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練習日誌・日々の体験談のページです

2016年12月24日(土) 33年ぶりのピアノコンサート

 昨日はツチヤ天皇として45歳の誕生日を迎えさせて頂きました。マスターズ陸上ではM45とクラスが上がる訳ですが、この記念すべき日に33年ぶりとなるピアノコンサート演奏をしてきました。ちょうど1年前に開始したピアノ練習、目標通りこの日に間に合わせることが出来ました。やはり人前で演奏するのは緊張するもので、途中で完全に止まって弾き直した部分もありましたが、それ以外は許容範囲の内容。何とか最後まで「完奏」することが出来ました。その前半部の演奏を、音声のみですが以下リンクで紹介します。

  ヘンデル作曲「調子の良い鍛冶屋」(ここをクリック)

 もう再開することはないと思っていて、完全に過去の思い出だったピアノ。それでも私が好きな曲を自分で弾いてみたいというきっかけで始めました。しかし小学6年生以来となるブランクは大きく、まず音符の読み方を忘れていました。よって楽譜に全てカタカナでドレミ・・・の音を書き込むことからスタート。最初の1週間は両手演奏が全く合わず(左が右につられる)、無謀な取り組みなのかと思いました。しかし凄くゆっくりでもよいので音を合わせるように心がけたところ、ほどなく第1章部を両手演奏できるように。32年ぶりに短いながらもまとまった曲を弾いたことになります。これで光が見え、徐々に弾けるパートが長くなり、半年ほどで最後まで弾き通せるようになりました。そこからは反復練習で、現時点では音の滑らかさや強弱は度外視しても楽譜無しで何とか音を合わせるレベルにまで持ってこられました。

 1日に10〜20分程度の練習時間ながら、ヘッドホン対応の電子オルガンなので時間帯を気にせずにほぼ毎日練習できたのが一番の上達要因でしょう。このきっかけを作ってくれたのは息子のゆうちゃんで、彼自身もこの1年でピアノは大分上達したと思います。私自身は今弾ける曲の完成度を上げたいと思っていますが、実はこれ以外に弾ける曲が全くありません。そこで練習とレパートリー曲増やしの一石二鳥をめざし、練習本を買う事にしました。小学校時代に使っていたもので、まずは当時のレベルに戻すことが目標です。ちなみに当時はシューベルトの「軍隊行進曲」を弾けましたが、このレベルまで戻れば全く十分です。

 という訳で、今後は陸上とピアノという異色の二刀流を売りにしたいツチヤ先生という事で、よろしくお願い致します。

2016年12月18日(日) 今年のザ・ワード

 2016年も残り2週間となりました。2週間前にこのコーナーでも今シーズンの競技を振り返りましたが、例年通りこの1年を表すザ・ワードを考えてみました。ちなみにシーズン当初は400mで60秒を切ったら「古豪復活」を文句なしにザ・ワードにするつもりでした。それは達成できなかったので、やはり2016年を象徴する言葉はこれに決まりました。

   2016年ザ・ワード キネシオの神様」

 4月末からハムストリング(特に右側)の強い張りが出て、最初の2レースは肉離れと隣り合わせの状態でした。昨年までの数年間出ていた太腿前面の張りとは違い、肉離れを起こしやすいハムとあって冷や冷やものでした。おそらく他の筋肉部とのバランスの崩れで起こった張りだと思われますが、ストレッチや頼みの骨盤バンドも効果なし。困っていたところ、大会で話をした高校生に勧められて試したのがキネシオテープです。見よう見まねで貼ってみると、確かに違和感なく楽に走れるようになり早速効果は実感できました。練習でも違和感が出ることが多かったので、6ロールセットで購入して毎回のように貼っていました。もしキネシオテープを使っていなければ練習でも思い切り走れなかったし、どこかの時期で大きな肉離れを起こしていたかも知れません。そういう意味では、このテープの存在は私にとって神様レベルという事ですね。ちなみに最近更新した100mレース連続写真でも、よく見ると右ハムにテープを貼っているのが分かるので確認してみて下さい。

 なお参考までにこれまでのザ・ワードも載せますので、併せて思い出して頂ければと思います。来年こそは「古豪復活」を選べるように頑張っていきたいですね。

   2009:男女混浴レース
   2010:イサシマムラ・ウチスリンコ先生
   2011:伝説のツチヤ先生
   2012:女子大のノブハル・アサハラ
   2013:エアロバイクの光と影
   2014:船岡の悲劇
   2015:40mBD命

2016年12月10日(土) 14年前との比較

 先週の事ですが、私の大学の学生がたまたま9月の青森マスターズ100mレースの動画を撮ってくれていたことが分かりました。スタンドからのスマホによる撮影で、勿論コピーさせてもらいました。このホームページにも2002年の100mレースの連続写真を紹介していますが、そこに追加する形で久々に更新。ほぼ同じ角度からの画像なので比較もしやすく、この14年の間でどのような変化があったのかを解析することにしました。下のリンクを別ウインドウで開きながら見ていただけると分かりやすいでしょう。

     2002年と2016年の100m連続写真

 まず基本的な動きはそれほど変わっていません。いずれも追い風2m台でのレースなので、同条件での比較と見なせます。ただ動画再生するとよく分かるのですが、現在は体軸(特に上体)がぶれるようになっています。確かに昨年からの体軸維持意識と強化で、数年前に見られたトップスピード時の上体の後傾は改善されているものの、やはりハムストリングスから背筋にかけての筋力強化の余地はまだまだあるようです。2002年は程よい前傾姿勢を保ったまま前進しているのが分かりますね。

 そして連続写真を比較してよく分かることは、最近は筋力と股関節の柔軟性が低下していることでしょう。2002年Aと2016年Gは全く同じ局面ですが、股関節可動域の差は歴然。誰が見ても明らかに動的ストライドは低下している・・・と思いきや、実は両レースとも平均ストライド長は同じで、タイム差もわずか0.2秒です。以前も2002年の画像を見た方に「ダイナミックだ」と評され、当時の200m動画を見ても地面を押す力は今より圧倒的に強かったです。しかし実際はストライドよりピッチの方が際立っており、歩数は現在と同じです。ということは、言い方を変えると、筋力や柔軟性が落ちている現在の方が前進力を生む技術は上ということになります。これは意外かも知れませんが、全盛期に当たる2002年頃は脚の伸展に頼った走りだったことを何度か指摘されていました。それでも現在より体幹維持がしっかりしていたのでスピードロスも少なく、特に200・400mで好調だったのだと思います。現在も、全盛期レベルとまではいかなくとも筋力・柔軟性を取り戻すことができれば、12秒台前半が出せてもおかしくはないと言えます。動画では明らかにひ弱そうに見える現在の方が技術が上とは皮肉ですが、14年前はフォーム改善に対する意識はほとんどなかったので、むしろ当然かもしれませんね。

 以上、連続写真から見えてくる課題、そして連続写真からは分からない事実も含めて解析をしました。是非今後の記録向上に役立てたいので、サングラス先生方からの忌憚のないご意見もお待ちしております。

2016年12月3日(土) 今年1年を振り返る

 早いもので2016年も残り1か月を切りましたね。先月上旬に今季最終レースを終え、12月からはオフ期間として休養に入っています。今年1年を振り返り、100・200mと400mに分けて考えてみたいと思います。

【100・200m】
 今年も夏場までは400mの基盤スピードとなる200mの走力アップに努めました。シーズンベストは26秒62(+2.1m)と目標の26秒台前半には届かずも、26秒台後半が3度と最低限のレベルは維持できました。100mも1レースのみでしたが、12秒62と+2.7mながらも好調といえる状態。昨年に引き続き、走練習とバウンディングの組み合わせが効果を発揮したと思われます。ただ動画で確認した限り、課題である体軸維持がまだ完全とは言えません。練習では本数をこなすことに精一杯だと体軸の事を忘れることが多いので、より徹底した意識付けが必要ですね。とにかく100mのスピードを考えれば、200mでコンスタントに26秒台前半という状態に復活するのは十分可能なので、まだまだあきらめずに頑張ろうと思います。

【400m】
 今季の400mベスト記録は62秒65と、当初の目標であった60秒切りには遠く及びませんでした。100〜150mインターバルを全力ペースで追い込む練習、レース後半強化メニューとしての1分レスト200m×3など、色々な練習を試しましたが、400mの総合力を上げるには至りませんでした。とにかくここ数年は、乳酸耐性の低下が著しいことは明らか。好調時との大きな違いに有酸素能力の低下が挙げられると思います。60秒を切っていた時期との差は歴然としており、これがスプリント練習での回復力や本数低下という悪い面に反映されてしまっています。前回の冬練ではバウンディングとエアロバイクで強い有酸素負荷をかけたつもりでしたが、やはり普通の走動作を組み入れないと、さらに屋外走練習より負荷が弱くなってしまいます。ある程度の有酸素持久力があってこそ乳酸耐性の基礎になるので、特に屋内そして屋外に出てからの1か月間は、好調だったシーズン並みの持久力(特に中距離ペース)を身に付けるつもりで臨まないといけませんね。その後スプリントペースに上げて行っても全く遅くないはずです。

 以上、今年1年を振り返った上で来年の課題も述べました。おそらく来年も、故障さえしなければ100m12秒台は維持できると思うので、このスピードを維持している限り400m60秒切りを諦める訳にはいきません。45歳でさらに進化すべく精進して参ります。

2016年11月26日(土) 冬練テスト・最終回

 今日と明日は放送大学青森学習センターでの集中講義があるため、祝日の水曜日に繰り上げで練習を行いました。冬練メニューテストの最終回、体育館でのペース変化走を行いました。

【水曜】体育館 ペース変化2000m(ジョグと中距離ペースの繰り返し):9分58秒

 以前はキロ5キロ以内の一定ペースで周回していましたが、それでも急なコーナーでふくらはぎに負担がかかり、肉離れを起こしたことがあります。そのリスクをなくすため直線ごとに22mジョグ・33m中距離ペースで交互に走る方式を試してみました。最初はランダムペース走と名付けましたが、完全にはランダムではないのでやはりペース変化走が適切でしょう。持久力のない現状でも頑張ればそのペースで3000m行けそうで、追い込み度はなかなかのもの。冬練中の強化で13分台も可能なのではと思います。とにかくコーナー部でスピードを落とせるので、ふくらはぎや足首を痛めずにこなせそうです。ということで、週末メニューとしてペース変化走を取り入れることにしました。

 他の冬練予定メニューは過去にも行ったことがあるので、テスト練習はこれで終了です。来週平日にジョグ程度の運動を行い、12月中をオフとして完全休養に充てたいと思います。疲労回復させ筋肉をリセットして、トレーニング効果が十分得られる状態で冬練を開始したいですね。

2016年11月19日(土) 冬練テスト・その2

 先週末に行ったアンクルウエイト付きの走練習後に、数日脚の神経痛が出ました。疲労蓄積のせいで脚ももはや限界と思われますが、11月中は何とか力を振り絞ろうと、今日も冬練メニューのテストを兼ねて練習しました。

 【土曜】 体育館 ジョグつなぎ20mBD×10:10歩〜10歩後半(3分3秒)

 本来は40mで行うメニューを20mで行ったのは、平日練習メニュー候補として試す目的がありました。平日は学生が部活で体育館を使うことが多く、その場合は40mコースを取れません。よって体育館の端やステージ上の20mを使って出来るメニューを、ということで今回試してみました。スピードバウンディングの要領で行い、ジョグつなぎなので10本でも心肺系への負担はかなり大きく、10本2セット出来れば相当な追い込み度になります。その分疲労で歩数短縮は出来ませんが、冬練期間は有酸素的負荷にするのが目的なので、多少歩数が増えても20mで10歩程度なら問題ないと思います。その後の屋外練習で、十分なレストを取って本格的に歩数短縮に励んでも全く遅くはありません。という訳で、来る冬練では2年ぶりにジョグつなぎのBDも取り入れることが確定しました。

 来週は同じ体育館メニューとしてランダムペース走を試す予定です。一定ペースではなく、ジョグや流しなど自由にペース変化をさせながら3000mを15分以内で走り切るメニュー。とりあえず1000〜2000mで負荷を確認してみたいと思います。

2016年11月12日(土) 冬練メニューの模索

 今シーズンの試合出場もすべて終了し、オフ入り・・・といきたいところですが、11月中は1月からの冬練で行うメニューのテスト期間とすることにしました。大まかな流れとしては、屋外練習が可能になる3月から4月にかけても冬練期間と見なし、この時期はかつて行ったような中距離ペースインターバルで強化するという予定です。そこで培った基盤をもとに5月以降徐々にスピードアップすれば、例年通り夏場には短距離でベストの状態に持っていけると考えています。よって1〜2月は、その後の屋外練習にスムーズに入れるための体力養成期間にしたいと思います。昨日の練習では、早速その候補メニューを体育館で試してみました。

