は出るのではと期待して臨みました。

 まず100mはM40〜55の混合レース。クラウチングスタートでは、いつもより重心をやや両腕にかけて飛び出しやすいようにしました。レース前半はやや遅れをとるも、吹き付ける風に負けまいと上体をやや前傾させながら後半追い上げ、2位でゴール。さすがに12秒台は難しいと思いながらタイム発表を待つと・・・

    13秒65(−2.6m)

 何と自己ワースト更新で、文句なしに中嶋サングラスキックが顔面にめり込みました。過去にも低温で強い向い風という条件ではタイムが異常に悪い事がありましたが、その再現をしてしまいました。今回は一応ウインドブレーカーも持ってきましたが、ロングシャツの上にそれを着ても寒いくらいでした。これでスタート時には体が冷えてしまっていたのも原因かも知れません。他選手も体感とは裏腹に予想以上にタイムが悪いということで、表示風速以上にパフォーマンスを出しにくい条件だったようです。このレースはビデオ撮影をお願いしたので、送ってもらった後に徹底分析しようと思います。

 2時間後の200m、風に加えて雨も降りだします。100mが散々だっただけに28秒台も覚悟しますが、現状でのベストを尽くそうと気持ちは前向きでした。3人とも全員青森マスターズ仲間というM30-45混合レース。ちょうど外側選手が格好の目標となり、前半はストライド意識でリラックスして進めます。中盤で並び、ラストでかわされるも最後までしっかり走り切れた内容。28秒は切っていてくれと願う中で発表されたタイムは・・・

 27秒45(−1.5m)

 100mのほぼ2倍のタイムで走り切ったのは救いです。今回は100mのタイムが悪いので、純粋に200m持久力が良いと判断できないのが残念ですが、100m12秒台の時も2倍タイムが実現できれば本物でしょう。

 という訳で、低温と向い風に負けてしまった今日のレース。しかし思い出してみると、同様のケースで2週間後に好条件になった途端に200mで1秒アップしたという経験が過去2度あります。実は今回も2週間後に国体予選200mに出場予定なので、その時好条件なら26秒台前半で走ってやるよ。諦めずに練習を重ねたいと思います。

2015年6月20日(土)

拇指球意識で復活なるか

 今週も先週と同じ練習メニュー。本数よりタイムや強度を重視して取り組みました。

【火曜】40mBD×5:18.4・18.2・17.9・18.3・17.9歩
【土曜】100m×3×2(100mWつなぎ、セット間20分):14”2・14”4・14”6+14”2・14”7・14”3
いずれも土トラック・アップシューズ 

 火曜日は脚の張りがほぐれない中でのバウンディングで、先週よりばらつきはあったものの、18歩を切るジャンプが2回。やはり股関節の柔軟性に加えてハムストリングスの筋力自体も上がってきているようです。ただ掲示板に動画をリンクしたように、18歩目の着地が危ない場面もありました。故障につながりかねないので、最後は幅跳びのように両足を曲げながら着地した方が良さそうですね。

 今日の100mインターバルでは、最近忘れていた拇指球着地を意識し、つま先着地によるふくらはぎへの負担を少なくする試みをしました。スピードは先週と同じくらいですが、タイムの落ち込みは大幅に改善。先週までは疲労で走り切れていなかったラスト1本も、今日は明らかに余裕がありました。拇指球着地によって地面をグッと捕える感覚も強くなっており、結果的にハムストリングスがしっかり使えている分エネルギーロスも少なくなったと考えられます。まずは第一目標の2セット平均14秒台前半をクリアすることが出来ました。

 さて来週日曜日は秋田マスターズに出場予定です。申し込みは短距離3種目で行いましたが、今回は400mは棄権して100・200mに集中します。この6月は練習の度に調子が上がっており、今日の調子であれば100m12秒8・200m26秒3辺り目標にしても良いでしょう。拇指球着地の意識で200mで26秒台前半への復活なるか、楽しみにしています。

2015年6月13日(土)

バネを生かせ

 今週からバウンディングを再開しました。平日練習は当面パワーマックスという予定でしたが、やはりこの時期はプライオメトリック種目の方が効果的なので、本数を抑えて歩数短縮を目指して行う事にしました。

【火曜】体育館40mBD×5:18・17.9・18・18.1・18歩
【土曜】100m×3×2(100mWつなぎ、セット間20分):14”2・14”4・14”8+14”2・14”6・15”0

 バウンディングは約2か月ぶりで、当初はハムの筋力は落ちているだろうと思っていました。ところが全く逆で、目標にしてきた18歩切りをあっさり果たしました。1歩1歩に力強さを感じるジャンプで、先日の400mレースからの超回復のタイミングともバッチリ合っていたようです。今後も18歩前後で安定していればレベルアップは本物で、次は17歩切りを目標としてもいいと思います。

 今日の100mインターバルは、1本目からスピードを生かして突っ込みました。1セット終了後に早くもケツ割れになるも、ふくらはぎ痙攣は起らず、最低ノルマの6本はクリア。14秒台前半のタイムも、先週は1本だけも今回は6本中3本と徐々に増えてきています。各セットとも3本目でのペースダウンが大きすぎますが、このメニューで1本目を抑えると100・200m練習としては強度が低くなってしまいます。200mの持久力強化が目的なので、3本目で潰れても勇気を持って1本目からハイペースで入り、まずは6本とも14秒台前半というレベルを目指すという方針で続けていきたいと思います。

 このように現在は、バネを生かしてバウンディング・走練習ともに強度の高い練習が出来ています。この強度の持久力を養成するには、やはりこの強度でのインターバルをこなさないといけません。また時々動画でのフォーム分析も行い、効率良い走りが出来ているかをチェックする必要もあります。失速を恐れず、質の高い練習をどんどん行ってレベルアップを目指して行きたいですね。

2015年6月6日(土)

まずは2セットから

 先日の400mレース以来、完全休養に努めてきました。全身的な疲労感は何とか抜けましたが、四頭筋の張りがなかなか取れません。それでも練習は出来る状態なので、土トラックで100mインターバルを行いました。本来は100m×3を3セットですが、現在200mの持久力が悪いため、まずは2セットを14秒台前半でこなせるようにするのが目標です。