【土曜】 ジョグつなぎ40m×10・2セット(中距離ペース、アンクルウエイト0.5kg付き):4分29秒・4分27秒

 過去の冬練では完全シャトルラン形式や周回の多い持久走を取り入れ、心肺機能にかなりの負荷を得ることが出来ました。しかし急な折り返しやコーナー走でふくらはぎを痛めやすく、期間を通じて行えなかった経験があります。そこでジョグつなぎにすることでそのリスクを無くし、代わりに負荷を上げるのにアンクルウエイトを付けてみました。ウエイト付で普通の走動作を行うのは初めてでしたが、0.5kgであればフォームを崩すことなく強化できるちょうど良い負荷だと思います。脚の着地から引き上げ時にグッと力が入るのが分かります。ただ呼吸器系よりも脚への疲労が先に来るので、ウエイトなしの時のように何十本も繰り返すのは無理ですね。それでも、やや追い込む練習として冬練で十分活用できるメニューだと分かりました。ちなみに今回は、腸腰筋とハムが筋肉痛になるだろうと予想。翌日の今日はハムが筋肉痛になっています。通常の中距離ペース走ではハムの筋肉痛はほとんど出ないので、ウエイト付だと坂道走のような効果があるようです。また同じハム強化でも、バウンディングのインターバルだと強度は高くても本数をこなせないので、やはり昨日試したメニューはより冬練向きと言えるでしょう。一方で中距離ペースだと腸腰筋はあまり使わないようですが、こちらは屋外練習でのスピードアップに伴って強化できればいいでしょう。

 この他にも試したい練習メニューがいくつかあるので、来週以降も試してみたいと思います。

2016年11月6日(日) 最後の最後にまとめてボカスカ

 今日は宮城県の登米市記録会400mに遠征出場。高速バス・新幹線・タクシーの乗継で往復2万円かけて行ってきました。今週は左ハムのピリピリという違和感があって出場を迷っていましたが、昨日あたりから違和感もなくなってきたので予定通り出場しました。築館運動公園という場所で、仙台在住だった2009年に一度来たことのあるトラックです。

 男子400mは3組あり、私は中学生と一緒。真ん中コースなので、おそらくタイムが近い選手同士で争うだろうと予想しながらスタート。前後半差が理想的な3秒くらいになるようにと、前半200mは飛ばし過ぎず抑え過ぎずというペースでコントロールします。150mほどで内側選手に抜かれるも、ほどなく彼がペースダウンしたので、300mまで争う形で頑張ります。ラスト100mは5人中3位、前の選手に迫るつもりでしたが、ラスト20mでかなり動きが止まりました。それでも後ろからの追い上げをかわすようにもがき、3位をキープしてゴール。トップは62秒台で、私のシーズンベストがないというのは確定。こりゃ64秒くらいかな〜と思っていると・・・

    1分06秒21

 ついに65秒をも超える66秒台の自己ワースト記録樹立。はるばる遠征してきたシーズン最終戦、サングラス先生方のありとあらゆる攻撃を受けて沈みました。レース展開から見て31秒+35秒のラップだと思われますが、前半がこれだけ遅ければ本来はイーブンペースで走り切らないといけません。しかし現在はもはや走力が完全に落ち込んでしまい、ペース調節でカバーできる状態ではありません。それでも予定通りのペース配分で最後まで力を出し切ってのタイムなので、パンチやキックは痛かったけれど悔いはありません。ようやく今シーズンも終わった・・・という達成感を感じられたのは救いですね。ちなみに今回は補助員をしていた女性陣(おそらく選手の母親)に、「400m、すごかったです(キャッ、胸キュン)」と声を掛けられました。タイムは置いておいて、一生懸命走っていたのでそう見えたのでしょうか。オバチャンの星・ツチヤ先生は今も健在であることを確認できたことも収穫です。

 10月は400m後半対策の練習を積んできましたが、振り返ってみると練習タイムの向上は得られませんでした。まず400mを走り切る総合力を上げないと、そのようなメニューも効果が出ないのでしょうね。そのためにも、年明けからの冬練では再び有酸素メニューで追い込んで弱っている基盤を作り直すことになります。とりあえずこの11月中は、その冬練メニューをテストするような形で体を動かしておき、12月一杯を完全オフにしたいと思います。

2016年10月29日(土) 冬の寒さの中で最終練習

 弘前も秋が深まり・・・というより冬の気配も感じられるようになったこの頃。今日は日中でも8度くらいまでしか上がりませんでした。そんな中で来週末の今季最終戦に向け、雨上がりで使えない土トラックに代わってロードコースで400mレースペースを意識した練習を行いました

【火曜】 弘前大タータン100mBD×3:47歩後半、48歩中盤×2
【土曜】ロード往復150m×2+100m(60秒レスト、往復間6秒):23”0+25”5+17”0

 火曜日のバウンディングは代休日を利用して弘前大のタータンコースで実施。実質的に初めてとなるタータンでのBDとあって46歩くらいは行けるかと思いましたが、普段と変わらず48歩前後。それでも100m3本は久しぶりとあって、かなりの腰痛が出てしまいました。
 幸いぎっくり腰にはならず、今日の走練習も問題なくこなせました。現状の持久力を踏まえて、本番レースでは44秒台+17秒で61秒台狙いが妥当と判断。300mの代わりに行う往復150mなので、合計46秒台目標にします。しかしあまりにも寒く、しかも強い横風とまるで3月中のようなコンディション。気持ちは前向きでしたが、全くタイムは上がらず結果的に中距離ペースになってしまいました。それでもとりあえず60秒後に100mを追加し、レース1週間前としては最低限の負荷はかけられたかと思います。とにかく今日は、故障せずに最終練習をこなせて何よりと言いたいです。

 昨年の最終レースは60秒切りを狙って前半から果敢に突っ込みましたが、見事に大撃沈。現在も同じ状態と考えると、前後半差3秒、つまり29秒0+32秒台というのが適正ペースではと思います。来年につなげるためにも、去年と同じパターンでは得るものがないので、持てる力を出し切って課題をしっかり把握できる内容にしたいですね。防寒対策もしっかりとっておこうと思います。

2016年10月22日(土) 3年ぶりのタータンコース練習

 今日は大学祭の合間を縫っての練習でした。土トラックが相変わらず湿っておりロード練習も考えましたが、近くに弘前大学のトラックがあるので、そちらを使わせてもらうことにしました。

【火曜】 40mBD×8、往復40mBD×2×1:18歩後半3本、19歩前半3本、19歩後半2本、(19歩+20歩)
【土曜】タータンコース100m×2(ほぼ全力で100m歩きつなぎ)、往復100m×(3 + 2)(1分レスト、セット間22分):
14.3+14.7、@合計33.9(16.6+17.3)・35.1(16.7+18.4)・34.5(16.0+18.5) A35.1(16.9+18.2)・35.3(16.6+18.7) 往復間は6〜10秒

 バウンディングは昼休み中に体育館で実施。往復を含めた序盤こそ今一つでしたが、後半調子を上げて18歩台後半。疲労が出てきた中でも床を強くたたく意識を再度思い出し、立て直すことが出来ました。
 今日は弘前大学の土トラックも湿っており、しかも雑草でぼうぼう。100m以上取れる直線タータンコースがあることが分かっていたので、そちらでの往復走で例の400m後半強化メニューを行いました。陸上部の人たちは弘前市秋季大会に参加していたようで、私一人の貸切状態です。アップシューズで行ったせいか、スピードチェックもかねて先に行った100m2本のタイムは土トラックとほぼ同じ。その後本練習に入ります。追い風→向かい風の順で走ったとはいえ、復路のペースダウンが早いです。まずは復路も全て17秒台で粘れるようになりたいもの。1セットでオールアウト状態になり、先週よりは早く回復して何とか2セット目へ入りますが、3本はこなせずタイムも上げられませんでした。それでも終了後は両ハムにズッシリと負担がかかっていたので、この部位をしっかり使って走れていることは確認出来ました。

 今日は3年ぶりにタータンコースでの練習で気分転換になりました。アップシューズなのでスパイクほど反発力の恩恵を得られませんが、滑らないしロードに比べて衝撃も少ないのは良いですね。11月6日の最終戦に向け、来週末はレースペースでの300m+200mで最後の強化を行いたいと思います。土トラックが使えなければ、今日同様にもう一度後半強化メニューに取り組んでみたいですね。

2016年10月15日(土) ペースが遅くても酸欠

 今週は祝日の月曜に体育館で40mBD、今日は300m土トラックで200mインターバルを行いました。今週は何度か雨が降り、気温も低いせいか土トラックは完全に乾いておらず滑る状態でした。それでも400m後半ペースメニューなら遅いので大丈夫だろうと判断して200mインターバルを実施しました。

【月曜】 40mBD×8:19歩〜19歩後半
【土曜】 土トラック100m、200m×(3 + 2)(1分レスト、セット間35分):14"6・ 35"2+34"9+35"7 ・ 34"7+34"7

 バウンディングは、ゆうちゃんとリレーごっこ(バトンは公式試合用)しながら行いました。2日前の練習での筋肉痛が少しあり歩数は19歩がやっとですが、無理が出て脚を痛めることもなく8本跳べたので、十分強化につながっていると思います。ゆうちゃんは40mを10秒ほどで走っており、私のBDと同スピードです。年々速くなっているので、近いうちにスピードBDでも追い付けなくなると思われますね。
 そして今日こそは2セットを目指した400m後半強化メニュー。1本目がオーバーペースにならないよう調節し、その後2本も何とかタイム維持。少なくとも34秒台で揃えたかったのですが、やはり湿ったコーナーでは滑りかけるのでタイムロスしてしまいます。このタイムでも酸欠で苦しんだので、結果的には現状での適正ペースだったということですね。35分レストで何とか回復して臨んだ2セット目、3本は無理そうだったので2本に集中し、34秒台と少し上げることができました。

 今日はペースこそ低調だったものの、先週末より2本追加できたことは進歩ですね。来週は気合の3本2セットを目指すことになります。トラックが今日と同じ状態なら、むしろロードコース往復のほうがペースアップできるので、またサングラスパワーを一身に受けて強化に励みたいと思います。

2016年10月8日(土) 新しい強化メニューに賭ける

 今日は中泊町で開催される西五北陸上大会の400mに出場予定でした。しかし残り1か月間で本気で60秒切りを目指したい気持ちから、まだ記録が狙えない状態での出場はやめて、強化練習に取り組むことにしました。朝から雨が降り続き、気温も15度以下と急に寒くなった弘前。予報では連休中も天気は良くないようなので今日練習してしまおうと、ロードコースで新しい練習メニューを試すことにしました。本来200mで行う内容をシャトルラン式100m×2で代用してみました。

【土曜】 シャトルラン式100m×2を3セット(往復間レスト6〜7秒、セット間60秒):
合計タイム33"1 (16"0+17"1) ・ 34"3 (16"6+17"7) ・ 34"8 (16"5+18"3)

 常見サングラス先生直伝の400m後半強化のためのメニューです。最終的には目標とするレース後半タイムで3本行えるようにします。極端にセット間が短いですが、適切にペース配分できれば3本目はレース後半同様に出し切る走りになるそうです。私の場合は28"0+31"5=59"5が目標なので、ロードコースであることを考慮しても33"0×3が設定タイムになりますね。1本目のペース自体は準スプリント程度なので楽でしたが、1分レストは予想以上にハード。徐々にペースダウンして、ラスト100mはもがいて18秒台。まさに昨年からのレースのラストそのものを反映しており、これを16秒台まで上げることが60秒切りへの鍵になることは言うまでもありません。なお常見さんは2セット行っていますが、私はこの1セットで酸欠大魔神。40分以上のレストが必要ですが、何とか2セットを経験しておきたいですね。

 現在はスピード面は十分なので、前半200mを少なくとも28秒前半で通過できる目途はついています。今日のような後半200m強化に絞ったメニューというのは初めてで、これも設定タイムとの差を把握しやすいので効果がありそうですね。私よりずっと持久力のある常見さんが取り組んでおられるのですから、私はなおさら行わないといけません。残り1か月間、このメニューに賭けて頑張ってみます。

2016年10月2日(日) 4年ぶりの300+150m

 8日の400mレースに向け、少しでも記録アップを目指すために今週もレースペースで追い込むメニューをこなしました。昨日は秋田市での研究発表会に参加、さわやかな秋晴れの下で今日練習を行いました。

【火曜】 体育館40mBD×3、シャトルラン式40mBD×2×2:18歩中盤・(18歩後半+19歩前半)・(18歩後半+19歩)・18歩後半・19歩
【日曜】 土トラック300m+150m(400mペース、レスト90秒):46”0(200m通過29”8)+ 27”0

 40mBDは1本目から18歩中盤と好調だったので、筋持久力養成のため直ぐに2本目を跳ぶシャトルラン式を2本入れました。屋外の100mBDでも47歩は期待できる状態でしょうか。

 今日は土トラックが湿っている上にコケのようなものが生えていて滑るので、ロード練習にしようか迷いました。それでも試合前に1度は300mを走り切る練習をしておきたかったので、4年ぶりに90秒レストの300+150mを行いました。最初の100mでしっかり加速することを心がけ、コース状態が悪い中でも200m通過は30秒を切っているので、400mレースの入りのイメージとしては 良いと思います。しかし300m地点での余裕はなく、プラスの150mは必死にもがくも大幅に失速。実際のレースでは良くても44秒0+17秒5あたりの予想で、60秒切りの目標となる43秒0+16秒台にはまだまだ及ばない状態です。なお好調時にはこの後で300m1本を追加していましたが、今日はこの1セットで限界。レースまで中5日という事もあり、追い込みすぎずに丁度良い負荷だったと思います。

 来週末のレースでは今日の練習と同じようにペース配分するつもりです。その後も最終戦までに練習期間は残されているので、先週末や今日のようなメニューで乳酸耐性を上げていきたいと思います。

2016年9月24日(土) 弱いからこそ強化しなければ

 今週は中盤からまた風邪気味の症状が出ていました。今日も少し咳が出る状態でしたが、練習出来そうな体調なのでシャトルラン形式ロード150m×2を2セット行いました。土トラックが濡れていたので300m×2の代わりに行ったものですが、近年は練習タイムが出ないことを理由に避けてきたメニューでした。しかし例え土トラックやロードコースであっても、400m60秒を切るための目標タイムはあるので、今こそ実施しなければと思い立ち2年ぶりにトライしました。

【水曜】 体育館40mBD×3:18歩後半・中盤・前半
【土曜】 シャトルラン形式ロード150m×2×2(400mペース、セット間30分):
  21"1+24"3(レスト10秒)  22"3+25"7(レスト8秒) いずれも追風+向風

 40mバウンディングでは筋肉痛が少し残っていながらも、強くキックして前進する意識を高めたせいか、もう一息で18歩切りという跳躍も出ました。これなら100mBDで行っても、かなり効果的ですね。

 今日は夏の陽気も残る気持ちの良い日和。1本目後のレストを極端に短くし、300m1本に近い形にしました。先日の400mレースの反省から、まずリラックスしながらも速いペースで加速する好調時の感覚を思い出しながらスタート。ややオーバーペースだったようで、向風の影響があったとはいえ復路は大きく落ち込みます。それでも久々に400mレースペースをイメージした追い込み練習が出来ました。ちなみに経験上、今回の合計タイムは300m土トラックでのタイムとほぼ同じになるので、45"4+48"0とい う事になります。1本目45秒台は良いタイムながら、400mで60秒が切れる状態なら2セット目は46秒台で続けられるはず。結局1セット目の余裕がなかったことになり、レースでは前半から飛ばしてもラスト100mで大きく潰れる現状であることが再認識できました。

 昨年から200mでコンスタントに26秒台が出るようになったのも、やはり練習でレースペース持久力を上げる努力をしているからです。400mも同じで、今は前半200mしかペース維持できなくても、インターバルをこなすことで徐々にその距離を伸ばしていく。残りシーズン、そのための時間は何とか残っていると信じて、このサングラス的練習に立ち向かっていきたいと思います。

2016年9月19日(月) ガッツポーズのち鉄拳の嵐

 今日は青森マスターズに参加。全日本大会と重なりましたが、例年通りの参加者数でにぎわいました。私はここ3週間で意識してきた質重視の練習成果を見るべく、100mと400mに参加。気温22度ほどでホームストレートは追い風と、記録を狙うには絶好の条件です。

 まずM40の100mは、昨年壮絶なデッドヒートを演じた3人が顔をそろえました。私は右ハムの張りが気になってキネシオテープ貼付しましたが、最近になく筋肉の状態を含めた体調が良いので40代ベストを狙ってスタート。いつも通り体軸維持を意識して前半は2番手で通過、後半はいつもぎりぎりで抜いてきたYさん目標に頑張りますが、今回は届かずゴール。タイマーは12秒41で止まっており、私も12秒台中盤は行けたかという感触。間もなく発表があり・・・

   12秒62(+2.7m)

 他の組同様追い風参考でしたが、タイム自体は40代初の12秒6台。公認条件でも12秒7〜8は確実なので、やはり絶対スピードは好調です。とりあえず気を良くして1時間後の400mに臨みます。なおM85の100mでは、青森県が誇る田中サングラス先生が再び世界新を更新と素晴らしい走りを披露されていました。

 400mは参加者が少なくM40〜55の混合レース。今回は前半からやや飛ばすつもりでスタートし、どこまで持ちこたえられるか試してみました。私は8コースで、早くも100m地点で前回レース56秒台だった7コースのM45選手に抜かれますが、前半は強い向かい風の中リラックスして通過。中盤以降も上体が後傾しないよう何とか踏ん張り、ラスト100mは6コースの選手と壮絶な泣き走り対決。わずかに敗れますが、大きくは潰れずにゴール。さすがに60秒切りは無理だろうという思いでアナウンスを聞くと・・・

   62秒65

 何とか前回より2秒上げました。前半の風によるロスを考慮しても実質61秒台の皮算用ですが、今回は自分の持てる力を出し切った展開なので悔いはありません。しかし、この持久力のヘボさにサングラス先生方のお許しが下る訳がなく、ガッツポーズの1時間後に鉄拳の雨あられを浴びたツチヤ先生でございました・・・

 今回400mを走ってみて、やはりこれまでの練習内容では400mの総合力を上げるのは難しいと分かりました。レースペースの200〜300mがいかに速く走れるかがポイントになるので、練習でもそれを踏まえたメニューを入れないと現状より上には行けません。今シーズンのまだ残された時間で、出来る限りの取り組みをしていきたいと思います。

2016年9月10日(日) 今週も質を意識して

 19日の青森マスターズ400mに向け、今週も質を意識した練習を行いました。

【水曜】 40mBD×5、100mBD×1:18歩後半×2、19歩前半×2、19歩中盤×1、48歩
【土曜】 ロード150m×3+100m(ほぼ全力ペース、7分レスト×2+100m歩きつなぎ):20"8+20"2 +21"5+16"1

 40mバウンディングでは序盤に18歩台が出たので、途中で100mを入れてみました。後半の安定性が増せば47歩も可能な状態ですが、やはりこの時期であっても40mでの歩数短縮を優先しパワー向上を目指すべきですね。

 今日は3本目までが200m対策で、その後のプラスが400m対策という先週末と同じ目的の練習。1本目で少し右ハムストリングの違和感を感じたので、キネシオテープ着用で2本目スタート。追い風にも乗ってコースベストタイムが出ました。ラスト1本は本当は150mで行いたかったのですが、疲労で大きく潰れそうだったので100mに変更。16秒台と400mラストをイメージした走りとなり、ケツ割れになるまで追い込みました。1・2本目を今日くらいのタイムで突っ込めれば200m練習の質としては十分で、その上で3本目も21秒0くらいに維持できれば200m26秒台前半も可能な持久力と判断できるでしょう。

 19日のレースでは200mには申し込んでいませんが、100mの40代ベスト12秒75更新は狙ってみようと思います。400mはまだまだ持久力不足ながら、それでも今度は前半からある程度飛ばす展開で走る予定です。それで後半200mがどんな状態になるか、課題を確認して残りシーズンの強化法を考えていきたいと思います。

2016年9月4日(日) 楽どころかむしろ

 今月19日の青森マスターズに向け、再び強化練習を開始しました。先週末のレース以来疲労が順調に抜け、バウンディングと走練習共に質の高い内容をこなすことが出来ました。

【水曜】 体育館40mBD×5:18歩後半×4、19歩前半×1
【日曜】 100m×8(ほぼ全力ペース、5本目まで3分レスト・その後は100m歩きつなぎ):14"7・14"4・14"5・14"7・15"2・15"7・16"1・16"6

 7月以降のバウンディングは本数をこなすことで満足し19歩台で停滞と、歩数短縮がおろそかになっていたので、前方に跳ぶ意識を持ちながら強くキックすることを心がけました。その結果18本台の数としては今季最多の4本。やはり毎週歩数短縮するつもりで行うことが必要ですね。

 今日のインターバルは、こちらも質を上げるべく、本来全て100m歩きつなぎ(約1分30秒)で行うところを5本目まで3分レスト。出来るだけ14秒台ペースを維持して200m対策メニューに、という目論見です。起床後間もない時間のせいか1本目が今一つのタイムながら、4本目までは何とか14秒台維持。6本目以降は400m対策でレストを短縮、予想以上に酸欠でヘロヘロになるまで追い込みました。2倍の3分レストなら楽なのでは・・・と思われますが、1本ずつの質が上がるため、むしろ苦しさは増します。実際、3分間がこんなに短いのかと感じるほどですね。今日のタイムから見ても100mで12秒8辺りは確実ですが、5本目まで14秒台中盤を維持できないと200mの26秒台前半には届かないでしょう。今季中に達成するつもりで頑張ります。練習後は、ゆうちゃんの15mダッシュに合わせてフラフラになりながらもダウンジョグを行いました。

 来週末はロード150mインターバルを予定しています。これも200mと400mをともに強化できる内容を考えているので、サングラス軍団に負けずトライしたいと思います。

2016年8月28日(日) 敢えて400m出場して

 今日は能代市で開かれた秋田マスターズ秋季大会400mに出場。今週はハムストリングの疲労に加え腰痛も出ているという日が続いていました。今日になって腰痛は収まったので、棄権するよりは練習のつもりで・・・と出場する事にします。

 レースはM25以下からM45までの混合。疲労が抜け切っていない体調面を考慮して、前半抑える展開でレースを進めることにします。その前半が追い風になるので、それに乗ってタイムを稼ぐつもりでしたが、結果的には抑え過ぎでした。後半200mは全力でしたが失速は少なく、むしろ余力を残した状態でゴール。前との差が大きすぎて70秒近くかかったのではと思っていると・・・

  1分04秒99 

 予想ほど悪くはなかったものの、2年ぶりの64秒台で自己ワースト。ただ、抑え過ぎたからタイムが悪い、サングラス先生殴らないでー・・・というだけでは分析不十分でしょう。今回は仮に力を出し切るペースで走っても2秒アップの62秒台が精一杯。60秒切りが出来ていた時期なら、今日のような走りでも61秒台で収まっていました。やはり最近の練習記録からも分かるように、200mの走力が落ちているのが一番の問題ですね。おそらく27秒台に逆戻りしていると思います。100mのスピードを200mに生かさない限り、400mにはなおさら生かされません。これを忘れて必死に400m練習で追い込んでも効果がないことは、ここ数年の結果からも明らかです。

 とりあえず今日は体調も良くない中で400mのテンポ走を行うことが出来たと考えることにします。3週間後に再び400mレースを走りますが、現状では基盤となる200mの走力を作り直すことが先決。これだけでも400mの記録アップは望めると思います。急がば回れの気持ちで残りシーズンを乗り切っていきたいですね。

2016年8月20日(土) 質を上げて強化

 今週も暑さの続いた弘前。湿度が高くて不快なコンディションながら、試合前の最後の強化練習をこなしました。

【火曜】 バウンディング(40m×5+100m):19歩前半〜後半+49歩前半
【土曜】 ロード150m×3(ほぼ全力ペース、7分レスト):20”8+21”0+21”6

 8月は100mインターバルで殆ど14秒台維持できておらず、200mの走力が低下していると判断。この状態で400m練習を行っても効果が薄いので、再び200m強化のメニューに立ち返ることにしました。今日は400mレース1週間前であることを踏まえ、質を高めて7割くらい追い込むつもりで走りました。右ハムに少し違和感があったので、久しぶりにキネシオテープを着用。3本なら十分ペース維持できるはずの7分レストです。1本目から体軸維持とストライドを意識し、21秒を切る好調なペースで入ります。3本目はややペースダウンするも、フォームが乱れないように注意しました。本来ならもう1本追加できる余裕があるはずですが、今日は3本でヘロヘロの酸欠。やはり最近スピード持久力は落ちているようです。7割どころかほぼ完全に追い込んだ練習となりましたが、久々に質の高い練習がこなせたので、強化につながってくれていると期待しています。

 来週末の400mレースは、前半抑えた展開でないと走り切れない現状です。とりあえず1週間で疲労回復させ、楽にスピードに乗れるよう体調を整えたいと思います。という訳で、これから毎日超回復の神様に祈りをささげ続けようと思っております。

2016年8月13日(土) 改めて質の見直しを

 今週は疲労回復のため平日練習は軽め。今日は涼しい時間帯に練習する予定でしたが、暑くてもしっかり走れそうな体調だったので、昼間に先週末に引き続き100m×7を行いました。

【火曜】 40mBD×2:19歩後半×2
【土曜】 100m×(7+2)(ほぼ全力ペース、100m歩きレスト):14”3+15”0+15”0+15”2+15”8+16”3+17”2 12分後に15”5+15”7

 先週の100m×7では14秒台が2本だけとあって、今日は最初の3本に集中します。が、良かったのは1本目のみ。体感的な疲労は少ないのに2本目で大きく落ち込んでしまいます。当然サングラス先生の怒号や鉄拳が襲ってくる中、そのまま7本目まで続け、立っているのもきつい位に追い込むことは出来ました。その後少し回復してから2本追加し終了。体調が悪くないにもかかわらず2本目で15秒台に落ち込むというのは明らかに調子が悪いですが、そう言えば冬練中の40mBDでも同様の状態がありました。この時はレスト時間を長くして1本1本の質の向上に努め乗り切りました。現在もこのままだと負荷が弱い練習になってしまうので、もう一度質を見直す時期になっているのかも知れません。

 来週は400mレース1週間前の追い込み練習になりますが、今日と同じ状態なら100m×3のセット走にして質を上げようと思います。まずは3本連続で14秒台の持久力を取り戻し、秋の400mにつなげたいですね。

2016年8月11日(木) 観光訪問記

 7月31日から8月5日まで、国際家政学会参加のため各国テジョン市に滞在しました。テジョン市は人口150万人と韓国有数の都市で、高層ビルの多い地区です。科学技術関係の施設も多い中で歴史的名所もあるという、十分観光を楽しめる場所です。食事も、あまり辛くない韓国料理をいくつか食べることが出来て、実質4日間の滞在を楽しめたと思います。街中の様子を撮影するのを忘れてしまい、どのような雰囲気化お伝えできないのが残念ですが、いくつかの写真を簡単に紹介したいと思います。

 まずは本来の目的である国際家政学会の様子です。家政学という分野上、日本同様に女性の参加が圧倒的に多かったです。日本人からの参加者も多く、ほとんどがポスター形式発表の中、私は口頭発表で臨みました。下がその様子です。(左から発表中、発表証明書を持って、会場入り口に掲げられた参加国国旗) 発表中の動画も撮りましたが、容量が大きいので質疑応答時の音声のみ紹介します(こちらをクリック!)