100m歩きレスト・セット間20分:14”4・14”5・14”8+14”5・15”1(ふくらはぎ痙攣で中止)

 2セットの2本目途中で両ふくらはぎを攣りかけ減速。残念ながら6本はこなせませんでした。1セット目は追い風に乗ってまずまずのペースで、100mレースでは12秒8〜9も期待出来るでしょうか。ただ維持は出来ず、疲労度も予想以上に大きかったので、やはり200mの持久力は良くないようです。ふくらはぎの痙攣も、ハムストリングスを上手く使えずふくらはぎに頼る走りになっていたせいだと思われます。5月は全く行えなかったバウンディングを再開することで、走動作にしっかり生かせる筋力と動きを養成していきたいですね。

 という訳で今日はやや消化不良でしたが、遅ればせながら100m14秒台の練習がこなせるようになったのでホッとしました。質を上げるためにも、まずは100m×3の2セットを14秒台前半でクリアできるよう頑張り、その後3セットに増やしたいと思います。去年までは最初から3セットにこだわって、結果的に質の低い練習になっていました。現在のスピードであれば、200mで26秒2辺りが出てもおかしくはない、いや、むしろ出て当然です。サングラスも不気味にきらめくこの季節、ぜひとも乗り切って見せます。

2015年5月31日(日)

これで原因が明らかに

 今日は弘前市春季大会の400mに参加。練習結果から60秒そこそこなどと予想していましたが、この1週間は疲労が抜けず、特に水曜日の体育祭リレー200mで疲労倍増と大誤算。良い刺激になるどころか内容もボロボロという有様だったので、格好つけずに100m1区間だけにしておくべきでした。今日もアップのジョグは疲れて5分で切り上げたほどの体調でしたが、その中で出来る走りをしようと出場を決意しました。

 私は高校一般の部の2組目で、一番内側コースで前が見える好きな位置です。前半はかなりの向い風の中、無理には飛ばさないが抑え過ぎでもないという感じ。250m辺りから動きが鈍りだし前との差が一層広がりますが、最後まで大きくは崩れずにゴール。前との差は大きかったので、こりゃ65秒を越えたかなと思っていると・・・

    63秒10

 当初の目標は大きく越えたものの、ゴール後の酸欠もかなり大きかったので、内容的にはしっかり走り切れた展開だったようです。練習の一環と考えればギリギリ許容範囲というところです。

 ただ今回は体調不良によるロスはせいぜい1秒程度で、200mの走力不足の分で2秒ロスと考えるのが妥当でしょう。5月は走練習で追い込めない分をパワーマックスでカバーしましたが、好調時に比べると回転数維持は出来ていないので、やはり不十分だったようです。2011年以降はほとんど27秒越えの200m、これを少なくとも26秒台前半に復活させないと400m練習を行う意味も薄れてしまいます。過去を振り返っても、200mの走力が良い時期は400m練習をしなくとも60秒を切っていました。今後はまず200m対策の練習に専念し、コンスタントに26秒台前半が出せるようになるまで400mは封印します。実は仙台時代の2009年に、そのやり方で成功しました。最近のフォーム改善や四頭筋の柔軟性アップの成果を生かしながら、質の高いメニューをこなしていきたいと思います。

2015年5月25日(月)

今年もあのビッグイベントが
 先週末は盛岡市で開かれた日本家政学会での発表のため、練習を金曜日に繰り上げて行いました。5月31日に400mレースに出場するため、実質的に最後の追い込み期間となります。

【火曜】パワーマックス@ハイパワー2.9kp×7秒×5(レスト40秒):166・164・163・162・163rpm              Aミドルパワー2.5kp×30秒×3(レスト90秒): 146-132, 143-114, 127-105rpm
【金曜】ロードでシャトルラン100m×3(レスト12秒前後):15.2+16.2+16.3  

 まず火曜日のパワーマックス、ハイパワーの回転数は全て最高160rpm台と好調で、その勢いでミドルパワーの1セット目も回転数を維持できました。結果的に目一杯追い込むことが出来、終了後は立っていられないのは勿論、座っても横になってもケツ割れの痛さがひどく、床にのた打ち回っていました。金曜は300m1本の代わりとして行ったメニュー。2本目が強い向かい風の中でもあまりペースダウンせず、合計タイムも47秒7と400mレースなら60秒ちょっと位には留められそうな現状です。この1セットでそこそこ追い込んだので、良い強化にもなったと思います。

 これで日曜の400mレースを待つだけですが、その前に私にとっての年間ビッグイベントが水曜日にあります。そう、学園総合体育祭のリレーです。今年は人数の都合で一人で2区間、つまり200mを走るツチヤ先生。女子学生たちが目を輝かせながら応援する様子、今から楽しみにしております。その一方で、これで故障でもしようものならサングラス先生の血眼が輝く・・・そんなスリルも秘めていますが、しっかりアップをすれば現状ではもう大丈夫でしょう。400mレース前の良い刺激になればと思いますね。こちらも乞うご期待であります。

2015年5月16日(土)

今季初の300m×2

 今日は肌寒い1日でした。昨晩の大雨で土トラック練習は無理かと思いましたが、何とか使える状態でした。先週末は400mペースで100mインターバルだったので、今日は300mまで伸ばすことにします。

【火曜】パワーマックス・ハイパワー2.9kp×7秒×5(40秒レスト):162・163・155・155・159rpm
【土曜】300m×2(400mペース・30分レスト):47”0(200m通過30”9)・48”2(100m通過15”5)

 平日練習は当面はパワーマックス練習とします。週末にしっかり走練習で追い込めれば、その組み合わせで強化は十分可能です。

 今日の土トラックは滑りはしませんでしたが、シューズ裏に泥がへばりつくような状態。加えて、まだ思い切りストライドを伸ばせる状態ではないので、やはりタイムも好調時よりは2秒近く遅いです。それでも諸条件を考慮すれば、間もなく45秒台に復活できそうな現状。故障以来体力面はそれほど落ちていないようです。特に最近の太腿前面ストレッチの効果か、脚の回転はむしろ故障前よりスムーズで、違和感は全く出ませんでした。結果として今日は目標通り300mを2本走り切れたので100点です。タイムは今後の練習で伸ばしていけば良いと思います。