  

 そして国際学会ならではの歓迎パーティも行われ、韓国そして各国からの様々なパフィーマンスを楽しめました(3番目の写真はナイジェリア代表のダンス)。

  

 今回はいくつかの史跡を回る予定でしたが、ゆうちゃんが退屈してすぐ帰りたがるので、尤庵(ウアム)史跡公園のみ行きました。17世紀に儒学者宋時烈(ソン・シヨル)が弟子を教えた場所だそうです。

  

 ゆうちゃんが喜んでいたのは、やはり子供向けの遊園地。オーワールドどいう遊園地で色々な乗り物な動物園を楽しんでいました。

  

 そして下はホテル近くのバウンディングとおみやげのヒーローセットを被ったゆうちゃんの写真です。公園は平日の昼間とあって人が全くいませんでしたが、二人のサングラス先生により公園史上初であろう40mBDの軌跡を残しました。

      

 今回は、私自身は学会で色々な国の研究者を交流が持てたことが収穫でした。アジア大会なら数年おきに日本・韓国・中国でも行われるので、機会があれば是非参加していきたいと思います。

2016年8月6日(土) 韓国に現れたサングラス先生

 今週は国際家政学会での発表のため、韓国テジョン市に実質4日間滞在しました。詳しい訪問記は後日アップしますので、今回はテジョンでのバウンディングを含めた練習内容をレポートします。

 【水曜日】テジョン市内の公園で40mBD×8:19歩〜19歩中盤
 【土曜】大学土トラック100m×7(ほぼ全力走、100m歩きレスト):14.5+14.7+15.2+15.7+16.3+17.0+16.5

 テジョン市での練習はホテルの近くの公園で行いました。歩道コースは完全に平坦ではないものの、何とか普通に跳べそうな40m分を取って実施。あいにく平日の日中とあって誰もいませんでしたが、気温30度以上のもと本物のサングラス着用で燃える強化練習というものを見せておきました。この公園でバウンディングを行ったのは、ツチヤサングラス先生が初ではないかと自負しております。その動画は中嶋先生にもお送りしたので、コメントをお待ちしたいと思います。

 今日は再び大学トラックに戻ってきての練習でしたが、2日前からまた微熱と咳が出始めるという体調。それでも気持ちを奮い立たせて練習スタートしたものの、猛暑日に近い暑さも重なり、早くも3本目で大きく失速。6本目は17秒まで落ち込み、少なくとも5月以降ではワーストの状態でした。ただ、こういう時はどんなメニューをこなしてもダメなものなので、悪いなりにも追い込んでおこうと最低限の本数はこなしました。

 次のレースは28日の400mになります。体調を回復させて来週末と再来週末に質の高い走練習が出来れば、超回復を利用しながらの強化という意味で理想的な残り日数ではないかと思います。熱中症とサングラスキックに注意しながら、頑張って参ります。

2016年7月30日(土) 韓国でも練習予定

 今週は400m対策を意識した練習を再開。火曜日は急な夕立のため体育館のバウンディング。今日もアップ時に雨が降り出したので、ロード150mコースでの練習を行いました(実際はすぐ止んだので土コースでも出来た)。

【火曜】 40mBD×2+シャトルラン形式40mBD×2×3:19歩前半・19歩・(18歩後半+19歩中盤)・(19歩+19歩前半)・(19歩+19歩中盤)
【土曜】 ロード150m×4(ほぼ全力ペース、150m歩きつなぎ):21”5・22”3・23”1・24”5

 火曜日の40mBDは筋持久力向上のため、1本目の後すぐに2本目というシャトルラン形式にトライ。やはりどうしても後半は少しストライドが落ちますが、それでも前半からコンスタントに18歩台で入れれば目的の負荷に近づくと思います。

 今日は最近お馴染みの歩きつなぎでの150mインターバル。無風ながらも1本目は21”0前後を狙っていましたが、21”5とやや遅いペース。そのせいか2・3本目のペースダウンは小さく、4本目の後半はもがいて走るという内容になりました。欲を言えば3本目までをそれぞれ0.5秒速いペースでこなせれば、4本目でより乳酸を貯めることが出来て目標通りの練習になると思います。より1本目から突っ込むのは勇気が要りますが、失速を恐れずにチャレンジしたいと思います。

 さて、来週は国際家政学会での発表のため金曜日まで韓国のテジョン市に滞在します。発表が重要なのはもちろんですが、観光も兼ねて家族で楽しんできたいと思います。そして空いている時間に炎のバウンディングを行い、日本男児の強化練習というものを見せつけておきたいと思います。

「真の日本男児なら、韓国でも150m×4やろ?ワシらは信じておるぞ!」 

 オ、押忍、もし可能でしたらトライ致しますが、まずは海外では初となるバウンディングの動画をアップ出来るよう頑張って参りますっ。

2016年7月23日(土) 7年ぶりに向かい風で26秒台

 今日は青森市で開催された東青陸上大会に参加しました。先週からの咳がまだ完治せず、特に夜と朝方に多く出るので、今日は9時スタートの400mではなく14時スタートの200mに出場することにしました。記録を狙えるのも現状では200mの方なので、シーズンベストを目指すことにします。

 しかし競技場に着くと、ホームストレートは左斜め前からの強い風。それでもコーナー前半は追い風になり、前回レースとは逆に暑くて体は動く状態なので、気持ちは切らさずに臨むことにします。予選2組の予定でしたが棄権者が出てちょうど8人となり、選手側の要望で予選の時間に決勝が行われることになりました。私は4コースからのスタートで。前半は内傾と体軸維持を意識しながらスムーズに通過します。後半は右コースの選手と競り合いになり、抜くつもりで頑張りますが及ばずにゴールイン。ラストも大きくは潰れなかったので、何とか26秒は出ただろうと期待していると・・・

     26秒84(−1.2m)

 向かい風ながらも今季3連続となる26秒台。調べたところ、明らかな向い風での26秒台は2009年以来になります。ここ数年は、今日のような風に吹かれるとことごとく27秒台。現在は体軸維持やハムストリングス強化によって着地時の安定感が戻ってきたので、風の影響を受けににくくなったということでしょうか。もっとも2009年は向かい風でも26秒2台は出ていたので、このレベルに復活するつもりで頑張りたいですね。

 そして今日は妻にレースのビデオ撮影をお願いしました。後日アップしたいと思いますが、トータルの歩数は118歩でした。27秒台の時より5歩くらい少ないせいか、スプリントらしさが戻ってきた走りです。意識してストライドを伸ばそうとしている訳ではなく、あくまで体軸維持やハムストリングス強化の成果が自然とストライド拡大につながっている形です。ただ動画を見る限り、もう少し体幹部やハムを強化する余地はあります。そうすることで地面をしっかり押して強い反発力を得られれば、ピッチもさらに上がって記録につながるので、引き続きバウンディングによる強化を行っていきたいと思います。

2016年7月16日(土) 体調不良に負けず

 今週は発熱と咳がずっと続いていました。ここまで風邪が長引くのは前例がないのですが、マイコプラズマにも効く抗生物質を処方された日から徐々に回復しているので、やはりマイコプラズマに感染していたようです。幸い食欲はほとんど落ちず、頭痛やだるさもなかったので、平日・週末共に練習をこなせました。

【水曜】 40mBD×2、100mBD×1:19歩後半・19歩中盤・49歩
【土曜】 ロード150m×4(全力走、150m歩きレスト):21”3・22”4・23”3・26”2

 水曜日は無理せずに100mBDは1本だけで、何とか50歩は切れました。今日もまだ咳が残っている状態で、本来なら追い込んだ走練習を行うべき状態ではありませんでした。ただ来週末が400mレースという事もあり、最低3本でもいいからこなそうとスタート。3本目までのペースと落ち込み具合はいつもと同じくらいで、さすがに今日の体調では4本目での26秒台は致し方ないでしょう。それでも本来の目標本数をこなせ、終了後は酸欠大魔神登場。なお運動中は気管支が拡張するせいか、咳はほとんど出ませんでした。

 以上、体調不良の中でも最低限の強化練習をこなせたのは大きいですね。特に脚に全く違和感を覚えることなく走れるようになったのは嬉しい事です。来週末の400mレースは、ラストの潰れ方次第で61〜62秒台の範囲になると予想しています。レースそのものは60秒を切るつもりで走るので、前半からしっかりスピードに乗ることがカギになりますね。まずは体調を完全回復させ、現状の力を出し切れるようにしたいと思います。

2016年7月9日(土) 5年ぶりの練習メニュー

 先週木曜日に痛めた腰は、かなり良くなってきています。最近はハムストリングスの張りも出なくなり、今日は2か月半ぶりにキネシオテープや骨盤バンドなしで走練習を行うことが出来ました。

【火曜】 40mBD×2、100mBD×2:20歩・19歩・48歩・48歩中盤
【土曜】 100m×7(全力走、100m歩きレスト):14”2・14”7・14”6・15”2・15”4・16”3・16”4

 火曜日の100mバウンディングは2本とも48歩台ながら、後半50mは何度か潰れそうになって蛇行するようなジャンプ。400mの事を考えると、この100mでも安定して跳び切る筋持久力が求められるでしょう。

 今日の練習は、1本目から全力で入り16秒台に落ち込むまで続ける乳酸耐性強化トレ。練習ノートを見返してみると、実に2011年以来の実施でした。100mなので一見楽そうですが、最初から全力走だけに中盤以降は非常に苦しくなります。今日は好調時のように10本は無理でも最低7本は・・・とスタート。最初の3本は出し惜しみせずに全て14秒台(1本目は今季ベストタイム)で、これは6月までの練習結果から見ても当然と言えば当然です。ここからが踏ん張りどころのメニューですが、6本目にして早くも16秒台突入。次の7本目で終わりにしようと、渾身の泣き走りを見せます。サングラス先生の罵声もピークに達する中、止まりそうになる体を強引に動かしてゴール。何とか最低ノルマの本数をこなしました。

 400m60秒切りを目指すには、今日のメニューなら経験的にも4本目までは14秒台維持し、8本目あたりでようやく16秒台というくらいの持久力が必要です。とにかく失速を恐れてイーブンペースでこなしたのでは本来の練習目的にはならないので、先週行った150mインターバルとともに、1本目から思い切り突っ込む勇気が必要です。それが400mに対する恐怖心を取り除くことにもつながればと思いますね。

2016年7月2日(土) 400m練習開始

 じめじめと不快ながらも、ようやく梅雨らしい気候になってきた弘前。これまで200mで26秒台前半目指して練習を積み、目標までもう一息というところですが、現状のスピードでも400m練習に生かせると判断し今週からスタートすることにしました。木曜の朝に荷物運びの際に軽いぎっくり腰になり、深い前屈は出来ないものの、幸い全力走は問題なしなので今日はロードコースでの150mインターバルを行いました。

【火曜】 40mBD×2、100mBD×2:19歩後半・19歩中盤・51歩・48歩後半
【土曜】 150m×5(全力走、150m歩きレスト):21"2 +22"0+23"2+24"0+26"2

 バウンディングも筋持久力をより上げるために100mBDを入れることに。1本目は動きが硬く50歩を越えましたが、2本目はしっかり前方移動を意識して何とか48歩台。1歩1歩を大事にする跳び方であれば、この位の本数でも十分な負荷は得られますね。

 今日は雨がぱらぱらと降りかけていたのでロードコースでの実施。乳酸耐性を上げる目的なので、1本目から思い切り突っ込み、最後はもがきながら走り切るというメニューです。スピードを生かすという意味でも、好調だった2009・2010年同様に全力ペースでの練習を取り入れることにします。体軸維持を意識しても心配していた腰には負担はなく、普段通りの走りでまずは最低ノルマの4本はクリア。レストが2分そこそこなので現状ではこの位のペースダウンは許容範囲です。その後、敢えて乳酸地獄の中で追い込んでみようともう1本追加。これは大幅にペースダウンしましたが、このメニューで初となる5本に挑んだことは自信になりました。

 今日の練習タイムから判断して、現時点では300mまでは快調に走れてもラスト100mでガクンと大失速・・・と昨秋に似た状態だと思います。課題は明確なので、この7・8月は今日のように高いスピードの中で乳酸耐性を上げるメニューを続けていきたいと思います。

2016年6月26日(日)  去年の反省を生かして

 今日は北秋田市で行われた秋田マスターズの200mに参加しました。雨で低温という予報だったので、昨年大会と同条件。その昨年の反省を踏まえ、ある程度の防寒着を持参していくことにしました。トラック到着時は強い雨で気温16度。アップするのも大変でしたが、とにかく体が冷えないようにスタートを待ちます。

 レースは20代からM40までの混合で、雨はちょうど止むというタイミング。ホームストレートは良い追い風ながら、コーナーは強烈な横風という嫌な条件です。それでも、最近の練習で心がけている体軸維持とストライドの両立を実行しようとスタートします。一番外側コースの私はまずまずの序盤でしたが、80mほどで同じ青森のライバル選手に抜かると、慌ててピッチを上げるような走りになってしまいました。それでも後半持ち直し、最下位ながらも大きく失速はせずにゴール。何とか26秒台は出ていて欲しいと期待して記録を見ると・・・

 わずかに追い風参考。確かにホームストレートはずっと良い風でしたが、今日ばかりはその恩恵は無いに等しい諸条件なので、実質的にもシーズンベストと見なして良いでしょう。防寒対策も功を奏しましたが、何よりここ1ヶ月でしっかりした練習がこなせたからこそ、悪条件でもそれなりのタイムが出たのだと思います。やはり走ってみなければ分からないもので、今後のレースにも生かせる経験が出来ましたね・・・あれっ、サングラス先生、何かご不満でしょーかっ!?

「大いに不満だ。寒かろうが何だろうが、ワシらは認めん。追い風参考で26秒台前半が出なかったんだから、約束通りキックさせろ!!」 

 という訳で、サングラス先生と大乱闘を繰り広げるツチヤ先生。ボコボコにされながらも、自分を信じ今後の400m練習につなげていこうと誓ったのでした・・・

2016年6月18日(土)  来週は記録を狙う

 昨日の朝、背中の上の方にぎっくり腰のような痛みが走りました。初めての箇所とあって焦りましたが、加えて腰からハムストリングスにかけても疲労感が出ています。来週末が秋田マスターズの試合であることを考慮して、今日は少し量を減らして100mインターバルを行いました。

【火曜】 体育館40mBD×8:18歩後半×3、19歩前半×4、19歩中盤×1
【土曜】 土トラック100m×3×2(ほぼ全力、100m歩きレストでセット間20分):14”6・14”7・14”9+14”3・14”6・14”6(平均14”6)

 40mBDは18歩台後半が数本は出るようになりました。最近は走練習でもハムに負荷がかかるようになっているので、10本以上こなしていた春先より本数は少なくともトレーニング効果は十分だと思いますね。

 今日の100mインターバルは、昨日ほどではないですが腰やハムの疲労感が気になります。よって無理せずに当初予定の3セットを2セットに減らしました。1セット目が今一つのペースにもかかわらず、セット間レストでなかなか回復しません。やはり疲労の影響が出ているのか・・・と思いましたが、サングラス先生にはそんな言い訳は通用しません。15秒は越えてたまるかと、2セット目は集中して体軸維持に加えて拇指球着地も意識。これが効率良い前進につながったか、逆に1セット目よりタイムが上がり、2セットながらも結構追い込んだ練習となりました。終了後は腰への負担がいつもより大きかったので、やはり2セットで終了して正解でした。

 昨年9月も今回同様の腰やハムの疲労が出て、ぎりぎり回復した日に100・200mの40代ベストが出ました。この時はひどいぎっくり腰につながったので、今日の練習では慎重に行きました。前回のレース以降の3週間、質量ともにまずまず好調な練習をこなせており、来週末の200mは風さえ良ければ26秒台前半を出せるかも知れません。1週間でしっかりと疲労回復して、昨年9月の再現を・・・と目論んでいます。

  「100mにも出場するのではなかったのかね!?」 

 オ、オスッ、今回は電車時刻の関係、および腰への負担を考慮致しまして1種目のみの出場とさせて頂きますっ。良い結果報告できるよう努力して参りますので、ご期待の程を・・・

2016年6月11日(土) 好調でもまだ伸びる余地が

 先週末の練習でハムストリングスにかなりの負担がかかったので、今週の40mバウンディングはやや少なめ。そして今日は遂に、例の100m3本のインターバルを3セット挑戦しました。

【火曜】 40mBD×7:18歩後半×3、19歩×2、19歩前半×2
【土曜】 土トラック100m×3×3(ほぼ全力、100m歩きレストでセット間20分):14”5・14”7・14”7+14”3・14”7・14”8+14”7・14”8・14”9(平均14”7)

 火曜日の40mBDは19歩切りが3本出るなど、徐々に調子が上がってきています。今回はトラックにいた学生に動画撮影をお願いしたので、また公開します。見てみると冬練時に比べて明らかに脚の切り返しがシャープになり、結果的に接地時間が短いジャンプになっているのが分かりますね。体幹維持はというと、やや上体が突っ込み気味なので、これを改善出来れば地面からの反発力をより生かした練習効果が出ると思います(18歩後半の動画)

 今日はアップで両ハムに少し違和感ありだったので、またキネシオテープを貼っての走練習。そのハムがやや気になりながらも、2セットまでは無事クリア。かなり疲労は出てきましたが、力を振り絞るつもりで今季初の3セット目へ。かろうじて14秒台後半は維持し、200mでは無風でも26秒台後半は出せるスピード持久力でしょうか。それでも26秒0前後を目指すのであれば、3セット目が落ちるのは仕方ないとしても、少なくとも2セットまでの平均は14秒台前半を維持したいもの。復活した昨年でもそのレベルには及ばなかったので、今年は是非目標にしていきたいと思います。

 例年の同時期に比べ、現在は質量ともに充実した練習がこなせています。今月末には秋田マスターズの試合で100・200mに出場します。そこで200m26秒台前半をマーク出来れば400m練習に移行する予定なので、もうひと踏ん張りの強化を行ってレースに臨みたいですね。

2016年6月4日(土) 雨でも坂コースで

 今週はハムストリングの張りが殆どなくなり、バウンディングはキネシオテープも無しで全く問題なし。今日は昼から雨が降ったり止んだりで、大学の父母懇談会が終わった夕方近くから大学坂コースで60mインターバルを行いました。

【火曜】 体育館40mBD×11:18歩後半×1、19歩前半×3、19歩中盤×5、19歩後半×2
【土曜】 坂60m×5×3(ほぼ全力ペース、60m歩きレストでセット間20分):9"5・9"7・9"5・9"4・9"5+9"7・9"8・9"9・9"8・9"8+9"7・9"9・9"7・10"0・9"9 (平均 9"7)

 まず火曜日のバウンディングは本数を重ねるごとに調子が上がり、10本目についに今季初の19歩切り。床を強く叩くことに加え、前方への跳躍意識を強めたことで全体的に動的ストライドが上がってきました。体軸維持できているか一度動画でチェックしてみようと思います。
 今日は左のひざ裏に違和感があり、念のための予防として左ハムにキネシオテープを貼って走りました。スピードが上がってきたせいか1セット目はまずまずのタイムも、5本目にその左ハムが軽くピリッと痙攣。続けるかどうかセット間のレスト中に考えていましたが、とりあえず2セット目をスタート。ハムを気にしながらも、ほぼ全力疾走出来て予定通りの本数をこなし切りました。徐々にペースダウンして1本だけ10秒を越えてしまいましたが、現状でのスピード持久力を反映した結果なので、今後強化あるのみです。代わりに以前なら連発していたふくらはぎ痙攣は全く出ず、不安がある中でもハムを使った走りが出来ていたことになりますね。

 坂ダッシュは平地に比べてスピードは当然落ちますが、ハムをより使って駆け上げることになるので、私にとっては時々必要なメニューかも知れません。現在はまだハムの筋力が向上の途上というところなので、張りが出たりひざ裏の違和感につながったりするのでしょう。強化と休養をうまく組み合わせて頑張っていきたいと思います。

2016年5月28日(土) 再び強化目指して

 先週末の200mレースで26秒台突入を果たし、次の目標は昨年ベストの26秒31を越えること。7月10日の国体予選で記録を狙う予定で、それまでしばらく強化練習に専念できることになります。今週は以下のような練習内容でした。

【水曜】 体育祭リレー アンカーで100m1本
【土曜】 土トラック100m×3×2(ほぼ全力ペース、100m歩きレストでセット間20分):14”6・14”8・14”6+14”6・14”3・14”7  40mBD×5:19歩後半×2、20歩×3

 下の体験談でも書いたように、水曜日は学園体育祭のリレーで100mを全力疾走しました。久しぶりに走った女子学生達は、翌日は軒並み筋肉痛に。さすがに私はこれだけでは筋肉痛にもならず、まあ今日の練習へのつなぎとしては良かったという位置付けでしょうか。
 今日は3週間近く行っていなかったバウンディングを入れるため、本来3セット行うところを2セットにしました。体育祭後はそれほど張りがなかったハムストリング、アップの流しではまだどうしても違和感が出るので、今日もキネシオテープでカードしました。そういう訳で、スタートから思い切り行くような走りではなく中間疾走重視のダッシュでした。例によって体軸維持とストライドはしっかり意識し、追い風にも乗って1本だけですが14秒台前半も出ました。ハムに異常は出ず一安心で、そのまま予定通り40mBDに切り替えます。やはり走練習でバネを使っているせいか歩数は伸びませんでしたが、久しぶりにハムに良い刺激を与えることが出来たと思います。

 今後もしばらくはキネシオテープ使用が続きそうですが、それで今日くらいの練習がこなせれば問題ありません。同時に筋肉の張りのバランスを整えるケアは続けていかないといけません。腰や太腿前面の柔軟性もハムの張りに関連していると思うので、これらの部位を含めて状態を良くしていこうと思います。

2016年5月25日(水) 学園総合としては最後の体育祭

 今日は毎年恒例の学園総合体育祭。これまで大学から専門学校を含めて合同で行ってきましたが、各校のスケジュールが合わなくなってきたため、来年以降は各校主催になります。ということは男子対抗リレーも今年最後になるので、今日は締めくくりにふさわしい走りを見せようと教職員チームも気合が入っていました。幸い専門学校からの助っ人で4人そろったので、本来通りアンカーの私は100m区間となりました。全部で6チームの出走で、5mの差なら逆転可能と期待しながらスタート地点に着きます。ちなみに今日も骨盤バンド着用、そしてハムはキネシオテープでガードでした。

 我がチームの1走は やや遅れを取るも、2・3走での差はあまり広がらず、私には期待通りの5mほどの差でバトンが渡されます。加速が今一つだったせいか前半では差が詰められず、後半でじわじわと追い上げます。1チームが転倒したため5位に順位を上げますが、前の走者(その写真)には2mほど及ばずゴール(訂正:写真では二人の差は1m程なので、二人でその先の学生との差を詰めた事になります)。少し悔しい思いをしましたが、1走からビリ独走になることなく学生に食らいつくことが出来て、教職員チームは大健闘だったと思います。私自身も、200m区間を走ってラストで大潰れした昨年に比べれば雲泥の差の内容で、ピッチの速さを称賛されてワタクシも調子に乗っておりました。

 思い起こせば6年前、おふざけイベントだった男子リレーに声援を送る女子はほとんどいませんでした。そこで私の提案で教職員チームを作ったところ、2011・2012年は教職員チームが上位やトップに君臨。学生もさすがにこれが刺激となったか、ここ数年は全員本気の走りを見せています。特にアンカー区間はレベルが高くなり、私もやすやすとは勝たせてもらえなくなりました。また教職員で走れる人が限られているので、毎年メンバー集めに苦労してきましたが、楽しんで怪我なくバトンをつないで来られたのは何よりです。来年以降は、ハンデ付きで女子リレーにオープン参加するなど形式が変わってくると思います。その中でも、常にかっこいいツチヤ先生であり続けたいと思う次第でございます。

2016年5月22日(日) 絶好のコンディションの中で

 今日は弘前市春季大会の200mに参加。気温25度以上で初夏の陽気、しかもホームストレートは追い風という年に何度あるかというほどのベストコンディションでした。相変わらずハムストリングスの張りは続き、右が収まると左に出るという厄介な状態。それでもキネシオテープで大幅に軽減することが分かったので、今日は骨盤バンドに加えて両ハムにキネシオテープという重装備で臨みました。動きに変な制限はなく、前回ほど故障の心配はせずにスタート出来ました。

 私は3コースで、棄権者が出たため一番内側という事に。今日はリラックス・体軸維持・ストライド意識という3点を実行すべくレースに臨みました。これが功を奏したか、全体を通して走りがスムーズでラストの失速も最小限に抑えられた内容。いつもより高校生に食らいついていけた差だったので、明らかに前回レースよりいい感触。ぎりぎりでも26秒台をと期待していると・・・

     26秒81(+1.5m)

 追い風1.5mなら本来は26秒台前半でも当然なのですが、現状で記録を狙うには、今日のような前半やや抑えるレース展開で正解でした。まずは第一段階の26秒台後半にようやく入れて一安心です。ちなみに過去2年間は、26秒台に入ったのは8月になってから。今日が最高のコンディションであることは確かですが、今季は冬練が不調であったことを考えると、むしろ例年以上に順調に上がってきていると見なして良いでしょう。もちろん今後のスピードアップの余地はありますし、バウンディングもまだまだ行けるはず。フォーム改善で上がっている走効率と上手くかみ合えば、前半から突っ込んだレース展開で25秒台も可能ではないでしょうか。