 もちろん脚の方は油断せずに慎重にケアするようにしています。今日も追い込み度は今一つでしたが、余計な追加で痛み再発することは避けたかったので、スッパリ2本で終了。練習後は左ハムをアイシングしておきました。追い込み切れなかった分は平日にパワーマックスで補っておこうと思います。

2015年5月9日(土)

走練習復帰・・・問題は太腿前面にあり

 左ハムストリングの故障から2週間。流しくらいのペースでは走れるくらいに回復しており、今日は土トラックで400mペースで走ってみることに。まずは直線コースで問題ないことを確認するために、100mインターバル形式としました。遅ればせながら、実質的に今季初の土トラック練習という事になります。

100m×7(400mペース・100m歩きレスト):15.6・15.8・15.3・15.3・15.4・15.6・15.5(平均15.5秒)

 痛みが出ない事を確認しながら、慎重に本数を重ねました。徐々に動きがスムーズになり、このコースとしてはまずまずのペースです。実はここ数日は太腿前面のストレッチを重点的に行っており、その結果ハムと股関節の柔軟性が上がっています。そのおかげか楽にスピードが出せる状態で、復帰直後としてはペース・持久力ともにかなり良いレベル。ちなみに歩数は3本目が62.5歩で、400mペースとしてはほぼ理想的なストライド長です。これまで2回行ったパワーマックスのミドルパワー練習効果も出ていると思われ、7本ともこれだけスムーズにペース維持出来たのは何年振りだろうかという程の好調ぶりです。もちろん無理は禁物なので追い込み切らずに7本で終了し、念のため左ハムをアイシングしておきました。体力的には10本も十分こなせる状態です。来週末はこのペースで300m走る事を目標にします。

 最近は、ハムや股関節自身をストレッチしても柔軟性が上がらない状態が続いていました。おそらく太腿前面筋の固さを補うために他の部位の筋肉硬直が生まれていたのでしょう。その結果、走動作の効率を悪くしていたと考えられます。この点に気付いたことで練習効率も上がり、特に200・400mの記録アップに直結するのではと期待しています。今後も脚全体を総合的にケアしていきたいと思いますね。

2015年5月2日(土)

オーバーワーク気味

 左ハムストリングの回復は順調ですが、この数日間は腰痛や右ハムの硬直が出ています。一方が出るともう一方が収まるという状態で、明らかに筋肉の連動性が悪いです。そういう訳で、今日は600mジョグとストレッチのみでしたが、右ハムがガチガチでどうしてもほぐれませんでした。いわゆるバネが溜まった状態にしては固まり過ぎで、左ハムを無意識にかばっていたせいと思われます。過去にはこのようなケースで「痛みの出ないペースで走ってしまえ!」と意気込んで、回復が長引いたり別の個所を痛めたりしたことがありました。夏日で最高の練習日和ですが、それ以上の練習はせずにスパッと終了しました。

 3月の屋外練習開始後の状況を見てもややオーバーワーク気味で、練習量を落とすタイミングだったようです。結果的に左ハムを痛めたことでそれに気付きましたが、近年の疲労回復期間を考慮しても、3週間追いこんだら次の週は回復メニューでも良いかも知れません。また3日前に行ったパワーマックスも、プライオメトリック運動ではないので故障の危険は少ないとはいえ、やはり追い込めば脚や体調面への負担も大きいです。それを狙ってミドルパワーやハイパワーメニューを行っている訳なので、取り入れる頻度を考えながら実施すべきですね。

  せっかくの連休に走り込めないのは残念ですが、今の私には休養とケアが一番の練習と言い聞かせて超回復を目指そうと思います。そんでもって中嶋サングラスキックを凌駕するキック力を身に付けると。本当に楽しみであります。はい。

2015年4月29日(水)

昨年までとは逆

 26日は北日本陸上大会の200mに参加。4日前の調整で左ハムストリングを痛めてしまいましたが肉離れまではいかず、また弘前市内で開催の大会という事もあり、とりあえず競技場に向かう事にしました。

 アップでは痛めた箇所よりも両ハム全体の硬直が気になりました。昨年までは太腿前面に出ていたのが今回は逆。スプリントで直接使う筋肉だけに、明らかに痛みが再発しそうな状況です。それでも何とかほぐし、スタートラインに着くことが出来ました。やや自重した前半の入りでしたが、やはり無理だったようで、80m辺りで痛みが再発。止まるか続けるか迷いながらも痛みが悪化しないように走り続けてゴール。このような状況でも27秒96(−2.6m)と400m前半ペースよりは速く走れましたが、結果的には最初から棄権すべき状態だったという事です。終始向い風だったので、スピードが出すぎずに痛みも最小限だったのが幸いですね。

 痛めた部分は軽症なので復帰は早いとして、ハムの硬直というのが新たな問題として出てきました。特に今年は冬練からハム強化のための練習メニューを続けており、走練習でもハムを使ったフォームに改善されてきています。これまでにない負担の蓄積で時期的にも疲労が溜まっていると思われ、それが硬直につながっているのでしょう。これは太腿前面部の時も同じだったのですが、この部位は肉離れの危険性が低いので、だましだまし走練習を続けていました。

 そういう訳で、レースから3日後の今日はハムに負担を掛けないパワーマックス練習を行い、ミドルパワーメニュー(2.5kp, 30秒×3、90秒レスト)で追い込んでおきました。昨年秋もそうでしたが、痛みの出ないペースであっても追い込んでしまうと回復が遅れ、スプリントペース練習に復帰できるまで時間がかかります。完全に違和感が消えるまでは走練習を封印し、早期復帰を目指そうと思います。

2015年4月18日(土)

まだ感覚と合わないが

 今週は平日のバウンディングは土トラックで行いましたが、今日はまた雨のため走練習はロードコースでの実施でした。

【火曜】 @40mBD×8(40mWつなぎ):18.4〜19歩 A100mBD×2:47・48歩
【土曜】 150m×4(7分レスト):20.4・20.4・21.2・22.3秒

 バウンディグでは、冬練での成果を見るべく100mで2本行ってみました。後半50mも潰れずに40mBDのストライドを維持したまま跳ぶことが出来、予想通りとはいえ50歩の壁を破りました。去年までのベストが52歩なので、動的ストライドが20cm広がった事になります。やはり動作改善とハムストリングスの筋力向上による事は明らかですね。45歩が当面の目標なので、そのためにも40mで18歩を切る事に専念したいと思います。

 今日は昼には雨が止み、追い風の中で直線コース150mのインターバル。4本ともほぼ全力で走り、レスト時間も十分取りました。非常にタイムが出やすい条件だったとはいえ、このコースでは初の21秒切り。3・4本目は失速し、終了後は酸欠&ケツ割れ大魔神が襲ってきたものの、来週の200mレース対策として質の高い練習がこなせたと思います。ただ今日の練習では、自分がイメージする着地感覚と実際の着地点がずれているような感じでした。言い方を変えると、まだ全力ペースではストライドとピッチの調和が取れていない感じです。よってタイムは出ているものの、自分の走りとしてしっくり来ないという現状です。それでもスピードアップの基盤は出来ているという事になるので、今後練習を重ねてストライドとピッチの調和点を見い出せれば、記録にも結び付くことは間違いなさそうです。

 来週の200mレースでは、このような現状でどの位のタイムが出せるかを試してみたいと思います。

2015年4月11日(土)

もう2週間後

 今日こそは土トラックでの練習をという予定でしたが、また雨でぬかるんでしまいました。日中は雨は降っていなかったので、大学構内の坂で60mダッシュを行う事にしました。平地での全力走の前段階としては丁度良い練習という判断です。

【火曜】 体育館@20mBD×(10+15):9.5〜9.9歩
【土曜】 坂60m×(4+4+7)[60mWつなぎ、セット間10分]:9.4・9.4・9.5・9.8+9.6・9.6・9.7・9.8+9.6・9.6・9.6・10.0・10.3・10.5・10.5

 火曜日は学生が体育館を1面使っていたので、端の方で助走なしの20mBD。助走なしでも9歩ちょうどでいかないと、40m17歩台と100m45歩は難しいですね。現状であれば、100mでは50歩は何とか切れるでしょうか。

 今日はスピード強化目的でペースもほぼ全力。スピードを意識するあまりチョコチョコした走りにならないよう、ストライドを意識しました。先週とはうって変わって寒いコンデションとはいえ、このコースでは少なくとも2セットまでは9秒前半を維持したいところです。そのためのスピードをこれから上げていくことになります。3セット目は10秒越えの中、あえて追い込むために7本まで続行。空は曇りで寒くとも、サングラス先生の血眼はギラギラと熱い。何とかトータル15本をこなし切りました。60mとはいえこれだけ本数を重ねると疲労度もかなりのもの。今回は400mというより200m対策として良い練習でした。なお動画を解析したところ、左脚キック時よりも右キックの方がストライドが狭くなっています。やはりバウンディングと同じ傾向が出ていますが、この改善のためにもバウンディング時に意識的に右で強く蹴りだすなどの強化が必要ですね。

 さて、いよいよ2週間後が今季の屋外レース初戦となります。例年通り200mへのエントリーです。27秒1台だった昨年同時期より状態は良いので、今回は26秒中盤を目標にしています。来週は出来れば平日に土トラックで100mBDを行い、週末にレース前最後の追い込みで本番を迎えたいと思います。

2015年4月4日(土)

腰痛になんか負けない

 土トラックの雪は全て無くなりましたが、あいにくの雨で完全に乾くのは来週になりそうです。今日もロ−ドコースで先週と同じメニューでした。腰痛の方は、治ったかと思うとまた痛めるという繰り返し。起床時にはストレッチを行っているのですが、それでも洗顔時などにギクッとなるのが厄介です。幸いしっかりアップを行った上で前屈の動きをしなければ痛みは出ないので、バウンディング・走練習ともに通常通りこなせています。

【火曜】 体育館@助走付20mBD×6:8.8〜8.3歩 A40mBD×9:18.5〜19歩
【土曜】 ロード150m×3×2(150mWレスト、セット間31分):21.4・22.8・23.2 + 22.2・23.4・23.4

 今日は先週より速いペースの150mの予定でしたが、腰の具合を考慮して引き続き400mペースでの実施。1本目から突っ込んだタイムのせいか、落ち込みが少し大きかったです。散発的ですがスピードは出る状態になっていますね。ビデオ撮影してチェックしたところ、意識とは裏腹にまだピッチ主体のフォームとなっており、実はストライドが目に見えて伸びているという訳ではありません。ずっと身に付いてきたフォームを大きく変えることは難しいようですね。それでも、昨年まで頻発していたふくらはぎ痙攣が今季は全く出なくなっています。むしろ現在のストライド意識によって、ふくらはぎに過度の負担を掛けないフォームになっているという事なので、以前より脚の動きが改善されているのは間違いありません。結果的にインターバルでもしっかりと予定の本数をこなせるので、練習効果が大きくなるという意味でも一石二鳥ですね。

 という訳で、腰痛に負けず今週も頑張りました。あとはサングラス先生にも負けなければ、記録更新も現実味を帯びてきます。パンチにキック、何でも来てみやがれという今日この頃でございます。

2015年3月28日(土)

一気に雪解け

 この1週間で300mトラックの雪もかなり無くなり、雨が降らなければ来週末にも使用できる状態にまでなりました。それまではロードコースでと、今日も先週に引き続き400mペースインターバルを行いました。