 そして今日は、キネシオテープの効用を改めて実感できたという日でもありました。あくまで一時的な対処法ながら、脚の張りがあっても走れるというのは大きな安心感にもつながります。筋力が伴って来れば張りも解消されると思うので、当面は色々と工夫しながら乗り切っていきたいと思います。

2016年5月14日(土) 3セットは出来なかったが

 来週末は弘前春季大会で再び200mレースに出場予定です。今日は初夏のような陽気で半袖ランパンでも問題なし。大学の土トラックでは今季初となる全力ペース100mインターバルで強化を図りました。

【火曜】 体育館34mBD×9:16歩中盤×2、16歩後半×6、17歩×1
【土曜】 100m×3×2(ほぼ全力・100m歩きレスト・セット間20分):14"7・14"6・14"4+14"6・14"8・14"8(3セット目の1本目で右ハム痙攣) 40mBD×1:19歩後半

 火曜日は学生が体育館を使っていたため、いつもの斜めコースではなく縦コースの34mで実施。3日前の疲れは少し残っていましたが、強化が期待できる本数はこなせました。

 今日は100・200m対策の定番メニューで、ペースダウンしても3セットこなす予定でした。やや右ハムが気になるので骨盤バンド着用で実施。6本目まで全て14秒台と、追い風に助けられたとはいえ予想よりも好調なスピードと持久力です。しかし7本目の60m辺りで、張りが出てきた右ハムに違和感が出たため途中で中止。軽い痙攣だったようで、肉離れではありませんでした。代わりに40mBDを1本だけ追加。体力的には3セットを確実にこなせたのですが、本数を重ねる練習には右ハムがまだ耐えられないようです。2セットでも何とか強化は期待できるので、今日はまずまず良い練習が出来たと思います。特に今日はピッチよりもストライド意識で走りました。その結果、地面をグッと捕らえる感覚が強くなったせいで2セット目もタイムの落ち込みが小さかったのでは、と分析しています。ハムの痙攣も、裏を返せばそれだけこの部位を使った走りが出来ているという事でしょう。画質が悪いですが、14秒4で走った時の動画を以下にリンクします。(61歩で14秒4)

 来週末がレースなので、いつも通り1週間かけて疲労を抜く事になります。これは右ハムにとっても丁度良い休養になると思います。場所が場所だけに、肉離れにつながらないよう細心の注意を払って練習を進めていかないといけませんね。

2016年5月7日(土) 原因不明ではない

 今日は青森県春季大会の200mに参加。掲示板に書いたようにハムストリングスの張りで棄権も考えましたが、無事に完走できました。追加練習で午後に大学体育館でバウンディングも行ったので、それらの結果を合わせて報告します。

【午前】 200mレース 27秒80(+0.9m)
【午後】 40mBD×8:19歩中盤×2、19歩後半×5、20歩×1

 まずは午前中の200mレース。雨が降ったり止んだりという天気でしたが、スタート時には晴れ間がのぞいていました。表示は追い風ですが、実際には前半コーナが強い向かい風という条件。しかし今日はグラウンドコンディションよりハムの張りに再び悩まされました。前回レースより強い張りで、アップでもなかなかほぐれません。ぎりぎりまで棄権するかどうか迷いましたが、結果的には問題なく走れました。ただ肉離れの危険性が高い部位だけに、もしかすると故障発生もあったかも知れないので、判断が非常に難しいですね。今回は前回以上にゴール後にホッとしました。

 この4月から出ているハムの強い張り、原因はある程度予想できています。最近はハム主導の走動作に移行出来ており、特にふくらはぎの痙攣は非常に少なくなりました。一方で今季はハム自身の筋力がまだ不足しているので、逆にこの部位に大きな負担がかかるようになったのでしょう。走練習では追い風で非常に良いタイムが出ていますが、40mBDでは未だに20歩をようやく切る程度です。昨年好調時と比べても1歩辺り5〜10p狭い計算になるので、これではピッチが同じでも200m28秒近くかかっても当然です。今後も引き続き、BDで動的ストライド拡大を目指していかないといけません。

 ちなみに今日の追加練習は元々予定していたことで、最近レース続きで練習量が不足していたのを補うためのものでした。レース後にサブトラックで走練習を・・・と考えていましたが、ハムの調子と時間の都合を考えて帰宅後に40mBDを行ったという訳です。結果論ですが200mレースと併せて良い練習になったので、レースを棄権してそのまま1日休養するよりはるかに有意義だったとプラスに考えています。むしろ最近のハムの張りが今後の飛躍のきっかけとなってくれればと思います。

2016年4月30日(土) 追い風参考ながら

 来週末は青森春季大会で再び200mに出場。雨の影響で今日もロード練習だったものの、ようやく今季初の平地コースの全力ダッシュを実施しました。

【火曜】 土トラック40mBD×10 : 19歩前半×2、19歩中盤×3、19歩後半×4、20歩×1
【土曜】 ロード150m×4(ほぼ全力ペースで7分レスト) : 20"2+20"2+21"2+22"0(強い追い風)

 今年は雪解けが早かったにもかかわらず、雨の影響で大学土トラックでは火曜日の練習でまだ2回目。今週はスピードBDではなく、1歩1歩を強く叩くことを意識し歩数短縮に努めました。それでも19歩後半が多かったのですが、背筋に相当負荷がかかっており、体軸維持しながら行えたのが分かりました。ぎっくり腰には要注意ながら、良い傾向であることは間違いありません。

 今日は予報より気温が上がって15度ほどで、強い風でもそんなに寒さは感じませんでした。強い追い風の下ではピッチが空回りしてバランスを崩しがちですが、こちらも体軸維持を意識することで今回はストライドとの調和が取れていたようです。タイムも「追い風参考」ながら、1・2本目がコースベスト。反動で3本目はペースダウンし乳酸が溜まり始めるも、目標通りの4本をクリア。200m対策としては質の高い練習が出来ました。ちょうどオーバースピードトレに相当する内容を怪我なくこなせたことは良かったですね。

 過去を振り返っても、ゴールデンウィーク期間中に今日くらいのスピード練習をこなせた年は、5月中に一気にスピードアップに成功しています。今年は早めに400m練習に移るためにも、その基礎スピードとなる200mで5月中に記録を狙うつもりで頑張ってみようと思います。

2016年4月24日(日) 実力通り

 今日は今季の短距離初戦となる北日本陸上大会に参加。弘前に引っ越してきた2010年から毎年出ている大会で、例年通りの200m出場です。冬練からの移行期の実力を見るという位置付けでいますが、先週からの腰痛が収まった代わりに右ハムストリングの張りが出ていました。昨年もこの部位に不安がある中で出場して悪化させただけに、今回も迷いました。それでも太腿前面部のストレッチと腰痛バンド着用で何とか行けそうな状態になったので、予定通りにスタート位置に着きました。

 今日は20度近い陽気だったものの、例年通りテントがバタバタとなびくほどの強風で、200mは前半コーナーから向い風という悪条件。それでもまずはリラックスと体軸維持を心がけることにします。スタート後、あっという間に内側の高校生達に抜かれるも、体軸維持、体軸維持・・・と言い聞かせるように走り続けます。ラスト20mは失速するも、腕振りでストライドを稼ぐように踏ん張りゴール。それでも大差の最下位で、26秒台は厳しいという思いでしたが、ハムに全く異常が出なかったことにまずホッとしました。間もなく発表されたタイムは・・・

   27秒62(−2.3m) 

 色々と言い訳できるコンディションとはいえ、目標の26秒台後半には及ばず、サングラス鉄拳およびキックを浴びて桜の花びらとともに舞い散るツチヤ先生。やはり全力走の練習開始がまだ1週間前ですし、その練習タイムから見ても妥当な結果でしょうか。無酸素持久力以前に絶対スピード不足が露呈されましたが、幸い今回は故障なく走り切れたので、現状の実力を正確に把握できたのが収穫です。

 今回の結果から、まず絶対スピードを上げていくことが課題となりますが、持久力も同時に養成できるメニューで強化していきたいと思います。そのための練習メニューも昨年の経験からバッチリ分かっているので、引き続き故障に気を付けながら練習に取り組んでいきたいですね。

2016年4月16日(土) 全力ダッシュはまず坂コースで

 今週も雨の影響で土トラックはぬかるんでおり、平日・今日ともに練習は大学体育館わきのアスファルトコース。来週末に今季初戦となる200mレースを控え、坂60mコースでのダッシュを行いました。

【木曜】 40mスピードBD×11:19歩×1、19歩前半×1、19歩中盤×6、19歩後半×3
【土曜】 坂60m×5×3(ほぼ全力ペース、60m歩きレスト・セット間15分):9"5・9"8・9"7・9"7・9"7+ 9"6・9"9・9"8・9"7・9"7+9"7・9"8・9"7・10"0・10"1(平均9.8秒)

 先週に引き続いてのスピードバウンディング。最近忘れかけていた重心下を叩く意識を思い出したところ、地面からの反発力がより増したせいか19歩中盤以内の跳躍が多くなりました。遅ればせながら、いよいよ18歩台突入というところです。

 今日は平地での全力ダッシュに入る前段階の練習という位置づけ。脚に異常が出ない限りは、ペースダウンしても5本3セットこなそうと決めてスタート。今年最速となる動きの中で、やはり体軸維持を意識しながらこなしました。平均は9.8秒でしたが、100m12秒台が出ている時期は9秒台前半が何本か出るので、やはりスピードはこれから伸ばす余地があります。ちなみに心配していた腰痛は、むしろ練習中は筋肉がほぐれていたせいか全く異常は出ませんでした。

 坂コースは平地よりもややスピードが落ちるため、全力走でも結果的には過大な負荷はかからず、フォーム調節しながら走れる余裕もあります。それでも右ハムと股関節にかなり負荷がかかりました。昨年は同様の状態でレース直前調整で故障が出てしまったので、来週末までは慎重に過ごそうと思います。これまで予定通り量をこなす練習が出来ているので、ジョグ程度の調整でも十分でしょう。それで26秒台後半が出ればサングラス的指導は無しかな・・・なーんて思っている今日この頃です。

2016年4月9日(土) 追い風に乗って

 今週は暖かい日が多かったものの、雨のせいで土トラックは使用できず。150mロードコースを使って追い込み練習を行いました。

【火曜】 ロード40mBD×11:19歩中盤×2、19歩後半×9
【土曜】 ロード150m×7(400mペース、5分レスト):22"1+21"7+21"4 (90歩)+21"6+22"8+?+23"5

 火曜日は学生が体育館全面を使っていたため、ロードでのバウンディングでした。脚への衝撃が大きくなることを考慮して、たたく力より速さを意識したスピード40mBDにトライ。全て20歩を切り、動画で確認するとやはり上方向より前方向が強調された走動作に近い跳躍になっています (19歩中盤の動画)。そのせいかハムの筋肉痛もいつもより強く出ました。今後のスプリントシーズンは、このスピード形式が有効かも知れません。

 今日はそこそこ暖かいものの強風で、追い風で走れば400mペースでも良いスピード練習になると考えて実施。最低ノルマの5本はクリアし、次の6本目で終了予定でした。しかしストップウオッチが動いておらず、気合でもう1本追加。スピード維持重視ながらも耐乳酸トレも少し兼ねるという内容で、良い練習が出来たと思います。強い追風ながら走行中はバランスを崩すこともなく、歩数も400mペースとしては少ない90歩。体軸維持が出来ていたせいかハムにもしっかり負荷がかかっており、また明日の筋肉痛の出方が楽しみですね。

 来週は坂60mコースで全力ダッシュを行ってみようと思います。まだ平地での全力走の繰り返しはリスクが大きいですが、坂ならばやや負担が減ってちょうど良い負荷になると思われます。その1週間後が初戦の200mレースなので、まずは故障に気を付けて当日を迎えるようにしたいですね。

2016年4月2日(土) 例年より早く土トラックへ

 今日はついに大学土トラックで練習開始。まだ完全には乾いておらず少し柔らかい状態ですが、それでも例年より2週間ほど早く使うことが出来ました。気温も15度近い春の陽気で、まずは400mペースでのスピードと持久力をチェックできるメニューを行いました。

【木曜】 体育館40mBD×10:19歩前半×2、19歩中盤×1、19歩後半×5、20歩×1、20歩中盤×1
【土曜】 土トラック100m×7(400mペース、100m歩きレスト): 
    15.6+15.7+15.6+15.6+16.3+16.1(10分レスト後に)16.0

 バウンディングでは、途中着地で踏ん張れずに20歩を大きく越えたものもありましたが、もう少しで19歩切りという跳躍も出てきました。4月中には全て19歩前半以内でこなせるパワーを戻したいものです。

 今日の100mインターバルは、まず体軸維持を意識し、400mレースのスタートのような緩やかな加速を心掛けました。現在はバウンディングが本調子ではないせいか、ピッチを上げると地面を押す力感があまり感じられません。その結果として、強い横風というコンディションとはいえタイムが好調時より0.5秒ほど落ちています。加えて、本来は10本目標のメニューで4本までしか維持できず、7本目の途中で両ふくらはぎが攣りかけて8本目以降は断念。例年の春先同様に、スプリントペースでのスピードと持久力はまだ不十分という事が分かりました。

 先週も書いたように青森県の4月は寒い日も多く、まだ冬練中と位置付けている人もいるほどです。よってこの時期は、故障することなく室内練習で落ちた走効率を上げていくことが重要です。もちろん私も頭では分かり切っている事なのですが、焦りや油断から毎年のように故障発生しています。全力ダッシュに入る前に、400mペースでのスピードを戻して追い込むことで基礎体力を養成しようと思います。

2016年3月26日(土) 少し無理して練習

 今週はすぐに解けたものの何度か雪が降り、大学土トラックは再び水たまり状態です。今日はまた感冒性胃腸炎のような症状で体調不良。日中は家で寝ていました。夕方には微熱程度まで下がったので、ロード150mコースで練習しました。

【火曜】 体育館40mBD×14:19歩中盤×4、19歩後半×5、20歩×5
【土曜】 150m×6(準スプリントペース・レスト150m歩き):23”8・23”7・24”4・24”5・24”2・25”7  

 火曜日はまだ筋肉痛が少し残っていましたが、10本を越えても20歩を切る跳躍が出るなど、徐々に調子が上がってきています。おそらく今後のスプリント力向上に伴って18歩台に入っていくのではと思います。

 今日は本来ならシャトルラン形式で150m×2を3セットの予定でしたが、体調も考えて短時間で終われるようにと歩きつなぎのメニュー。3本くらいでばてるかと思いましたが、5本までは何とか維持できました。イーブンで300m走り切れるペースに相当するので、無風のロードコースとしては悪くないタイムです。さすがに敢えて追加した6本目は失速し、終了後は酸欠大魔神登場でしたが、冬練で苦労した割にはこのペースの持久力はまずまず出来上がっています。1本1本体軸維持を意識したせいか、効率よい前進につながったからかも知れません。これならば、来週から400mペースの練習に移っても大丈夫だと思います。

 4月中はまだ冷え込む日も多いので、スピード練習は慎重に行わないといけません。まずは400mペースで追い込み、このタイムを上げていくことで100・200mのスピードの基盤を作っていきたいと思います。

2016年3月19日(土) 屋外走練習で変化が

 平地はほとんど雪がなくなった弘前市内。例年雪が多い年でもこの時期くらいからロードコースの練習を始めるので、遅ればせながら今週からいよいよ屋外練習を開始しました。

【月曜】 150m×6(800mペース・レスト150m歩き):26”0・26”6・26”2・26”6・26”5・26”7  体育館40mBD×6:20.5〜22歩
【土曜】 坂60m×20(準スプリントペース、1セット目13本・2セット目7本、レスト60m歩き・11〜13本目はジョグつなぎ):@10”1、A〜H10”3〜10”5、I10”6、J10”8、K11”0、L11"3、M10”2、N〜Q10”4〜10”6、R10”7、S10”8

 この冬練中は、1月の1500mレースが最も速い走練習なので、まずは800mペースからスタート。腕と脚の連動が今一つで動きがしっくりきませんでしたが、レスト時間が長いせいか150mの6本は意外と楽でした。そこでバウンディングを追加しましたが、バネは残っておらず20歩は大幅に越えました。その後は数日強い筋肉痛に見舞われましたが、このペースでも走練習は室内練習よりずっと質が高いことが実感できましたね。

 今日は例年よりはるかに早く乾いた土トラックでの練習予定でしたが、またあいにくの雨。という事で、雨宿りしながら出来る坂60mコースでの練習を実施しました。距離が短いので準スプリントペースに上げて連続20本トライ予定も、途中で雨が強くなりジョグつなぎに切り替え。それでペースが落ちてきたので、7分レストの2セットに分けました。体軸維持とストライドを意識して、スプリントの動きに近くなるよう心掛けたところ、終了後はハムストリングスに強い疲労感が。坂を跳ねて上がるという動きになっていたようで、これは昨年までは全力走でもなかなか得られなかった感覚です。40mBDは不調続きでも体軸維持をずっと意識してきたので、それが走動作にも生かされてきたのでしょうか。タイムも土トラックなら100m16"0前後のペースに相当、久しぶりに走った割にはまずまずだと思います。

 気が付けば、1か月後には今季初戦となる北日本陸上大会が行われます。この1か月間は室内から屋外練習への移行期にあたります。室内練習で走効率が落ちているので、いきなりペースアップすると故障しやすい時期でもあります。冬練での努力を無駄にしないためにも、全力走に入る前に、まずは400mペースの走効率を上げることを目標としたいですね。土トラックで300m45秒前後なら400m60秒切り、そして100・200m練習のための実戦的な持久力としても合格と言えるので、徐々にそのレベルを目指していきたいと思います。

2016年3月12日(土) そろそろ質を意識

 今週は大学卒業式関係の行事でバタバタ。今日は式当日だったため、1日繰り上げて昨日練習を行いました。

【日曜】 体育館40mBD×9:21歩×2、21.5歩×3、22歩×3、22.5歩×1
【火曜】 バイク2.3kp×50秒×4(2分レスト):@110rpm、A110→105、B105→100、C100→95rpm
【金曜】 体育館40mBD×11:19.5歩×3、20歩×4、20.5歩×4

 最近はバイク練習、バウンディング共に本数がこなせても強度が低い状態が続き、伸び悩んでいました。よって質を上げることで新しい負荷をかけ、パワーアップを目指すべき時期になっています。日曜日は前日の練習でのダメージが少ないこともあり、敢えて連日での実施。昨日は出来れば屋外で走練習をしてからBD・・・という予定でしたが、昼休みしか時間が取れずBDのみ。疲労がない中での実施とあって、レスト時間を十分に取って何とか20本切りが3本。まだ本調子ではないものの、最近になく1歩1歩の強度が上がったせいか、今日は久しぶりにハムストリングスと腹斜筋がしっかりと筋肉痛に。これ位の負荷が掛けられれば今後の向上も望めますね。
 またバイク練習の方も、これまでの1500mペースから800mペース負荷に上げて実施。好調時なら120rpmからスタートして5本こなせる(回転数は落ちるが)メニューなので、こちらもまだまだ力不足。それでもこの一段高い負荷に慣れていくことで、強化をしていかないといけませんね。

 来週こそは週末にロードコースで走れればと思います。800mペースで150m×10こなせれば、バイク練習よりはるかに実戦的な負荷になるのでトライしようと思います。

2016年3月5日(土) 幻だったバネの神様

 今週は火曜日に感冒性胃腸炎で高熱が出て、水曜日は1日寝込んでいました。ちょうど練習での疲労回復週に充てようと思っていたので、良いタイミングの休養。回復した木曜にはハムストリングにバネがみなぎる感覚が出たので、週末の40mBDはもしや・・・という期待。その木曜は軽いジョグと30m流し程度で体調を整え、今日の40mBDに臨みました。その結果は・・・

【土曜】 体育館40mBD×10(40m歩きつなぎ):@20歩、AB20.5歩、C〜E21歩、F〜H22歩、I22.5歩

 回復どころか、ワタクシはどこまで落ちるんでしょーか!?と叫びたくなる惨敗。床を叩く意識は出来てもパワー不足で伝わらないのが自分でも分かりました。もう体調回復していながら、ついに20歩を切れなくなり、お約束通りスターウォーズのテーマに乗って現れたサングラス軍団のキック・パンチ・砲丸・上手投げ・その他諸々を浴びたのでした。また動画をリンクしますが、フォームに乱れはないものの、やはり叩く力が弱い結果こじんまりとしたBDになっていますね(今日の20.5歩の動画) ここまでバウンディングがスランプに陥るのは初めてで、この現状ではレスト時間を伸ばして1本1本の質を上げないといけません。スプリント練習でもそうですが、このまま同様の負荷で続けてもパワー向上は見込めず、もはや何のためのBDか意味が分からなくなってきます。最近は本数ばかりに目が行っていましたが、冬練期間とはいえBDの目的はあくまでも歩数短縮でなければなりません。

 という訳で、自信満々で臨んで見事に砕け散った今日の40mBD。単に悔しいとか次に頑張るという事で片付けず、進歩につながるように練習メニューを考えていきたいと思います。しっかし、今日のサングラス軍団は恐怖というよりむしろ壮大だったわ・・・(以下、涙を浮かべて回想にふける)

2016年2月27日(土) 不調の底、それは即ちサングラスのピーク

 いよいよ2月も終わりで、冬練も終盤に入ってきました。このコーナーの1月31日に書いた2月の目標には達していないものの、現状での持久力と筋力把握、そしてもちろん強化も兼ねてバイク練習と体育館40mBDを行いました。

【月曜】 バイク2.3kp×60秒×6(1分レスト):@〜B100rpm、C100→95rpm、D95rpm、
E90rpm
【木曜】 バイク2.3kp×60秒×7(1分レスト):@〜B100rpm、C95rpm、D〜F90rpm

【土曜】 体育館40mBD×10(40m歩きつなぎ):19歩中盤@、19歩後半A、
B〜I20歩前半→22歩

 バイク練習はこの負荷で100rpm×7本が2月の目標でしたが、3本の壁をなかなか突破できません。経験上、ある時点からスッと維持できるようになる事が多いので、めげずに頑張っていくしかありません

 今日の40mBDは先週以上の不調でした。20歩を切ったのは2本だけ。10本目は22歩もかかる有様で、サングラス的指導を存分に受けたのは言うまでもありません。体調はいたって普通であり、脚の方も故障はおろか違和感すらありません。フォームに崩れもないので原因が特定できませんが、この2週間で急に調子が落ちていることから、そろそろ目に見えない疲労が出てきている時期かもしれません。週2回のバイク練習は終了後立てなくなるくらいの追い込み度なので、筋肉痛は出なくとも疲労の蓄積は当然出てくると思います。これは強化時期なので仕方ないとはいえ、さすがに現在のBDでは練習効果も期待できないでしょう。来週のバイク練習は軽くし、筋肉をリフレッシュさせて調子を上げていこうと思います。という訳で、以下の意気込みを・・・

「来週末の40mBDは見ててくれや。今日と同じなら、いくらでもキックさせてやるよ。」 

 出ました、ツチヤ先生得意の挑発口調。本当にダメな場合、どういう悲劇が起きるのかを全く想定していないのでした・・・

2016年2月20日(土) 不調でも意識は同じ

 今週は中盤以降の雨でロードの雪が再び消え、今日は2月としては異例の屋外練習が出来る状態でした。あいにくの雨模様となり実現できませんでしたが、体育館でいつも通りの40mBDを行いました。

【火曜】 バイク2.3kp×60秒×7(1分レスト):@〜B100rpm、C95rpm、D〜F90rpm
【木曜】 バイク2.3kp×60秒×6(1分レスト):@〜B100rpm、C100→95rpm、D95rpm、
     E90rpm
【土曜】 体育館40mBD×12(40m歩きつなぎ):19歩後半@〜D、20歩F〜H、
     20歩前半EI、20歩中盤J、20歩後半K

 バイク練習は4・5本目で少し踏ん張れるようになり、100rpmで5本維持は近いかという状態。いずれもラスト1本後の心拍数は180/分に達しており、限界まで追い込んでいることになります。3月一杯まで地道に続け、走練習にどういう効果が表れるかが楽しみです。

 今日のBDは、寝不足のせいか筋肉の状態が普段と違っていたようで、中盤以降全く踏ん張れませんでした。ラスト1本は21歩近くかかりましたが、こんな時でも上体の反動や膝の伸展に頼らず、やはり体軸維持を意識して1歩1歩しっかり床を叩くイメージを大事にしました(12本目の動画のリンク)・・・あっ中嶋先生、やはりお出ましで!!