【火曜】 体育館@助走付20mBD×7:8.8〜8.4歩 A40mBD×6:18.5〜18.9歩

【土曜】 ロード150m×3×2(150mWレスト、セット間30分):22.1・22.3・22.6  21.6・23.0・23.2

 日曜日に軽いぎっくり腰を起こしてしまい、1週間つらい痛みが続いています。さすがにバウンディングは厳しいと思われましたが、筋肉がほぐれると痛みは無くなるので通常通りの歩数でこなせました。今日のインターバルも、開始時はやや腰が張った状態で、セット間を十分に取っての実施。気温15度近くと先週末以上に暖かい日和。追い風にも乗って、この時期としては近年にないまずまずのスピードが出せました。課題のストライドと乗り込み動作意識のおかげか、ペースダウンも最小限にとどめ、この練習メニューとしては持久力はそんなに悪くはありません。今後スピードを徐々に上げていければ、今季は春シーズンから200・400mで好記録が出せそうな手ごたえをつかんでいます。

 屋外レースの初戦は4月26日の200mを予定しています。昨年同時期と比較しても現在は状態が良く、この初戦は26秒台中盤(昨年は27秒18)も可能な気がします。これも故障しないことが前提なので、腰痛を含めて体調管理に気を付けていきたいですね。

2015年3月21日(土) 屋外練習開始

 大学の300mトラックはまだ一面の雪ですが、ロードコースは問題なく使えるようになりました。いよいよ今日は屋外練習を開始。例年とほとんど同時期の開始で、平日の体育館練習と併せて以下のような内容でした。

【火曜】 @30m走×3:5”8〜5”5 A40mBD×5:18.9〜18.5歩 B助走付20mBD×8:8.2〜8.5歩
【土曜】 100m×10(400mペース、100m歩きレスト):15”5・15”9・15”7・16”1・16”0・16”1・
16”5・16”3・16”2・16”2

 火曜日のバウンディングは、助走付20mであと50cmほどで8歩という跳躍が1本。残りも8歩台前半が多く、再び向上の兆しが見えてきています。やや停滞している40m18歩にも繋がってくれることでしょう。

 今日は曇りながらも気温10度とこの時期にしては暖かく、加えて無風と非常に練習しやすい天候でした。今季初の屋外練習で気持ちも盛り上がっていますが、気負わずにまずは400mレースペースで10本こなせるかを確認することに。故障防止、そして課題であるストライドと乗り込み動作をしっかり意識する意味でも、このペースは余裕があって適切です。今日のタイムから見ても100mは13秒4・400mは63秒程度の現状で、スピード不足は予想通りです。それでも疲労が出てきた終盤、上体が仰け反りそうになる中で乗り込みとストライドの維持を意識してタイムの大きな落ち込みを阻止。また、この時期は余裕があるはずの400mペースでも動きがギクシャクしがちなのですが、今日は割とスムーズな脚の運びでした。これまでバウンディングで強化した筋力が実際の走りにも生かされていると言えますね。予定通り10本こなせ、かなり追い込んだ練習が出来て満足です。

 気が付けば、ここまで故障も無く順調に冬練に取り組んできました。今後徐々にスピードアップし、4月中旬には100m14秒台ペースのインターバルをこなせるようにしたいですね。

2015年3月14日(土) なかなかダッシュ出来ない

 今週もバウンディング中心の練習。今日は大学卒業式とその関連行事のため、1日繰り上げての週末練習でした。

【月曜】@助走付20mBD×5:8.9〜8.4歩 A34mBD×8:16.5〜15.9歩 
【金曜】@30mダッシュ×3:5”3〜5”5 
    Aアップ代わりの助走付き20mBD、40mBD:
最高8.5、18.6
    Bジョグつなぎ助走付20m×10:8.8〜9.5歩
    Cジョグつなぎ40m×10(1・3・5・7・9・10本目が18.9〜21歩)

 そろそろピッチを上げるための走練習をという事で、昨日は30mダッシュを10本くらい行う予定でした。しかし今度は右の腸腰筋にズキズキするような違和感が出て、3本で終了。どうも左右の脚の筋肉柔軟性が一定していないようで、なかなか思い切ったダッシュが出来ません。以前に肉離れをした箇所でもあるので、無理せず徐々に本数を増やしていくしかないですね。その後バウンディング練習に切り替え。やはり右脚が気になって浮いてしまう跳躍が多く、左右の踏切バランスを一定にしないと、さらなる歩数短縮は難しいですね。それでもまずまずのストライドは維持出来て、ジョグつなぎインターバル形式での持久力がアップしてきているのは良い傾向です。

 雪が消えたかと思うと再び積雪という弘前ですが、来週からはいよいよロードコースでの屋外練習が出来るでしょうか。4月下旬までは寒い日が多いため、まだ移行期という位置づけです。走行ペースも重要ですが、今季はビデオ撮影によるフォームチェックも行い、冬練中に養成した筋力を生かせるフォーム作りに取り組みたいと思います。

2015年3月7日(土) 少し修正できた

 今日はむつ市の克雪ドームで開催された「あおもり室内陸上競技大会」に参加。前回に引き続き400mの参加で、今回はストライドを意識して前半からスピードに乗る事を目標としました。同じ青森県内とはいえ車で3時間かかる場所ですが、幸いスタート時刻が14時台だったので宿泊せずに済みました。

 実は先週末からの股関節の痛みが続いており、今日もアップで少し痛みが。それでも、ゆっくりほぐしていって何とか痛みは消えた状態でスタート出来ました。今回も200mトラックをアップシューズ(スパイク禁止)という条件で終始オープンコース。さすがに高校生とは差を付けられますが、ストライド意識でリラックスした走りで前半200mを31秒台で通過のアナウンス。その後、前の高校生が失速して泣き走りになり、彼を抜こうと何とか踏ん張ります。ラスト100mは私も失速し最下位のままも、大崩れはせずにゴール。60秒は大幅に超えましたが、前回を上回ったのは確実。そして正式タイムは・・・

  67秒25

 屋外トラックをスパイクでという条件なら63〜64秒程度でしょうか。ストライド意識でもこのタイムということは、ピッチが相当遅かったということですが、現状の練習メニューでは止むを得ませんね。ただ前回よりも前半が速かったせいか酸欠度も大きく、しっかり走って400mらしいレースをという目標は果たせました。もちろんピッチ向上させてこそ動的ストライド拡大が生きてくるので、そのためにも屋外練習での100m14〜15秒ペースのインターバルが必要です。また今回は意識できなかった上体の乗り込み動作も身に付けていきたいですね。