「2月中の40mBDの目標は、10本とも19歩前半だったよな?これも無理だな?という事は、ワシのキックの勝ちだよな?」 

 今日の不調は飛躍前の伏線・・・そう信じて、来週末に奇跡の跳躍を見せてやろうと思います。

2016年2月13日(土) 押し込む意識で

 今日は急に気温が上がり雪解けが進んだ弘前。それでも完全に雪が消えるまではロード練習は危険なので、今日も体育館バウンディングで強化しました。

【火曜】 バイク2.3kp×60秒×6(1分レスト):@〜B100rpm、C95rpm、DE90rpm
【木曜】 バイク2.3kp×60秒×7(1分レスト):):@〜B100rpm、C95rpm、DEF90rpm
【土曜】 体育館40mBD×13(40m歩きつなぎ):19歩中盤BEF、19歩後半@CDHIJK、20歩AGL

 バイク練習では100rpm維持は相変わらず3本しか出来なかったものの、やや落ちても本数はこなそうと何とか頑張りました。苦しくなる中盤以降は股関節回転に加えてペダルの押し込みも意識。一般的に陸上選手のためのバイク練習では、「押し込み動作ではなく、脚の引き上げ動作を意識すべき」と言われています。引き上げることでハムストリングスへの負荷を強めるという意味なのでしょうが、実際の走動作では強く地面を叩いた反発力を生かして無意識に脚の引き上げが起こるので、ペダルの引き上げ動作の意識とは逆になります。ペダリングでも押し込んだ勢いで自然と脚の引き上げにつながるので、むしろこの意識でないと走動作には結び付きません。私の知り合いで運動力学に詳しい人たちに聞いても、やはり同じ意見ですね。

 そのバイク練習で不十分なハム強化を行うのが、まさに週末のバウンディングインターバル。今日もやはり床を押し込む意識で跳んでいきましたが、その反動で着地時に踏ん張り切れずにバランスを崩す跳躍が多かったです。それでも週を追うごとに19歩中盤が増えてきているので、安定感が増してくれば19歩前半も徐々に出て来るでしょう。

 練習成果は必ずしも直線的には伸びていかないものの、飛躍のための地力につなげるためにも、毎回課題を持って取り組んでいきたいと思います。

2016年2月6日(土) 持久力は1歩前進

 冬練も中盤に差し掛かってきました。体調面に不安はなくなったものの、目標とする体力レベルにはまだ達しておらず、引き続き地道な練習を続ける必要があります。今週も先週同様に、エアロバイクと40mBDでの強化を行いました。

【火曜】 バイク2.3kp×60秒×5(1分レスト):@〜B100rpm、C100→90rpm、D90rpm
【木曜】 バイク2.3kp×60秒×10(1分レスト):全て90rpm
【日曜】 体育館40mBD×12(40m歩きつなぎ):BD19歩中盤、@ACFI19歩後半、
     EGHJK20歩

 火曜日は久しぶりに回転数を100rpmに戻してトライ。5本は維持出来るかな・・・と予想しましたが、完全維持は3本にとどまりました。それでもバイク練習を週2回続けているおかげか、この3週間で1歩前進というところです。90rpmではようやく10本維持を達成したので、100rpmでも2月中に7本維持という目標は持ち続けたいですね。
 今日の40mBDは、動きがスムーズになった3〜5本目で19歩中盤が出たものの、その後は疲労で20歩連発という結果。歩数短縮に加え筋持久力を同時に養成する目的があるので、まずは10本連続で19歩前半を維持できるようにしたいものです。今日のラスト3本は疲労で着地時にハムストリングスの踏ん張りがきかず、ふくらはぎに負担がかかって攣りそうになりましたが、何とか頑張って12本こなしました。

 BDでは伸び悩んでいる状態ですが、歩数短縮ばかり考えると、上体が突っ込み過ぎたり膝の曲げ伸ばしに頼ったフォームになりがちです。それでは走動作に直結する練習にはならないという事は、昨シーズン経験済みです。あくまで地面からの反発力を上手く利用したフォームで動的ストライド拡大を目指して行きたいですね。

2016年1月31日(日) 中間目標として

 今日は五所川原市の克雪ドームで開催される室内1500mレースに出場予定でしたが、ゆうちゃんの誕生日記念撮影に時間がかかってしまい、残念ながら欠場。撮影日を延期しても良かったのですが、昨日キャンセルしての撮影なので今日のうちに撮ってしまいたい。加えて練習の一環で走る1500mなら別に・・・という気持ちになり、今回は家族行事を優先しました。代わりに大学体育館に出向いて40mBDを行っておきました。

【火曜】 エアロバイク2.3kp×60秒×8:1分レストで90rpm
【木曜】 エアロバイク2.3kp×60秒×4:1分レストで90rpm
【日曜】 体育館40mBD×14(40m歩きつなぎ):12本目は20歩、それ以外は19歩後半

 火曜日のバイク練習では今度こそ10本と意気込みましたが、まだ8本が限界。この負荷で10本とも100rpm維持=2分レストで300m60秒×10とみなせるので、まだまだ継続練習が必要ですね。
 今日は歩数が維持できる限りの本数をこなしました。歩数こそ19歩後半にとどまりましたが、20歩以内で行った40mBDとしては過去最高の連続14本でした。終了後は背筋に負荷がかかっているのが実感でき、体軸維持したまま縦の荷重に耐えられるように強化するフォームが出来ているということになります。むしろ昨冬より歩数は増えているものの、練習目的としては現在の方が適切であると言えますね。

 これから冬練も中盤に入っていき、その中間目標として以下のレベルを目指していこうと思います。

【2月中】エアロバイク2.3kp×60秒・・・1分レストで100rpmを7本維持
     40mBDインターバルは全て19歩前半で

【3月中】エアロバイク2.3kp×60秒・・・1分レストで100rpmを10本維持
     40mBDインターバルは半分は18歩台で

 現状を考えると決して楽な目標ではありません。しかし、この位でないと400mで60秒切り出来る基礎体力とは言えません。1か月ごとに目標を置くことで集中して練習に取り組みやすくなると思うので、頑張っていきたいと思います。

2016年1月23日(土) 似て非なるもの

 今週も、平日はバイク練習、週末は40mBDという内容でした。ふくらはぎは完治といえる状態ですが、しばらくシャトルランは行わずにバイク練習で代用していく予定です。

【月曜】エアロバイク2.3kp×1分×8:1分レストで@〜C90rpm、D〜G85rpm

【水曜】エアロバイク2.3kp×1分×8:1分レストで@〜G90rpm

【土曜】 体育館40mBD×12(40m歩きつなぎ):19歩中盤1本、19歩後半8本、20歩3本

 バイク練習は、負荷はそのままで先週より回転数をやや下げて10本維持を目指しました。現状では、これでもかろうじて8本まで。とりあえず10本クリアした時点で100rpmに戻し、維持できる本数を増やしていきたいと思います。ちなみに漕ぐ時には、踏み込みよりも股関節の回転を意識すると踏ん張りが利きます。これは走動作にも結び付く動きなのではと思います。

 今日のバウンディングは歩数を維持できる限りの本数をこなしました。いつもの体軸維持意識に加え、1歩1歩しっかり床を叩くイメージで行いました。その様子の一部を以下の動画で紹介します。参考までに2014年12月に行った時の動画(20歩)と比べてみます。

        今日の40mBD
        2014年12月の40mBD

 1年前の時は40mを初めて20歩で行けた!と喜んでおり、フォームもまずまずだと思っていました。しかし今改めて見てみると、床を叩けておらず単なる大股走になっているのがよく分かりますね。床のキック音の大きさも明らかに現在より小さいです。ストライドは現在と近いとはいえ、実質的には大きく違う動きになっており、まさに似て非なるものと言えるでしょう。数年前はBDを行っている割に効果が・・・という状態でしたが、このやり方では当然でしょうね。もちろん現在はまだまだパワー不足なので、これで良いという訳ではありません。40mBDをしっかり継続することで歩数短縮を目指して行きたいと思います。

 さて来週末は、200m土トラックでの室内1500mに出場予定です。当初は400mの予定でしたが、前回レースで6分を切れなかったので再度1500mにチャレンジです。現状では前半抑えても後半上げる力がないので、むしろ突っ込んだペースで入って後半踏ん張る展開の方が良さそうです。バイク練習と40mBDの効果がどう出るか、試して来たいと思います。

2016年1月16日(土) 悪い事も良い事も

 先日の室内1500mレースで再発したふくらはぎ痛は、日に日に回復。それでも、いきなりの走練習は無理そうなので、今週はふくらはぎに負担を掛けないメニューで強化しました。

【火曜】エアロバイク2.3kp×1分×3:1分レストで@A100rpmB100→80rpm、その後1.5分レストで1.5kpに落としC〜F80rpm

【水曜】エアロバイク2.3kp×1分×3:1分レストで@A100rpmB100→80rpm、その後1.5kp×20分(70〜75rpm、心拍数160/分)

【金曜】 体育館40mBD×9:21→19.3歩

 エアロバイク練習では予想以上の持久力不足を露呈。2.3kpで100rpm維持というのは屋外300m60秒のインターバルをシミュレーションしたものなので、バイクの1分レストなら7本はいける・・・どころか3本すら持たず。負荷を下げてレストを伸ばしても80rpmがやっとです。予定外だった中嶋サングラス陛下誕生日キックを存分に浴びたのは言うまでもありません。再チャレンジの水曜日も同じで、やはり44mシャトルランは苦しい体感の割に300mインターバルより実質的負荷が低いという事が分かりました。ふくらはぎへの負担を減らすためにも、しばらくはバイク練習を取り入れた方が良いというタイミングですね。

 今日と明日はセンター試験業務のため、1日繰り上げて昨日40mBDを実施。こちらもふくらはぎへの負担は小さいメニューで、現状なら大丈夫と判断。念のためカーフバンド着用で行いました。最初はウォームアップ程度で21歩、痛みは出ず大丈夫そうです。その後徐々に全力ジャンプに近づけて、19歩前半で跳んでも痛みは全く出ませんでした。やはりバイク練習だけではハムストリングス強化が不十分なので、バウンディングが出来ると出来ないでは大違いです。本数を重ねれば、つなぎ練習どころか本格的な走練習並みの効果も期待できるだけに、これからも本腰を入れて取り組みたいと思います。

 という訳で、ふくらはぎをカバーしながら追い込める練習が出来る現状です。中距離ペース持久力を好調時に近づけるべく頑張っていきたいと思います。

2016年1月10日(日) 見よ少年たちよ

 今日は弘前市体育館で行われた室内1500mに参加しました。火曜日の練習で左ふくらはぎを痛め、今日はギリギリ回復した状態。迷いましたが、無理しなければ完走できると判断し、スタートを切りました。火曜日の練習と併せて以下の内容でした。

火曜】 体育館44mシャトルラン×7×9(2分レスト):73・73・74・75・75・76・77・75・78(10本目途中で痛み発生)
【日曜】 室内1500mレース(体育館13周):6分12秒(800m通過 3分18秒)

 シャトルランは9本目でオールアウト状態でしたが、あえて10本目を狙ってふくらはぎに痛み発生。しっかり追い込める良いメニューなのですが、気を付けていてもこの部位を痛めやすいのが難点です。幸い回復が早く、間に合えば今日の1500mを走るつもりで準備していました。

 今日はアップのジョグでは問題なしでしたが、レースペースの流しでは何となく違和感が。しかし、1500mは男女合わせてもツチヤ先生一人の参加。棄権すればサングラス審判にガミガミボコボコ・・・という訳で、痛みの出ないペースで完走を目指すことにします。
 体育館13周でカーブがきついので、ふくらはぎを注意しながらのレース運び。800m通過は3分18秒と6分切りは厳しい状態。それは仕方ないとして、この辺りからふくらはぎの痛みが出始めてしまいます。しかしスタンドから中学生達が声援を浴びせてくれる中でのレース、ここまで来たら完走してしまおうと決心。苦しい後半も何とか踏ん張り、6分を大きく越えはしましたが無事にゴール。鳴り響く拍手の中で、少年たちに模範教育的姿勢を見せつけたツチヤ先生がおりました。完全にイーブンペースで走って6分12秒なので、前半から突っ込めば6分を切れたかも知れませんが、今日の脚の状態では無理はできません。現状で出来る限りの走りは出来たので、良い練習にはなったと思います。

 なお、左ふくらはぎの方は再びストレッチ痛が出ていますが、悪化して肉離れになったわけではないので、また数日で回復すると思います。この程度で済んだので、まあ今日の参加は失敗ではなかったと言えるでしょうか。ただこれ以上の負担はかけたくないので、しばらくはシャトルランの代わりにパワーマックスで心肺系を追い込みたいと思います。1月31日には200mトラックでの室内大会があるので、ここで1500mに再度チャレンジ予定です。

2016年1月2日(土) 真の古豪復活目指して

 2016年が始まりました。この冬はここまで珍しく雪が少ない弘前。ロードコースも雪が残ってはいますが持久走を行うには問題なさそうなので、825mコース×5周で今年の初練習をスタートさせました。火曜日に行った2015年練習納めと併せて、以下の通りです。

【火曜】体育館44mシャトルラン×7×8セット(2分レスト):73・73・74・76・75・75・75・75秒
     40mBD×6:21〜20歩
【土曜】4130mビルドアップ走:20分7秒

 過去の冬練でも行った火曜日のシャトルランは、屋外の1500mペース300mインターバルの代替メニューです。完全に同等ではなくとも、やはりこのメニューが最も中距離的負荷が高いですね。今回は4本目にして限界を感じ、2セットに分けるかレストを3分にするか・・・頭をよぎりますが、サングラス先生が妥協の女神様をバックドロップして2分レストのまま続行。最低ノルマの7本を越え、次回10本達成に期待ですね。40mBDもバネが残っていませんでしたが、何とか6本追加しておきました
 今日は雪の残った部分に注意しながら、ビルドアップ形式で上げていきました。当初は普段通り825m×4の3.3キロで終了予定でしたが、余裕があったので1周追加。この1周は3分48秒まで上げてフィニッシュ。やや追い込んだくらいで、余裕を持ってキロ5分ペースを切れたので、持久力の方も少しづつ上がってきているようです。

 さて、2016年の目標は以下の内容であります。

      「400mで60秒を切って真の古豪復活」

 昨年は100・200mで復活を遂げたシーズンでしたが、やはり400mで復活してこそ本当の意味での復活でしょう。まず冬練で乳酸閾値を上げるところから始まり、バウンディングによるパワー獲得、さらにはフォーム解析も行い、総合的に400m走力を上げる努力が必要です。昨年200mで成功した点を400mまで延長する・・・そんな方針で取り組んでいきたいと思います。そうすれば・・・あっ、中嶋サングラス先生、新年早々お怒りのようで!

    「お前はワシに年賀状を送ったのかね?」

 中嶋先生から年賀状を頂いたのに、こちらからは出さなかったという大逆罪を犯したツチヤ先生。波乱の2016年の幕開けとなりましたが、来週末の室内1500mレースで頑張って許して頂くことにしましょう・・・