 ところで高校女子400mのレースで、スタート直後に肉離れ転倒し棄権した女の子がいました。レース後はご両親になぐさめられながら大声で号泣。最終学年を前に、シーズンを棒に振ってしまったと思ったのでしょうか。でも、すぐ治るよ。君の代わりにツチヤ先生が頑張ったよ。そして来年は是非ツチヤ先生のいる大学へ進学し、一緒に勉強や陸上を・・いたたたっ、サ、サングラス先生方、そんなに殴らないでくださいっ。あっISA先生、キックボクシングは危険につき反則であります!キャー、誰かヘルプミーー・・・・

2015年2月28日(土) 来週の400mレースに向けて

 今週もバウンディング中心の練習。今日が40mBD18歩のタイムリミットとあって気合が入りましたが、やや不調という週間でした。

【月曜】@助走付20mBD×4:8.5〜8.7歩 A40m×10:18.7〜19.8歩 B330mキックアップ走×4(90秒レスト):平均1’25”

【土曜】@助走付20mBD×3:8.7〜9歩 A40mBD×4:18.6〜19.2歩 Bシャトルラン30m×5:5.2〜5.9秒 Cシャトルラン式40mBD×8:20〜24歩 D40mBD×2:20.2・19.9歩

 月曜日は土曜まで間が空くという事で平日にしてはかなり本数をこなしましたが、40mBDは18歩台後半。今日も本練習前に集中して4本行いましたが、股関節の違和感のせいか着地時の踏ん張り感が今一つ。やはり18歩後半にとどまりました。という訳で、今月中に18歩確実と豪語していたツチヤ先生はナカシマサングラスキックの餌食となり、またもや冷たい体育館の床にひれ伏して涙したのです。

 気を取り直して行ったのがシャトルランでの30m×10。来週再び室内陸上で400mを走るとあって、とりあえず耐乳酸メニューを入れておこうというものでした。しかし股関節の違和感からか、動きがぎくしゃく。さすがに現状で急に全力ダッシュは厳しく、故障しては元も子もないという事で5本でストップしました。その代わりとして40mBD×8をシャトルラン形式で行いました。20歩でスタートし、ラストはBDとは言い難い状態にまで陥るも必死に体を動かして24歩。ケツ割れに襲われ目標通りの負荷を掛けられたと思います。昨年も行っていたメニューですが、1本目が22歩程度だったので割と楽でした。やはり400m対策としては今回の方がより的確ですね。出来れば完全レストを挟んで2セット行いたいですね。

 さて来週の400mレースでは、まずストライド意識で走る事を心掛けます。前回は結果的にピッチ優先となってしまいましたが、動的ストライドを広げるために現在BD練習を行っているのですから、ピッチを度外視してでもストライド優先でいくつもりです。それでどの位のタイムが出せるか、現状を把握するつもりでしっかり走ってきたいと思います。

2015年2月21日(土) 40mラインまでシューズ2足分

 今週末は研究発表会などで練習時間が取れないので、平日練習と共に1日繰り上げての実施でした。先週同様のメニューで、バウンディングの負数短縮を目指しました。

【月曜】@バウンディング40m×4:18.4〜18.7歩 
    A330mキックアップ走×3:1’31”・1’30”・1’25”
【金曜】バウンディング@助走付20m×2:8.7・8.4歩 A40m×2:18.2歩 Bジョグつなぎ助走付20m×10:8.5〜9.5歩 Cジョグつなぎ40m×10(1・3・5・7・9・10本目が18.5〜21.5歩)

 月曜の40mバウンディングで18.4歩と、中嶋サングラスタイ記録を達成。二日前の練習で脚に張りが残っていましたが、これが良いバネになっていたようです。

 金曜日もさらに記録を伸ばそうと、本練習前に集中して2本。20m通過地点が9.5歩くらいだったので、18歩前半は行けると確信。2本とも18歩目が40mラインまであと50センチ、シューズ2足分というところまでたどり着きました。今回はスピードよりも、キックする方と逆の脚を強く振り上げることを意識。結果的に振り下ろす力を蓄えられるので、床をしっかり蹴ることが出来ていたようです。本練習のジョグつなぎメニューでも、疲労がたまっていく中で歩数はまずまず好調。それだけ強度の高い練習がこなせたと思いますね。ただ時々、明らかに浮いてしまうのが分かる事があります。動画を確認すると、まだ左右踏切のアンバランスが見られます。これを解消する事が40m18歩切り、そして何よりも実際の走動作改善につながっていくと思います。

 という訳で、再び1歩リードした土谷センセイ。気になる中嶋先生の動向はいかに!?もちろん頑張って頂きたいですが、まさかないよね、いきなり16歩突入とか。もしあったら、今度は放水車と催涙弾で対抗しよう・・・

2015年2月14日(土) スピードだけでは伸びない現状

 昨日からの吹雪で再び雪に埋もれた弘前。最近まとまった雪がなかったのですが、これで大学グラウンドは1メートルくらいの積雪になっています。そんな中で今週も体育館練習に励みました。

【火曜】 @バウンディング20m×3+40m×3:8.5〜8.7歩+18.7〜19歩 A330mキックアップ走×3(0.5sアンクルウエイト付、90秒レスト):1'30"〜1'31″

【土曜】 バウンディング@40m×3:18.7〜19歩 Aジョグつなぎ20m×10(+10m助走):8.7〜9.5歩 B40m×10(ジョグつなぎ):1・3・5・7・9・10本目が19〜21.5歩、2・4・6・8本目が22〜23歩 C40m×2:19・18.7歩

 火曜日はビデオ撮影しました。確認してすぐに右脚踏切でしっかりキック出来ていないのが分かりました。実際に着地時にガクッとなるのですが、やはり筋力や柔軟性に劣る右脚を左同等に持っていかなければなりません。キックアップ走は好調。こちらもビデオ解析の結果、体軸がしっかり伸びていて乗り込み動作が出来ていることが確認できました。それで自然と前に進んで、以前よりもタイムが大幅に伸びているようです。そのせいか心肺系への負荷も高まっています。

 今日のバウンディングは、スピードを出して歩数短縮を試みました。これで中嶋さんが18.4歩まで行ったそうなので、私も一気に18歩だ!と大いに期待していました。しかし結果は火曜日と全く同じ。確かにスピード意識で前に跳ぶ動作は出来ているようですが、どうしてもキックが弱くなってしまい、結果的にストライドが伸びません。加えて左右踏切のバランスも悪い現状なので、やはり1歩1歩大きい動きを意識する方が良さそうですね。最後の1本もその意識で行い、インターバル後で疲労している中で19歩を切ってきました。スピードバウンディングに生かすには、まだまだ課題が多いという事ですね。ちなみに今日は体育館内が4℃と寒く、床もやや滑るので、その辺りを考慮致しますと・・・あっ、中嶋サングラス先生!

「ゴタゴタと言い訳すんな。とにかくワシの勝ちなんだから、早く顔面キックさせろ!」

 すかさずヘルメット着用しゲバ棒で応戦するツチヤ先生。しかし強力キックにもろくもへし折られ、冷たい体育館の床に突っ伏して涙したのでした・・・

2015年2月7日(土) 腸腰筋にも負荷が

 今週は2回とも体育館でのバウンディング練習でした。平日はレストを長くとって歩数短縮に努め、今日はインターバル形式で追い込みました。

【火曜】40m×4:18.5〜19歩 助走付き20m×5:8.3〜9.5歩
【土曜】@40m:18.7歩 A助走付き20m×10(ジョグつなぎ):8.7〜9.5歩 B40m×10(ジョグつなぎ):1・3・5・7・9・10本目が19〜22歩、2・4・6・8本目が22〜23歩

 火曜日は好調で、助走付きの20mバウンディングでは8.3歩とベスト記録更新。目標の8歩が現実味を帯びてきた状況です。40mでも助走なしで18.5歩とこちらもベスト記録で、当面の目標である18歩が見えてきました。
 今日はインターバル形式のため歩数は今一つでしたが、疲労の中でもしっかり重心下で踏ん張って跳ぶ意識を持って、ストライド低下を食い止めるよう努めました。負荷的に見ても無酸素的な筋持久力養成になっているので、200・400mレースの終盤で生きてくると思います。

 ここ数週間は、バウンディング練習後に腸腰筋の筋肉痛が出てきています。以前は無かったことで、バウンディングのように動きの遅い練習ではこの部位の筋肉痛は出ないものだと思っていました。フォーム改善により体軸が安定してきたので、脚を前方に振り上げるときにより力が出せるようになったのでしょうか。スピードを上げて走る時に重要な筋肉なので、ハムストリグスと併せて強化できるのは一石二鳥です。自己新更新への良い兆しと信じて頑張っていきたいと思います。

2015年2月1日(日) 現状ではまだ

 今日は五所川原市にある克雪ドームでの室内陸上大会に参加。冬季初となる400mレースで、これまでの冬練の成果を見るために思い切って参加してみました。200m土トラックで、割と凹凸が気になるコースなのでアップシューズで臨みました。

 今回意識したのは着地の位置。練習のバウンディング同様に、重心下にビシッと着地した反発で前進力を得ようという考えです。冬練では普通の走練習を行っていないものの、とりあえずどの位実行出来るか試してみます。気温は0度近いとあって、故障防止のためにあまり飛ばさずテンポ走に近いイメージで臨むことにしました。レース全般を通して、上体の適度な前傾と着地の位置は上手く行っていたようです。ただ着地の位置を気にするあまり、推進力よりピッチ優先の走りになるという悪い癖が出ます。修正できずにそのままゴール。かなり余力を残した走りとなりました。そしてタイムは・・・

    69秒42

 あははっ、暗示作戦より10秒も遅いでやんのーっ♪・・・というゴマカシも効かない結果。それだけストライドが非常に小さかったという事です。やはり現状では、ピッチを上げた時に地面をしっかり押して前に跳ぶという動作が伴いません。従来の意識のままだと、スピードを上げようとすると無意識にピッチ優先になります。今後は、バウンディング時の動きを維持したまま徐々にピッチを上げていくという練習を行わないと、走動作には直結しないようですね。これは屋外練習が出来るようになってからの課題になるので、それまではバウンディングで動きの改善と筋力強化を行っていきたいと思います。

「60秒切り目標が10秒もオーバーってかね。もう殴るしかねえよな、今回も。」
「こ、今回の60秒切りというのは目標ではなく、単なる暗示作戦でして!」

 再び乱闘騒ぎを演じるサングラス先生とツチヤ先生。今回走ったことで課題が明確になり、今後に必ず活きる。そう信じて練習に励んでいきたいと思います。  

2015年1月24日(土) 来週の室内陸上では

 今週は、平日練習も従来の追い込み度に戻りました。結果から言うと、今日のバウンディング練習と合わせて好調と言える内容でした。いずれも体育館での練習です。

【火曜】キックアップ走310m×6(5本目まで0.5kgアンクルウエイト着用、レスト90秒):平均1'27"、3歩/秒
【土曜:バウンディング】@40m:19歩 A助走付き・ジョグつなぎ20m×10:9〜9.5歩 Bビデオ撮影用で助走付き20m:8.7歩 Cジョグつなぎ40m×10:19.5〜22歩

 火曜日のキックアップ走は、ペース・ストライド共に過去最高レベルで、翌日はハムストリングスとふくらはぎに強い筋肉痛が。呼吸系にも強い負荷がかかっていたので、良い練習になったようです。
 今日のバウンディングは、ビデオ撮影用に行った助走付き20mで9歩目が20mラインを大きく超えました。実質8.7歩辺りなのでベスト記録。重心下への着地を1歩1歩しっかり意識したせいか、上手く床からの反発を生かせた跳躍になっています。40m×10でも後半バテた中でも重心の乗り込みを意識し、落ちても22歩に食い止めました。

 さて、来週は再び室内競技会に出場です。今回は1500mではなく、思い切って400mにエントリーしています。室内とはいえ200m土トラック。加えて暖房は全く効いておらず、実質的に無風の屋外と同じです。短距離を意識した速いピッチの練習メニューも全く行っていません。そんな条件ですが、敢えて以下の暗示作戦で臨みます。

 「ワシは今、60秒を切れるレベルにある。ぜひとも達成してサングラス先生の3段階上に立ってやるぜ!」

 果たして当日、3段階上に立てるのか、それとも10段階下の下僕になるのか。またまたお楽しみに・・・ 

2015年1月17日(土) 超回復で19歩

 今週は平日練習は体育館での15分ジョグにとどめました。先週は火曜日にバウンディングで追い込んだ直後に風邪で寝込むという、超回復を呼び込むための最高のパターンに。その後の体調回復とともに、脚にいい感じの張りがみなぎってきました。そこで今日の練習でバネを炸裂させる目的で、平日練習は軽めにしたという訳です。40mバウンディングは18歩、助走付き20mは8歩を目指して臨みました。

40mバウンディング:19歩
ジョグつなぎ20m×10(10m助走付き):9〜9.5歩
ジョグつなぎ40m×10:19.5〜23歩

 最初の40mでは初めての20歩切り。18歩はなりませんでしたが、超回復による筋力向上とリラックスした動きが連動して跳躍力の向上に結び付いたようです。その後本練習。助走付き20mでは8歩はまだ遠いものの、5本で9歩クリアと3週間前より安定性が向上しています。2歩目の着地のタイミングが早くバランスを崩すことが何度かあり、これを改善できれば8.5歩は間近だと思います。その後の40m×10は1本目こそ19.5歩も、徐々に脚が上がらなくなり最後は23歩。久々に酸欠大魔神登場でした。このインターバル形式は過去の冬練でも行ってきましたが、現在は動的ストライドが大幅に向上しているため、負荷と疲労度も大きくなっています。トレーニング効果も大きくなるので、今年は春先から良い記録が出るのではと期待が出来ますね。それでも現状に満足せず、40mで18歩・17歩と短縮していければ中嶋サングラスキックも目じゃ・・・あっ!

「ほう、そうかね。しかし残念だが、1月中旬まで40m18歩は達成出来なかったから、約束通り踏み潰してやる。」
「し、しかし、中嶋先生も現在はワタクシと同じ19歩なのでは!?」

 大乱闘を繰り広げる中嶋サングラス先生とツチヤ先生。この死闘がお互いの今季の飛躍を生む。そう信じて戦っていきたいと思います。 

2015年1月11日(日) 初の跳躍種目参加

 今日は弘前市内で開催された西津軽陸上大会に参加しました。冬練の成果を見る意味でも立三段跳と1500mにエントリーしていましたが、水曜日からの風邪で木曜日は欠勤。今回の出場も危ぶまれました。その後何とか回復し、立三段跳なら行けそうな状態だったので無理せず1種目のみの参加でした。もちろん非公認種目ながら、陸上の試合で跳躍種目に出場するのは実は今回が初めてとなります。

 高校生の参加はゼロで、ほとんどが中学生。立三段跳は2ピットに分かれての実施で、一般選手は3人でした。試技は2回のみ。上手く跳べるかどうか心配ながらも、見よう見まねでトライしました。とりあえず練習のバウンディングでも1歩2m以上を意識しているので、最低6mをノルマとします。

【1回目:5m93】
多くの中学生が踏切の際に両手を前後に振って反動を付けていたので、私も同様に行いました。しかし両足をそろえての踏切なのでスムーズに飛び出せません。修正する間もなく3歩終了し、わずかに6mに届かず。

【2回目:6m19】
両手で反動を付けて踏み切る動作がどうもしっくり来ません。そこで走動作のように踏切脚を上げると同時に反対の腕を振り上げる方が良いのではと思い、2回目は右腕の動きだけを意識。これで少し1歩目を稼げたせいか、何とか6mを越えてくれました。参加者全体の中では下のレベルながら、最低ノルマはクリアです。

 2回とも1・2歩目の着地のタイミングがずれていましたが、まだ練習のバウンディングでもしっかり自分のものになっていないので、意識して重心下に着地できるよう繰り返していくしかないですね。それでも今回は、2回目で動作を修正して記録を伸ばしたというのが収穫です。これは普段の練習でも心掛けていきたい姿勢だと思います。

 今回は病み上がりながら少し体を動かす位の負荷が掛けられたので、今後の超回復に期待しています。まだ冬練も前半部、体調管理に加えて故障に気を付けながら強化を続けていきたいと思います。

2015年1月3日(土)

今年は壮大な目標を

 2015年となりました。元日からの雪で埋もれそうな弘前ですが、今日新年初の練習を行いました。あいにく少し腰痛が出ているため雪かき・そり運びトレは無理そうなので、雪道ロードでの100mキックアップ走インターバルを行いました。

  往復キックアップ走100m×3・10セット(90秒レスト):35〜40秒(3歩/秒)

 人通りの少ないロードで積雪量は20センチほどでしょうか。着地の際に力が吸収されるのでスピードは出ませんが、これが良い負荷となります。しかもふくらはぎへの負担も少ないので、通常の倍のセット数をこなせました。砂浜練習のような効果があるので、視界良好な日中であれば体育館ではなく屋外で行っても良いメニューですね。

 さて、今年の目標を掲げたいと思います。それは・・・

  「短距離種目で自己新樹立」

 今年こそは400mで60秒切り・・・などという無難な目標ではなく、久々に自己新を目指すことを公言します。私の短距離ベストは100m・12秒35、200m・25秒68、400m57秒55です。2005年の200m以来更新されていませんが、2011年に100mで12秒56、2012年に追い参ながら200m25秒70を出しており、現在であればチャンスが残っていると思われます。フォーム改善による効率よい前進がポイントになり、そのための筋力アップをこの冬練で行っているところです。さすがに400mはもう無理か・・・と思ってしまうのですが、現在取り組んでいる課題解決は400mにも直結すると思います。近年はただ走り込んでいれば状況は良くなると信じていましたが、やはりビデオ画像解析などによる定期的なフィードバックが必要だと思います。幸い現在も、練習量のみならず質を求めるだけの気力・体力は残っています。43歳の今年、あえてそれにチャレンジしたいですね。